幾たりの昨日(きそ)あひし顔浮かび来て巻きパン二つ食ひをはりけり
珈琲は二杯目にして東京の春寒き窓に鳥は来鳴かず
(玉城徹 香貫 短歌新聞社)
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先日来読んでいた『玉城徹のうた百首』をなんとか読みおわり、その続きに『香貫』を読みはじめる。この本は、某新古書店で105円で買った。そのときは玉城徹をよく知らなかったが、名前は聞いたことがあったので衝動買いした。子供のころ、かっこいいことを「渋い」と言ったが、この人の歌は渋い。
巻きパンというのはクロワッサンのことだろう。
某スポーツクラブのロッカールームでは、飲食が禁止なのに、手作りのチョコレートケーキを持ち込んで、自分の「仲間」にだけ分けている常連が居る。どんなにダンスがうまくても衣装が立派でも、マナーが悪いのは許せない。しかしここで本人に注意したり、スタッフに言っても、時間の無駄。自分がいかに進歩できるか、楽しめるかを考えることにする。
がんばつた褒美にハチミツ飴ひとつ口にふふみてあふぐ夕空
(近藤かすみ)
珈琲は二杯目にして東京の春寒き窓に鳥は来鳴かず
(玉城徹 香貫 短歌新聞社)
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先日来読んでいた『玉城徹のうた百首』をなんとか読みおわり、その続きに『香貫』を読みはじめる。この本は、某新古書店で105円で買った。そのときは玉城徹をよく知らなかったが、名前は聞いたことがあったので衝動買いした。子供のころ、かっこいいことを「渋い」と言ったが、この人の歌は渋い。
巻きパンというのはクロワッサンのことだろう。
某スポーツクラブのロッカールームでは、飲食が禁止なのに、手作りのチョコレートケーキを持ち込んで、自分の「仲間」にだけ分けている常連が居る。どんなにダンスがうまくても衣装が立派でも、マナーが悪いのは許せない。しかしここで本人に注意したり、スタッフに言っても、時間の無駄。自分がいかに進歩できるか、楽しめるかを考えることにする。
がんばつた褒美にハチミツ飴ひとつ口にふふみてあふぐ夕空
(近藤かすみ)