不正を働いておいて罪の意識もないという奴が大嫌いだ。
悪は必ず滅びると信じる。
こういう意識が自分の中にいつ頃芽生えたのか、確たる記憶がない。元々の性分であったようにも思うが、小学生の頃から愛読し始めた望月三起也著ワイルド7の影響はかなり大きい。
証拠がないためにのさばる悪党を裁判抜きで直ちに処刑する秘密警察ワイルド7は何とも痛快だった。
そこでは、誤判など疑いようもない悪党がワイルド7によって次々始末されていくのであった。
ワイルド7の思想は明快だ。「この世の中にはいい奴と悪い奴しかいない。悪い奴を倒せば残りはいい奴」。
犯罪者どもを震え上がらせたワイルド7のリーダー飛葉は言う「悪党に生きる資格はねぇ!」と。
ごもっともである。
だが、悪党には容赦なく銃弾をぶち込み、権力を笠に着る奴には鉄拳を食らわす飛葉も女、子供や弱者には優しく、義理人情に篤い。
いまだ、自分にとっての最大のヒーローがこの飛葉大陸だ。
小学生の時、この飛葉に出会っていなければ、もっと穏健な考え方に納まっていたかもしれない。
しかし、もう十分ワイルド流の考えが染み付いてウン十年。
悪党がいい気になってでかい顔をしているのにはやはり我慢がならない。もはや、この気質は変えるべくもない。
この先も、怒れる日々は続くのか。もっと、安らかな心情で過ごせればそれに越したことはない。
だが、十数年も人生を費やさなければ当たり前の処罰すら望めない世の現状を見るにつけ、皆がもっと怒りの声をあげ続けなければならないと思う。
一般の警察官は、「世の中お前らの頭の中ほど単純じゃないんだよ」とワイルド7を嘲笑する。
だが、彼らは言う、
「複雑にしてるのはそっちだろう」。
確かに100%の善も100%の悪も存在しない。
しかし、だからといって、大罪を犯した奴を放免して、うやむやにしていいという理屈は通らない。
そこには厳然たる事実としての悪があるのだから。
微罪なら大目に見ることがあってもいい。だが、どう考えても許されざる罪と犯罪者を野放しにして風化させてしまうことがあってはならない。と強く思う。
悪は必ず滅びると信じる。
こういう意識が自分の中にいつ頃芽生えたのか、確たる記憶がない。元々の性分であったようにも思うが、小学生の頃から愛読し始めた望月三起也著ワイルド7の影響はかなり大きい。
証拠がないためにのさばる悪党を裁判抜きで直ちに処刑する秘密警察ワイルド7は何とも痛快だった。
そこでは、誤判など疑いようもない悪党がワイルド7によって次々始末されていくのであった。
ワイルド7の思想は明快だ。「この世の中にはいい奴と悪い奴しかいない。悪い奴を倒せば残りはいい奴」。
犯罪者どもを震え上がらせたワイルド7のリーダー飛葉は言う「悪党に生きる資格はねぇ!」と。
ごもっともである。
だが、悪党には容赦なく銃弾をぶち込み、権力を笠に着る奴には鉄拳を食らわす飛葉も女、子供や弱者には優しく、義理人情に篤い。
いまだ、自分にとっての最大のヒーローがこの飛葉大陸だ。
小学生の時、この飛葉に出会っていなければ、もっと穏健な考え方に納まっていたかもしれない。
しかし、もう十分ワイルド流の考えが染み付いてウン十年。
悪党がいい気になってでかい顔をしているのにはやはり我慢がならない。もはや、この気質は変えるべくもない。
この先も、怒れる日々は続くのか。もっと、安らかな心情で過ごせればそれに越したことはない。
だが、十数年も人生を費やさなければ当たり前の処罰すら望めない世の現状を見るにつけ、皆がもっと怒りの声をあげ続けなければならないと思う。
一般の警察官は、「世の中お前らの頭の中ほど単純じゃないんだよ」とワイルド7を嘲笑する。
だが、彼らは言う、
「複雑にしてるのはそっちだろう」。
確かに100%の善も100%の悪も存在しない。
しかし、だからといって、大罪を犯した奴を放免して、うやむやにしていいという理屈は通らない。
そこには厳然たる事実としての悪があるのだから。
微罪なら大目に見ることがあってもいい。だが、どう考えても許されざる罪と犯罪者を野放しにして風化させてしまうことがあってはならない。と強く思う。