オレもどきの俺通信

ここはおれが興味を持った「変なモノ」を主に取り上げ、コメントするブログです。よろしく!

光母子殺害 死刑確定の報に接して

2012-02-22 00:56:15 | たまには真面目な話
不正を働いておいて罪の意識もないという奴が大嫌いだ。

悪は必ず滅びると信じる。
こういう意識が自分の中にいつ頃芽生えたのか、確たる記憶がない。元々の性分であったようにも思うが、小学生の頃から愛読し始めた望月三起也著ワイルド7の影響はかなり大きい。
証拠がないためにのさばる悪党を裁判抜きで直ちに処刑する秘密警察ワイルド7は何とも痛快だった。
そこでは、誤判など疑いようもない悪党がワイルド7によって次々始末されていくのであった。
ワイルド7の思想は明快だ。「この世の中にはいい奴と悪い奴しかいない。悪い奴を倒せば残りはいい奴」。
犯罪者どもを震え上がらせたワイルド7のリーダー飛葉は言う「悪党に生きる資格はねぇ!」と。
ごもっともである。

 だが、悪党には容赦なく銃弾をぶち込み、権力を笠に着る奴には鉄拳を食らわす飛葉も女、子供や弱者には優しく、義理人情に篤い。
いまだ、自分にとっての最大のヒーローがこの飛葉大陸だ。
小学生の時、この飛葉に出会っていなければ、もっと穏健な考え方に納まっていたかもしれない。
しかし、もう十分ワイルド流の考えが染み付いてウン十年。
悪党がいい気になってでかい顔をしているのにはやはり我慢がならない。もはや、この気質は変えるべくもない。
この先も、怒れる日々は続くのか。もっと、安らかな心情で過ごせればそれに越したことはない。

 だが、十数年も人生を費やさなければ当たり前の処罰すら望めない世の現状を見るにつけ、皆がもっと怒りの声をあげ続けなければならないと思う。
一般の警察官は、「世の中お前らの頭の中ほど単純じゃないんだよ」とワイルド7を嘲笑する。
だが、彼らは言う、
「複雑にしてるのはそっちだろう」。

  確かに100%の善も100%の悪も存在しない。
しかし、だからといって、大罪を犯した奴を放免して、うやむやにしていいという理屈は通らない。
そこには厳然たる事実としての悪があるのだから。
微罪なら大目に見ることがあってもいい。だが、どう考えても許されざる罪と犯罪者を野放しにして風化させてしまうことがあってはならない。と強く思う。

植草先生冤罪説

2011-02-24 20:16:19 | 植草センセイ特集
 わがブログの精神的支柱というか、お笑い部門担当というか、勝手に顧問的
存在として奉っている植草先生のブログが人気ランキングの上位を占めておら
れるようで、とてもおめでたいことなのであった。
 
 先生、お元気だろうか。
最近はあまり活躍されているご様子がなく、品川駅はもう通勤に使われていな
いのか。
一部の婦女子は胸を撫で下ろしているかもしれない。

 オレの友人T氏は以前から植草先生を巡る一連の事件は政府の陰謀であり、
先生は冤罪の被害者であるという説を唱えているのであった。
理由は先生の言論活動が政府にとって非常に邪魔だからと彼は言う。
 
 俺的には先生がそんなケチな被害者の立場に甘んじているわけがない、先生は
もっと大物であると確信しているのであるが、最近の大阪地検特捜部の証拠捏造
事件など見るにあながち根拠のないことでもないと思えるようになったのであっ
た。

 数年前、検察の裏金作りをマスコミに暴露しようした途端逮捕されてしまった
元大阪高検公安部長三井環氏によれば、無罪の人間を何の証拠もなく犯罪者に仕
立てあげることなど検察庁は朝飯前であるという。
 もしかしたら、植草先生は天地神明に誓って無罪?

 もし、そうなら植草先生には「御免ちゃい」と謝らねばならないだろう。
先生のことだから気さくに許してくれるにちがいないが。

 しかし、今後先生が下半身丸出しのセーラー服姿で写真週刊誌の巻頭を飾る
ようなことがあったとしても我々は先生を責めたりしないであろう。
 人間の趣味嗜好は千差万別であり、人を傷つけない限り自由であっていいと
思うからである。
 書いているうちに、どうしても先生をある仮定のもとに擁護しようとしてい
る自分に気づいてしまうのだった。
 
 げに恐ろしきは政府の洗脳である。

謹賀新年

2011-01-27 17:05:58 | Weblog
 あけましておめでとう!

