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【徹底検証】『ノモンハン・責任なき戦い』とNHKの責任

2019-01-04 10:07:20 | 左翼メディア



 毎夏恒例、 NHKスペシャルでの旧日本軍誹謗中傷特集。今年の目玉は『ノモンハン』。昨年は、『インパール』と『731部隊』『樺太戦』だった。相変わらず、陰惨なBGMと恨みがましいナレーション。『ノモンハン』での悪玉は辻政信少佐で、まるでオカルトのような絵を使って印象操作をしている。ヴォルデモート卿かヘルレイザーのようなイメージ。歴史背景や戦闘の詳細に関する客観的な説明は少なく、『敗北』『過小評価』『責任』という3つの単語を只管、連呼して断罪する。こうした番組の場合、視聴者は二派に真っ二つに分かれる。日本軍の悪逆非道ぶりを再確認できて大喜びし、安倍政権に日本軍のイメージを重ね合わせ、護憲を誓うタイプと、いい加減にウンザリしてNHKへの不信感を深め、受信料支払いを拒否しようと心に決めるタイプ。この二つのタイプ以外は、多分、見ない。そんな番組である。

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 国民から受信料を強制徴収しているNHKが、このように偏向した政治的メッセージを含むドキュメンタリーを量産し続けることは問題なのではないか。NHKの問題を考える意味で、番組内容を検証してみたい。当番組では冒頭、NHKが日本軍の問題点を列挙し、大きなキャプションをつけて映し出しているので、これを一つ一つ検証していく。


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1.「敗北」を連呼するNHK 実際はどうだったのか?

 ノモンハンは、ソ連が自軍の損害を秘匿して「大勝利」を喧伝してきたことに加え、戦後、日本国内で軍部への偏見と憎しみが重なり、恰も日本が大敗北を喫したかのように説明されてきた。共産国家・ソ連に対する左翼知識人の盲目的な憧憬もソ連「大勝利」説に拍車をかけた。だが、ソ連崩壊後、ソ連側から新たな資料が発見され、ソ連軍の被害規模が予想以上に大きかったことも判明したことから、評価の見直しが進んでいる。ところが、ソ連崩壊から既に30年近く経過しているにも拘わらず、NHKが今さら日本軍「大敗北」を高らかに連呼するのには驚いた。『ソビエト側の死傷者は2万5千人。日本軍は2万人』と番組で新しい数字にこっそり言及しているというのに。数と装備で遥かに上回る相手と戦い、より大きな損害を与えたのだから、関東軍の健闘を称えても良さそうななものだが、NHKは只管「敗北」という言葉を連呼し、日本軍を断罪する。

 日本が敗北したと断定する根拠として、戦後の国境線がソ連・モンゴル側の主張する通りになったからだと主張する人がいるが、これは事実に反する。駐ロシア大使・東郷重徳がソ連の外務大臣モロトフと粘り強く交渉した結果、「双方とも現在占拠している線で停戦」で妥協が図られている。これは、ソ連の大攻勢と日本軍の撤退によって失った領土がある一方、日本軍が占拠したハンダガヤ - アルシャン地区について日本軍占領を既成事実化することを意味し、実質的にほぼ対等な条件となっている。ソ連は、ノモンハン事件の最中の1939年8月23日、ドイツと独ソ不可侵条約を締結し、日本との停戦協定が成立した直後の9月17日、ドイツと共にポーランド侵攻を開始している。ポーランドやバルト三国、フィンランドへの大規模な侵攻を企図している最中、満州国境で発生した日本との武力紛争は、ソ連にとって極めて都合が悪く、西部戦線での予行演習をかねて、東部へ大部隊を派遣し、日本に一撃を加えた後、速やかに国境の安定を図りたい意図があったと思われる。もし、関東軍が予定していた新たな大反攻計画を東京の参謀本部が潰していなかったならば、ソ連は東西二正面作戦を強いられることになったわけで、日本との停戦協定はソ連側にとっても渡りに船だった。大規模な国境紛争が発生したことで、日ソ共に大損害を被り、互いの力量を改めて認識しあった結果、日本がアメリカに降伏するまでの数年間、日ソ間の国境紛争はほとんど起こらなくなった。大草原の一部領土の喪失をもって「敗北」を連呼するのは、単に日本軍を罵倒したい意図がミエミエでナンセンスである。


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2.日本軍の「貧弱な装備」 実際はどうだったのか?
 
