気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

つれづれ

2004-11-07 02:37:43 | つれづれ
くちびるをアヒルのかたちにするために整形せしとやメグライアンは

売り出しのお笑いドランクドラゴンのメガネの鈴木は長の子に似る

売り出しのお笑いドランクドラゴンの塚地は丸顔吉岡さん似

松坂も田臥も 逝きし香田氏も二十四歳わが長の子も

たそがれのウド鈴木より鈴木拓何が作為か無為か知らねど

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2 コメント

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をみな (吉岡生夫)
2004-11-08 09:36:38
のってますね。

塚地、うふふふふふ…



ところで昨日の歌会の「をみな」ですが…



「広辞苑」(二版)、古いですが「お(ヲ)みな(女)」は「おんな。もと、若いおんな」。「おみな(嫗)」は「老女。婆」。



ヤフーの「国語辞書」で「おみな 【女】女。女性」「おみな 【嫗】老女。おむな。おうな。翁(おきな)」。



三省堂の「例解古語辞典」は「をみな(女)」は「おんな」。「おみな(嫗)」は「『おうな』に同じ」。「おうな(嫗)」は「老女、老婆」。



これなど問題のないケースですが安田純生氏は『現代短歌用語考』の中で「辞書もさまざまである。国語辞典にかぎらず、辞書には、いろいろなところに編纂者あるいは執筆者の主観が入っている。だから、一冊の辞書だけを頼りにするわけにはいかないのである」とも「多くある国語辞典の一つにしか過ぎない『広辞苑』を基準にして存否を判断することなど、まつたく論外である」とも述べていまする



広辞苑にかうあるなどと広辞苑を辞書代表のやうに言ふなよ

      寺松滋文歌集『爾余は沈黙』



話をもどしますと例の「愛恋を捨てよと生ふる白髪を色とりどりに染めよをみなら」の「をみな」は「おみな」が正しいということになるのではないでしょうか?



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女歌 (かすみ)
2004-11-08 13:15:01
吉岡さん、いろいろご意見ありがとうございます。短歌人の〆切が近いので、なんとか今日は、完成させたいと短歌辞典などで、女の項目を調べています。歌会ではその場で調べる必要があるので、電子辞書=広辞苑でぱぱっと調べて、わかった気になりますが、やはりいろいろな辞書や資料をしらべて、納得のいくところまで、やらねばなりません。研究会の女歌・男歌の話題は、話せど尽きないテーマでした。それぞれの意見の後ろに話す人の暮らしがほの見えます。だから短歌人の歌会は値打ちがあります。
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