人に語ることならねども混葬の火中にひらきゆきしてのひら
(竹山広 とこしへの川)
この川の水に重なりゐたる死者一日おもひ一年忘る
(竹山広 千日千夜)
一分の黙禱はまこと一分かよしなきことを深くうたがふ
(竹山広 射禱)
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角川短歌8月号の「歌人のいる風景・竹山広自選五十首」から、特にこころ引かれた歌。なんのコメントも出来ない。ただ鑑賞したい。
(竹山広 とこしへの川)
この川の水に重なりゐたる死者一日おもひ一年忘る
(竹山広 千日千夜)
一分の黙禱はまこと一分かよしなきことを深くうたがふ
(竹山広 射禱)
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角川短歌8月号の「歌人のいる風景・竹山広自選五十首」から、特にこころ引かれた歌。なんのコメントも出来ない。ただ鑑賞したい。