 NHKが名指しする「貧弱な装備」とは、具体的には三八式歩兵銃と戦車の有無を指す。ノモンハン事件では、空中戦も特筆すべき特徴だったのだが、こちらでは日本軍の方が有利だったせいか、NHKは完全に無視している。陸軍の具体的な装備状況と各国比較については、ミリタリー・マニアに任せるとして(コメント欄にお書き下さい)、興味深いのは、僅かな国防費増加だけでも目くじらを立てるNHKが、国境紛争に際して、日本の「貧弱な装備」を非難していることである。日本陸軍の装備が貧弱だったのは、軍部の怠慢というより、予算が足らなかったから。当時の日本は貧乏国家であり、貧弱な装備を工夫して戦うより仕方がなかった。NHKは、ベトコンが米軍より貧弱な装備で戦ったことを非難するんだろうか? 貧弱な装備しかない国家は、隣国の国境侵犯に対し、何もせずに尻尾を巻いて逃げろと言うのであろうか? 現在、尖閣で中国との領土紛争が深刻化しつつあるが、中国の海警局がどんどん戦力を強化しているのに対し、日本の海上保安部は完全に後れを取っている。もし、紛争が発生した場合、例え「貧弱な装備」であっても、海保は中国船に毅然とした対応をとらなければならない。NHKの「貧弱な装備」批判は、敗者を悪者にして、批判のための批判をやっているに過ぎない。


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3.「敵を知らず己を知らず」 ソ連の情報収集能力
 
 NHKは、日本軍がソ連側の大攻勢を事前に察知することができず、「敵を過小評価した」と非難する。それは確かにその通りである。ソ連がスパイのリヒャルト・ゾルゲを東京に送り込み、アグレッシブに情報収集をしていたのに対し、日本側の諜報活動は全くお粗末なもので、ソ連にやられっぱなしだった。独ソ不可侵条約も察知できず、外交に窮した平沼内閣は総辞職する有様。三国軍事同盟の同盟国、ドイツにも騙され、独ソ戦も寝耳に水。ソ連がアメリカ国内に巨大なスパイ網を構築し、単に情報収集するのみならず、ルーベルト政権の政策にまで影響を与えていたことや、アメリカが日本の外交・軍事暗号を解読し、手の内を全て知っていたことと比較すると、日本は負けるべくして負けた、としか言いようがない。

 ノモンハン事件は国境紛争である。現在、中国と深刻な領土紛争を抱えてる現代の我々にとっては、他人事ではない。日本がノモンハン事件や第二次世界大戦から教訓を得るとすれば、それは、情報収集能力の拡充こそ国防の要だということ。だが、もし、日本政府が米ロ並みの強力な情報機関を設立しようとしたならば、NHKは絶対に反対するはずである。片や、旧日本軍の情報収集能力の低さを罵倒し、片や、情報機関の設立に反対する。そこに矛盾はない。何故なら、戦前の日本軍を罵倒したい心理は、戦後の平和主義からきており、軍隊だけでなく諜報活動もダメ、兎に角、平和へいわーと唱えていれさえすれば平和になるというお花畑な発想に基づいているからだ。「敵を知らず己を知らず」どころか、軍事や諜報の全てについて知りたくない、知らせない、触らぬ神に祟りなし、という発想で、果たして日本国民の生命と財産を守ることができるのか。そうした問題にNHKは全く頓着していない。


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4.「責任」の問題 自決の強要と辻政信少佐の処分

 NHKは、昭和天皇が越境爆撃に激怒し、関東軍司令官・植田謙吉大将を処分するよう示唆したのに、陸軍がこれを無視したかのように描いているが、これも事実に反する。ノモンハン事件後、植田をはじめ、関東軍幹部の多くが解任され、予備役にされている。参謀本部作戦課長の稲田正純大佐が、好戦的な作戦を強行した辻政信少佐を更迭しようとするシーンがあるが、そもそも、関東軍司令官の責任を、一少佐に被せる方が異常であり、組織としてトップの責任問題と、辻への処罰は別問題である。確かに辻は、独断専行癖の強い強烈な個性を持つ軍人で、太平洋戦争では強引で無謀な用兵も少なくなく、毀誉褒貶相半ばする。だが、1939年の時点では、まだ前途ある中堅将校。その将来を潰してしまうか否かは判断が分かれるところだろう。辻は予備役入り寸前でクビの皮一枚繋がり、左遷された後、シンガポール攻略戦で活躍した。陸軍大臣の板垣征四郎ら上層部は辻の才を評価していたのであって、かつて上司部下の関係があったからという「情実」と依怙贔屓だけで辻を庇ったというのは、NHKの邪推に過ぎない。