 正月気分などとっくに吹っ飛んだこの期に及んで、こんな挨拶をする奴が
いたっていいじゃないか。 

 でも、特に書くべきこともないのだった。
ほな、さいなら。

 と終えるのも愛想がないので、ちょっとだけ思いついたことを書いてお茶を
濁すとしよう。

 先日、新聞を読んでいたら何かの記事に、小学生女児の言葉として
「だって人間顔でしょ。中身はいくらでも変えることができるもの」と記され
ていたのだった。

 その通りである。

 たかだか10年程度しか生きていない小学生にいきなり核心を突かれてしまった
のだった。
 どんな綺麗ごともこの台詞の前には無力だ。
 見た目の良し悪しは人生を大きく左右する。何だかんだ言っても見た目が悪い
と「キモい」の一言で片付けられてしまうのだった。
 反対に、見た目の良い奴はどんなに邪悪なことを考えていても初対面で人から
嫌われることはまずない。段々内面の醜さが現れてきて避けられる、ということ
はあるが。

 人間顔じゃない、と言っても実生活の場面ではいかにも虚しく響く。顔のいい
奴と悪い奴の二人がいれば、相手の反応は明らかに違う。
これは、傍から見ているとなおのことよく分かるのだった。
 ことほど左様に人生は不公平なものだ。

 先日、プリズンブレイク ファイナルを見ていたら主人公のマイケル・スコ
フィールドがつぶやいた
「昔は叶わないことを望んだ。だがもうやめた。」

 書いているうちにどんどん気分が沈んできたのだった。
読んでいる方もそうだろう。

 だから、希望の星を見上げよう。
そう、強盗面なのにモテモテ(らしい)あの男。
キム兄のことを考えて元気をだそうぜ!
(考えすぎて気分が悪くなっても知らないよ)。

悪質リフォーム屋にご用心

2010-12-31 17:08:36 | たまには真面目な話
 ろくなことがなかった今年。

 年の瀬が押し迫ったこの時期に、屋根の雨漏り修理を頼んだリフォーム屋
がとんでもないことをやらかしたのだった。
 大した工事でもないのに四人もやってきて、なんだか訳の分からない御託
を並べて翌日もやってきたかと思ったら、どうも家の外壁に細工したらしく、
壁のあちこちにおかしな変色やら塗装の剥がれが出現。

 リフォーム屋の代表者と折衝し、明らかな痕跡のある壁一面のみ塗装をやる
という内容で仕方なく妥協。
 実際、やって来た奴らの犯行であることは明々白々なのだが、実際それを立
証するとなると厄介なのである。
 ほかの壁もやっていることは分かっているのだが、リフォーム屋はそれ以上
の全面的な塗装はできないという。
 主犯は飛び込みでやって来た営業課長という奴。真面目そうな顔をしてとん
もない犯罪者である。雨漏りの修理なのに契約後、しつこく外壁の塗装をやら
ないのかと聞いてきた辺りから何だか怪しい感じはあったのだが。家の壁を故
意に傷つけることまで普通やるか?
 ところが、こいつはやるのである。

 ところで、壁が紫色に変色していることについては、何らかの物質をかけて
いるのは明らかであるがそれが何かは特定できない。地元の建築士の意見を求
めてみたが、建材屋では故意に家を傷つけるようなものは売っていないだろう
とのこと。
 そこで、オレ様が考えるに犯罪者どもが手軽に購入できて、簡単に扱える代
物と言えば塩酸系のトイレ洗浄剤などではないかと思い至ったのである。
 市の消費生活センターに被害を訴え、問題の業者名と事態を申告。
すると、センターの担当者も「サンポールを使えば外壁が傷みます」とのこと。
 やはり、そうか。しかし、一級建築士といっても意外とものを知らないのに
は驚く、というか、あまり頼りにならものよなぁ。
 次に、知り合いの弁護士事務所にも損害賠償訴訟、刑事告訴について意見を
求めたが、やはり立証は難しいとの見解。
 損害賠償も10万、20万程度のもので、外壁の塗装をするのにかかる60万、
70万は取れないだろう、刑事告訴もその程度の事件なら警察が受理しない
可能性も高いという。まぁ、予想してた答えではあるが。
 結局、被害に遭っても実効性のある救済策は無いに等しい。
法律なんて所詮犯罪者を守るためにあるとすら思えてくる。
まともに生きている者は自らの手足を縛って戦わねばならないのに対して、
悪党は自由に解き放たれた両手を軽々と伸ばして殴ってくるのだから端から勝
負にならない。捕まったところで、大した処罰もされず、再び大手を振って娑
婆に戻ってくるだけである。

