写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

エニィバディ(anydody)、サムバディ(somebody)、エブリバディ(everybody)、ノーバディ(nobody)

2017年01月28日 | 随想

誰でも(エニィバディ)できることだから、誰か(サムバディ )がやるだろうと、みんな(エブリバディ)が思っていて、誰も(ノーバディ)しなかった・・・・。

中村天風「幸せを呼び込む」思考 一 「ありがとう」という魔法の言葉』のサイトの後半に出てくるハワイの伝統的な心理療法「ホ・オポノポノ」の紹介の所ところに出てくる。

ホ・オポノポノ」というのは、「ごめんなさい」、「許してください」、「ありがとう」、「愛しています」という4つの言葉を言うのが基本なのだそうで、まぁ、こういうスピリチュアル・ヒーリングというか、摩訶不思議っぽいのが好きな方も結構いらっしゃるみたいではある。

英語では、「I’m sorry! please forgive me! I thank you! And love you! 」となる訳だが、Ho'oponopono Song を聴いていると、「please forgive me」の部分が、「please give me」と聞こえてしまい、何を欲しがってるん?と思ってしまう(*_*)・・・・オレっちゅうのは興味の無い分野には味も素っ気もなければ、インパクトも何も受けない。バチあたり、なんだろうなぁ。

 

因みに、sorryは気の毒に思い、forgiveは〈人・罪などを〉許す、pardonは処罰を免除する、excuseはあまり重大ではない間違いなどを許す、という違いがあるようである。.

 

なぜ、『中村天風「幸せを呼び込む」思考 一 「ありがとう」という魔法の言葉』のサイトを開いたかというと、前半部分に天風が師カリアッパと丁々発止の舌戦を繰り広げるくだりがあり、その部分を紹介したかったからなのである。読み応えがありますぞ。

・・・が、それも「ついで」の棚ぼたみたいなもので、本当に紹介したかったのは、「悟入転生」のサイトに出てくる次のようなやりとりのシーンである。

・・・老師はあるとき突然、

「どうだね、少しは幸せになったかね?」

と、彼に尋ねたのだ。重い病を背負って、来る日も来る日もやるせない、心細い気持で生きていた天風である。

「少しも幸福になりません」

「そうか。どうしたら幸福になれるのかね」

「せめてこの病気が治ったら、幸福だと感じるかもしれませんが」

「そういう気持では、病気が治っても幸福にはなれないな。お前、本当に幸せになりたいのかね?」

「はい、なりたいと思えばこそ、こうしてここにいるのです」

「それなら、いまからすぐ、幸せになりなさい」

「えッ?!」

「お前は幸せになれるのに、自ら望んでそうならずにいるだけなのだ。すぐになりなさい、幸せに」

「・・・」

 

実は、このあたりは以前に「中村天風について(2013年6月30日)のところでも紹介していたので、再掲となる。ぅん、何度でも感動する場面なのだが、それが人生観の転機の1つだったからだろう。

 

「いまからすぐ、幸せになりなさい」と言われれば、「しあわせって何だっけ?」となりがちである。

そのリンク先は醤油のCMではなくて、作詞:関口 菊日出、作曲:高橋 千佳子によるもの。(根はサンマ、タケシが好きじゃない!!理由は「お笑い」 の 『いじめ』で少し書いたが、後日、あらためてコメントしたい。)

 

で、先ほどから何度もでてくる「幸せ」だが、「文春オンライン」に『福井県はなぜ「幸福度日本一」に輝いたのか。』というサイトがアップされ、全てはここからアチコチふらふらと閲覧していたら、いろいろと出てきた、という次第。

ちなみに、1位が福井県、3位が富山県、5位が石川県ベスト5に北陸3県がランクインしている。それぞれの印象から、個人的には富山県はモノをつくり、石川県は文化を、福井県は人物をつくっている、という感じがする。(「越中強盗 加賀乞食 越前詐欺師(2013年10月16日)という指摘は昔からあるようだが。)

あっ、福井の日本酒ランキングにあるベスト3の順位には全く同感です (^_^)。。。

 

目を世界に向けてみると、世界幸福度ランキング2016 (World Happiness Report 2016)で日本が157国中53位とのこと。

負け惜しみではないが、日本も世界も、調査機関がお粗末(>_<)だということもあるし、また、それでも日本の幸福度は健康や文化、仕事、生活、教育などの65の指標から算出しているのに対し、世界の幸福度は一人当たりGDP、社会的支援、健康寿命、社会的自由、寛容さ、汚職の無さなどの6つだけの要素から算出しているのだとか。

ん?、ナヌ?!、一人当たりGDPも根拠の1つ?

そう言えば、消費税とかの影響で個人消費が振るわない日本は先進国の中でも特に一人当たりGDPの落ち込みが著しく、購買力の落ち込みのの結果が順位となって現れているようだ。往時は世界一と言われた一人当たりGDPだが、ここで評価をガクンと落としてしまっているようなのだ。

と、いうことを鑑みると、53位というのも頷ける順位ではある、ような気がしないでもない。トホホ、だなぁ。

(これも負け惜しみ・・・。「一人当たりストック」では世界一。)