キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

アルトサックスの「ヤナギサワA-50」とマウスピースは「ブランチャーメタルJ-19」

2018年04月19日 12時31分16秒 | アルトサックス
今日は、超久しぶりに~もう一本のアルトサックス、「ヤナギサワのA-50」を、吹いてみたー。

というか、超というより何年かぶりに吹いたのかな??



思い起こせば、今から10年前にセルマーのアルトを買うまでの約4、5年間、ずっとメインで吹いてきたアルトサックス。
初めて買ったサックスだったし、もちろん初心者のお供としても十分な楽器だし、中古で買った時にオーバーホールして新品同様にしてから毎日吹き続けて、約3年で抜けた状態になり、本当にコンデションは万全!と、言いたいところだけど、、、よくよく考えたら、もう一年に数回しか吹いていない??、、というくらい吹く機会がないのも事実だった。

それで、今頃になって、なぜ急に吹きたくなったのか?

きっかけは、今朝、大好きなサックスプレイヤー「バーバラ・トンプソン」のライヴをビデオで観て感動したから。って、彼女はラバーのマウスピースを使っているけど、音色はちょっとメタル寄りでロックぽい吹き方をしているので真似したくなった。

で、ふとメタルのマウスピースで吹いてみようかな?、、という気に。

それでメタルを探したら、唯一持っているメタルのマウスピース「ブランチャーのJ-19」だけで、このマウスピースについては話すと長くなるけど、簡単にいうと他のラバーに比べるとちょっと細身の径なのが原因で、普段、使っているアルトのネックに合わないので、あまり吹く機会がなかった。

で、さらにいうとマウスピースの径が細いとマウスピースをネックに差す際、ネックのコルクが押されて細くなってしまうのが嫌で、他のマウスピースをメインで使っているネックに使いたくなかった。
そんな感じで、今、メインで使っているアルトの白いマウスピースは径が太めなので、ブランチャーメタルと径の太さが逆になり、両方のマウスピースを同じネックで使う事をしたくないという。(←うーん。説明が難しいー。汗)

それなので、違うネックを、、、と、考えたら、違うサックスを使うという発想になり、もう一本のアルトを思い出した。
幸いヤナギサワのアルトは、ネックが2本ある。これは単に材質の違うネックを後で買い足したわけなんだけど、とりあえず2本目のネックは白いマウスピース用にコルクを巻きなおしたのが5年前くらい。
それでもう一本、オリジナルのネックの方はそのままだったので、メタルのマウスピースを差してみたら意外とジャストフット!、、、という感じで、吹いてみることに。

あとリードに関しては、手持ちのフォレストーンのリードのうち、中枢の開きのメタルということで、旧タイプの21/2を選択。

早速、吹いた感想は、、。



よかった。(おぃ!)

というか、これが意外と吹き易く気に入ってしまったー。



なんなんだろう。
いかにも「アルトサックスでメタルマウスピースで吹いています。」的な音色で、特に問題はないけど、特に特徴もない??
心配していたリードミスは起きなかったけど、これは単に家で吹いてリラックスしているせいかな?
ただ音色はロックっぽいというのかな、この音でスタンダードなジャズの「枯葉」とか吹くと、一瞬、凄い不安な気もしたけど、たぶん、これは単なるイメージの相違かもしれない。
結局、アルトサックスの音色は個人差があり、楽器やマウスピースの違いはあっても吹き方でも違うし、ある程度、音色的な固定観念はあっても、それがすべてじゃない。
もちろんジャズもロックもいろんな音色があると大雑把に考えると、、、うーん、どうなんだろう。

ということで、「ヤナギサワのアルトA-50」にメタルのマウスピースの「ブランチャーメタルJ-19」というセッティングで吹くというも悪くない!、、、という結論に達したー。(わーい。)



それにしてもヤナギサワA-50と、もう一本のアルト、セルマーのSA-80-2では、だいぶ手に持った感じが違う。これは単に全体のキーの配列の位置が違うからなんだけど、どちらも慣れているとはいえ、持ち替えると、一瞬、違和感があるのは、まだ完ぺきに慣れていない証拠かも。

と、2週間前に生まれて初めてデュエットという形で舞台に立ってアルトを吹いてみて、なにかしら自分にとって気付くことがあったような気がした。

「もしかしたらサックスでも、もう一度、やり直せるかもしれない。」

そんな思いがあったのも事実。

けど、現実は、そんなに簡単なものじゃない。
、、、ということで、今、メインのベースの練習にこれから戻ります。




でも、好きな楽器はやめないでよかった。

細々とこれからもがんばります。



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