 このアンバランスをシステム的に改善できないものか、とつくづく思う。
さしあたって言えば、リフォーム屋の飛び込み営業など、いくら地元の業者だ
といっても相手にしてはならず、いろいろな人の口コミで信用できそうなとこ
ろに頼む位しか防衛策はないかもしれない。

夏・しげる色

2010-10-18 00:53:27 | Weblog
 なんとも暑かった今年の夏。113年間の観測史上最も暑か
ったというとんでもない夏。

 夏といえば小麦色である。
日焼けした肌を露出したキュートな女性にこそふさわしい色で
ある。

 ところが、焼きすぎて黒くなった肌は皮膚ガンのおそれもある
ので注意しよう。
 小麦色は可愛いが、なんともムナクソの悪いのはご存知松崎
しげる色である。

 あれ?、松崎しげるが行き倒れになってるぞ!と驚いて目を凝
らすと犬のウンコが道端に転がっていただけなんてこともあるの
で油断はならない。

 暑くて不快だと、つい嫌なことを考えてしまうという悪循環に
陥ってしまうのであった。
 そう言えば、松崎しげるって、最初は年上の女房を貰っていた
のにそのうち離婚してしまい、今度は大分年下の女と再婚し、前
の女房から「あなたは男の夢を2つも実現したのよねぇ」などと
言われていたっけ。
 こんなしょうもないしげる情報で記憶チップを無駄使いしてる
俺はなんて愚かなんだろう。
 
 しかし、取るに足らぬ三流芸人と思っていた松崎めにまんまと
出し抜かれ男の夢を2つも実現されてしまうなんて、あ~ヤダヤダ、
矢田亜希子。押尾なんかと結婚していた矢田亜希子。
 世の女はなんでこうも男を見る目がないのかねぇ。
知性とユーモアとアイロニーに溢れたナイスな男がここにいるじゃ
ないか。
ほら、みんなが知ってるあの男。
あの男こそもっと愛されて然るべきだろ。

 奴の名は、猫、猫、猫…ほら、猫……ひろし!?
あ~、もう寝よう………。
世界中はみんな敵。

秋風に吹かれて

2010-10-17 01:28:04 | Weblog
 灼熱地獄のような夏は名残のかけらもなく、意味もなく深まる秋。
散々聴いたチューブのナンバーが嫌になるくらい季節はずれになった秋。

 今年はわが人生の中でもかなり酷い状況が進行中。
様々なアクシデント。救いのように4年ごしに叶ったはずの思いは敢え無く手のひら返し。

 以前雑誌でみた詠み人知らずの詩がオレの心を如実に代弁する。

 会うて別れて 別れて会うて
泣くも笑うも後や先 あとは野の風 秋の風
一期一会の別れかな

 つい、おチンチン。
いや、おセンチになってしまったのだった。

 がんばれ!!ロボコン。
いや、………オレ。

豚追放

2010-08-13 17:00:30 | 野球
 暑苦しい夏。

 ただでさえ暑いのにこいつが乗ってきたらさらに車内の温度が上がるとい
う肥満野郎。
 何の能もないくせにイッパシな能書きこいて聞いた風なこと抜かしやがる
養殖豚。
 後輩には偉そうな説教を垂れ、先輩にはとことん媚びまくる。
できることと言えば、親に出して貰った金でソープに行くか、知り合いの女
殴って告訴されるか、とにかく生きている価値のないケダモノ。
 醜い体型と人工生命M1号みたいなふざけた顔。
そんな人間の屑デーブ大久保が雄星投手を殴って西武球団を解雇されたのだ
った。