 問題となった「満ソ国境紛争処理要綱」を辻が起草したことをNHKは問題視しているが、同要綱は関東軍上層部が事実上承認している。辻が書いたからと言って、一少佐に過ぎない起草者に全責任を押し付けるなんて組織のあり方としておかしい。辻の息子までカメラの前で晒し者にするやり方は、『インパール』や『731部隊』の時と同じで、全く悪趣味としかいいようがない。辻は、無気力で責任を回避することだけに長けたズル賢い役人タイプではない。寧ろ、辻を更迭しようとした稲田大佐の方こそ、後の日米戦ではニューギニアに兵を置き去りにしたまま自分だけ脱出するような卑怯な行為をして処分されるなど、典型的なお役人気質といえるだろう。


 
 NHKは、辻が現場指揮官の井置中佐に責任が押しつけて自決を強要したかのように描いているが、これもおかしい。ノモンハン事件で多数の兵を死傷させた組織としての責任と、敵前逃亡・無断撤退をした現場指揮官の責任問題は、全く次元の異なる話である。どんな軍隊であれ、戦闘中、上官の許可なく撤退するようなことをすれば、軍法会議で処罰される。戦後の平和ボケした視聴者には、そうした軍隊の厳しい掟が理解できないのをいいことに、NHKは家族の証言映像などを使って、情緒的に日本軍の極悪非道さを喧伝しているわけだ。

 井置中佐への自決強要を見て、映画『スターリングラード』(Enemy at the Gates)を思い出した。陥落寸前のスターリングラードの指揮を担ったニキータ・フルシチョフが、綱紀粛正のため、劣勢の言い訳を「貧弱な装備」のせいにする将軍にピストルを渡し、自決を強要するシーン。敵前逃亡や捕虜になった軍人への処置は、ソ連軍の方が遥かに厳しかった。戦場での銃殺刑も多く、日本軍の捕虜になったソ連兵の中には、強制収容所送りになった者もいる。独ソ戦では、ドイツ軍の捕虜になったスターリンの息子も、父親に見捨てられて自殺している。日本はそんな軍隊と互角に戦っていたのである。平和ボケした現代の価値観で批判するのは無意味であろう。


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5.「責任」の取り方 NHKのケース
 
 NHKスペシャル『ノモンハン』のエンディング。陰鬱なBGMをバックに、おどろおどろしい声のナレーションで締めくくられる。『79年前、モンゴルの草原で散った無数の命。責任とは何か。組織とは何か。ノモンハンに刻まれた塹壕は、今も私たちにその問いを発し続けています』。これだけ偉そうな啖呵を切るなら、NHKという組織の責任のとり方について考察してみたい。



 この番組の制作統括を担当した西脇順一郎は、2011年に「追跡!真相ファイル:低線量被ばく」という番組で捏造騒動を起こしている。元NHK職員の池田信夫氏が事実の捏造を指摘(『BPOはNHKの捏造を調査せよ』)し、原子力関係者110名がNHK会長と西脇に抗議文を提出する騒ぎになった(『不安煽る番組作りに抗議 NHK 低線量被ばく特集 ICRPも問題視』)。この抗議に対しNHK側が不誠実な対応で終始したため、BPOに審議要求するも、BPOはNHKに忖度したのか審議拒否。結局、「NHK相手に裁判など不可能なので諦めるしかない」ということで有耶無耶にされてしまった(『「NHK低線量被ばく問題報道番組への抗議顛末』)。 

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 この西脇順一郎は、昨夏に放送された『731部隊』の制作にも関わっている。同じように陰鬱なBGM。鉄条網とレールを組み合わせた映像は、明らかにアウシュビッツをイメージするように作っている。ソ連に抑留された軍人、医学者たちが、人権を無視した環境で「証言」させられる映像を、恰も決定的な証拠であるかのように流し、その家族までカメラの前で晒し者にした。見るに堪えない番組だった。

