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志村辰弥神父『キリスト教について - 神の示しによる人の道』、4

2016-07-24 04:58:46 | キリスト教入門
志村辰弥神父『キリスト教について - 神の示しによる人の道』

◆ 神はどんなお方か

 以上のことによって、まず神は限りない力と知恵とをもったお方だということがわかります。神の手になる宇宙の大きさを考えると、気が遠くなるほどです。光は一秒間に30万キロメートル走りますが、それが一年間に走る距離を一光年(9兆4608キロメートル)といい、星の距離はこれで計算されます。それによると、北極星は地球から47光年、アンドロメダ星雲は230万光年も離れています。そして最近ハワブル博士は3億7000万光年の距離にある星の集団を発見したといいます。

 また神は、永遠に生きる霊であります。霊とは目に見えないが、わたしたちと同じように知恵と意志をもって活動する知的存在です。何もないところがら物質を作りだすような原因は限りある物質ではなく、限りない能力をもつ霊でなけれはなりません。そして霊は永遠に生きる性質のものですから、始めもなく、終わりもなく、いつもおいでになるといわねはなりません。そのようなお方は、宇宙にただひと方だけしかいらっしゃいません。

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