 「大久保がジャイアンツOB?冗談じゃないよ」と野球解説者駒田徳広氏
も怒っておられるように国民の98%が不快感を露にする球界のゴロツキ
大久保。

 大久保みたいなザコが、これから球界を背負って立つかもしれない若い人
材に暴力を振るうなど許されることではない。
 相撲界に野球賭博が蔓延しているのも大久保のようなゲスがスポーツ界の
末席に要領よく潜り込み、小金稼ぎをしてモラルを下げているせいである。
 地球温暖化で猛暑が続くのも大久保の体温とこいつのクーラーの使い過ぎ
のせいだ。

 人類の敵大久保。
何がデーブだ、このクソデブ。
今度デーブなんぞと名乗ったら箱に入れて野村沙知代に送りつけてやるから
な。覚悟しとけ。

 それから一茂。
お前も今度下らない映画作ったら沙知代送りだぞ。分かったな!

はげましておめでとう2010

2010-01-04 17:31:24 | Weblog
 元旦に届いた年賀状を見ていた時のこと。

 その一枚に見知らぬハゲ親父が写っていたのだった。
誰だこいつ?と思い名前を見ると高校時代の友人の名が記されているのだ。
そして、葉書の下の方に「ヅラ外しました」との文字。
去年の年賀状の写真ではフサフサ頭だった男が、今年は一気に20歳くらい
成長しているのだった。

 その写真を見て、オレはかねてからヅラ疑惑を囁かれている職場のS君の
頭がヅラであることを確信したのだ。
 S君の頭は友人の頭より遥かに不自然である。
初めてS君を見た人間が「あの人ヅラですよね」と指摘するくらい不自然で
ある。こっちは、見慣れていてそんな疑いすら抱かなかったが、最近S君の
頭に疑惑を持つ人間がちらほらと現れ、オレの胸にも疑惑が黒雲のように湧
いてきたのだった。

 今のところ、この疑惑の真偽を確かめる術はないが、オレはここで別のこ
とを考えていたのだった。
 それは、ゲーハーの人がいつ、どのように己のゲーハーをカミングアウト
すべきかという疑問である。
 例えば、S君に彼女がいると仮定するとこの問題の切実さが理解できよう。
しかも、まだ付き合い始めて日が浅いとなると深刻さはさらに増すだろう。

 オレの思い至った解決法はこんな感じである
まず、ある日いきなり頭を剃りあげて彼女のところへ行く。
この時、波平のように残っている側頭部の毛も全部剃ることがポイントである
(因みにS君の頭は波平であるというのが専らの噂だ)。
まるでユル・ブリンナーの如くツルツルな頭になることがいっそ男らしい。
 そして、驚いている彼女を尻目に
「いやぁ、この前久しぶりにDVDで荒野の七人観てさぁ、ブリンナーの真似
してみたんだよね」と囁く。
 ブリンナーって誰?とブリンナーを知らず訝る彼女に、ブリンナーの代用品
故・金子信雄の素晴らしさを延々と語り続ける(金子もしらなけりゃ、サンプ
ラザ中野でも何でも可。とにかくハゲなら誰だっていい)。
 そして、ユル頭でその後も彼女に会う。
多少毛が生えてきても念入りに剃り、常に和尚にしておく。
 やがて一年がたち、二年が過ぎた頃、彼女に言うのである。
「いつも剃ってたせいか、毛が生えてこなくなっちゃったんだよね。お坊さん
の頭もそうらしいから、僕もそうなったのかなぁ」。
 いつもスキンヘッドを見慣れた彼女にとっては、S君がゲーハーであろうと
なかろうと既に大した問題ではない。
 だから、S君の言葉に動揺することもなく
「いっそ仏門に入っちゃったら?」
などと答えてくれるだろう。
こうして、なし崩しに己のゲーハーを納得させてしまうのである。

 この慣性の法則を利用した詐欺のような戦法が一番穏便かつスマートであろ
うと考えるが如何なものか。
S君が相談しに来たらこの方法を伝授して禿増してやろうかと思うのだが、まだ
まだ自意識過剰なS君のこと故、永遠にその機会はないかもしれない。

