気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

葦牙 永井陽子全歌集 青幻社

2005-02-05 23:08:23 | こころ覚え
書庫に置く貝殻一つ桜桃忌

降るように木管楽器秋の暮れ

あらた夜の説話ぬけ出て鬼が来る

今は死を待つ父といるおぼろ月

幾千の言葉の眠る森を閉ず

(永井陽子 葦牙)

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永井陽子の全歌集が届く。わくわくしながらひらく。カバーをかける。
とても贅沢な気分になる。
(画像は山科真白さんのサイトから)

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2 コメント

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はじめまして (美里和香慧)
2005-02-06 16:53:06
題詠マラソンから来ました。

今年初参加です。

完走目指して楽しく走りたいと思います。

ブログも持っているのでトラックバックさせてもらいました。

よろしく。
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題詠マラソン (かすみ)
2005-02-06 23:04:27
はじめまして。題詠マラソンがんばりましょう。短歌を作ることももちろんですが、パソコンがちゃんと使えることを祈っています。
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