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 軍人に戦争責任を問うのであれば、メディアは放送内容に責任を取らなければならない。だが、現実には、メディアはどんな捏造報道、偏向報道をやらかしても、その責任を問われることがない。朝日新聞による慰安婦強制連行捏造報道では、社長が辞任したものの、国民が朝日を訴えた裁判は敗訴している。NHKスペシャル『JAPANデビュー・アジアの一等国』も、捏造問題で大騒ぎになったが、NHKに対する訴訟は敗訴。「報道の自由」を錦の御旗にして、日本を叩く番組を作る限り、何でも許されてしまう。これが、他国や他民族批判となると、「ヘイト」のレッテル貼りであっという間に潰されてしまうにも拘わらず。それを良いことに、NHKは放送内容に責任をとる義務も責任感もないまま、好きなように日本軍誹謗中傷番組を作り続ける。公共放送の名の下に、国民から強制徴収した受信料を湯水のように使いながら。

 『ノモンハン』では、日本軍の無能、無責任ぶりを太平洋戦争と結び付けて非難しているが、満州事変以降、軍部の独断専行を支持し、国際連盟脱退を声高に主張したのは新聞だった。日本放送協会(NHK)のラジオも、軍部の広報役を担って、戦争を煽りまくった。軍人に敗戦責任を問うのであれば、それに加担したメディアもその責任の一端を担うべきだったが、メディアへの処罰は全く行われず、敗戦後は、日本を統治したGHQの報道統制に唯々諾々と従い、戦前と真逆なプロパガンダ報道を行っている。そして、メディアも軍部による情報統制の犠牲者だったかのような嘘を撒き散らしてきた。


6.最後に

 勝てば「英雄」だとチヤホヤし、負ければボロクソに叩きまくる。水に落ちた犬を叩くかの如く、毎年毎年、何度も何度も話を変えては日本軍への誹謗中傷を繰り返すNHK。死人に口なし、といった態度で死者に鞭打つ放送は、いい加減に止めるべきではなかろうか。戦後70年以上を経た今日、視聴者が本当に見たい歴史ドキュメンタリーとは、勧善懲悪の戦勝国史観や、只管、戦争の悲惨さを情緒的に煽る番組ではなく、なぜ世界大戦が起こったのか、どうやったら防ぐことができたのか、未来の戦争を無くすにはどうすればいいか、具体的かつ科学的に解明する番組である。日本軍を悪魔化し、結果、国防全般を忌避する空気を醸成し、憲法9条さえ堅持していればいいと国民に思い込ませて、それで絶対に日本が未来永劫安全になると本当に断言できるのか? そんな風に世論を誘導して、NHKは責任をとれるのか? だったら必ず責任をとると、今から断言しておくべきだろう。その責任をとりたくないのであれば、中立公平な放送を目指すべきである。今後もNHKが好き放題にやり続けるのであれば、国民は声を上げて政治家を動かし、国民から受信料を強制徴収できるNHKの特権を剥奪しなければならない。


【追記】
 1999年にNHKが放送した『ノモンハン事件~60年目の真実』を視聴してみた。ドイツと日本に挟まれ、東西二正面作戦を恐れるスターリンの心理や、ソ連の属国と化し、スターリンの命令で大粛清が行われたモンゴルの事情、初戦の空中戦で日本軍に完敗したこと、新たに司令官となったジューコフ将軍が臆病な兵士に厳罰をもって臨んだことなどが描かれ、新作より遥かに客観的な番組だった。ソ連の戦車は、外から鍵がかけられ、兵士が脱出できないようになっていたという、日本兵の証言も登場する。2018年度版は、白黒映像をカラー化するなど、技術的な進歩は見られるものの、ただ日本軍を悪魔化し、罵倒することだけに囚われ、内容的には20年前のバージョンより遥かに底が浅く、扇情的で劣化しているように思う。制作者は、1999年版を見ているはず。ソ連軍のほうが日本軍より兵士に過酷な処遇をしていたことを知っていながら、日本軍が捕虜に厳しかったことだけを描き、現代の価値観で断罪する。ほとんど詐欺ですね。






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