 因みに、古来より僧侶は女にモテるという。
あの頭がペニスを想起させセクシーなせいだろう。
よりモテるためにはタートルネックのセーターが必須アイテムだ。
どうでもいいけど偽装ブームの立役者、姉歯元一級建築士もツルッパゲだった
け。
 皆詐欺師には気をつけよう。


カイジ

2009-10-15 22:15:38 | 映画など
 カイジ、観たのだった。

 火曜の夜中にアニメもやっているし、さらに言えば原作もある時期まで読んだ
のだった。
だから、どんな感じに仕上がっているか何となく予想はついたのであった。

 で、結果。

かなりよくまとまっていると言えよう。
まぁ、飽きさせられることはなかったのであった。時間的にも程好い長さである。
邦画を観るのは久々であるが、損ではなかったと思える程度には良かったといえ
よう。

 俺的に注目していたのは香川照之なのであるが、中々いい芝居をしていたのだ
った。
あいつに「世間はお前らのお母さんではない!」などと言われたら、「確かにそ
うだな」と思えてしまうほどの説得力はある。
 「浜木綿子はお前のお母さんではない!浜木綿子の息子がお前みたいなごつい
顔であるわけがない!」と言い返すのが精一杯である。
 しかも、「お前は勝てんよ」などとあの顔で微笑まれたらかなり戦意を削がれる
ことは確かだ。

 細かいことは見てもらうとして、俺的不満をいくつか感じたのでそれに触れて
おこう。
 まず、高層ビルでの鉄骨渡りのシーン。
あれが、何かひどくチャチな感じで怖さが伝わってこないのだった。
あんな高いところでの綱渡りなら、下を見るだけで、というよりビルの屋上に立つ
だけで足がすくむだろうと思うのだが、カイジたちは意外と平気(と俺には思えた)、
で命を賭けているという真の緊迫感が伝わってこないのであった。

 次に、天海祐希が最後の方で段々イイモン化してしまっているのが少し不満に
思えるのだった。
 しかし、これはカイジが最後に勝負する金を捻り出すためと、天海にも花を持
たせるためには仕方ない流れかもしれないのであった。

 一応、合格点はあげたものの、例によってこの映画も1000円で観たので、正規
の値段だったらわざわざ観たかどうか多少疑問なしとしない。
最近は洋画でもそう感じるものが多いので、こう言ってしまうのは少し厳しいか
もしれないが。

 因みに、アニメのカイジでは白竜が利根川の声をあてているのだが、俺的には
香川ではなく白竜の利根川が観たいと思ったのであった。 

サブウェイ123

2009-09-30 16:37:35 | 映画など
 14日にサブウェイ123を観たのだった。

主演デンゼル・ワシントン&ジョン・トラボルタ。
まずまず期待できるのではないか。しかもリメイク作品だし。

 先に採点してしまうと俺的には78点というところなのだった。
この点数、1000円で観たので甘めにしてあるけど、正規の値段1800円で観ていた
としたら、まぁ、70点というところなのだった。

 何か足りないのである。
人物造形が不確かというか、特にトラボルタ演じる犯人。
犯罪動機は金というのはいいとして、クリスチャンでもあるけど冷酷犯人という
中途半端な気持ち悪さ。早い話あまり魅力ある男でもなく、別にトラボルタじゃ
なくてもいいだろ、そんな感じなのだった。
 デンゼル・ワシントンは相変わらずのイイモンで、本人はオタオタした小市民
を演じたいとか言ってたようだけど、それはそれで成功してるのだろう。

 細かいことを言えば、身代金払うのに何で仰々しく陸路を車やバイクで行かな
けりゃならないんだ、後で使ったヘリで行けばいいだろ?と言いたくなるが、
それを言っちゃ派手なスタント場面が無くなっちまうんだよ、なのだった。
だから、それは気づかなかったことにしよう。

 しかし、サタディナイトフィーバーの兄ちゃんが30年も生き残って未だに活躍
してるんだから大したもんである。よくぞ消えずに頑張った。感動した。
とどこぞの詐欺師のように賛辞を贈っておこう。

 デンゼル・ワシントンは確かにお上手。
でも、この前レンタルして観たトレーニングデイの悪徳警官みたいな役の方がよ
くお似合いであることを付言して結びの言葉としよう。