鴎外の口ひげにみる不機嫌な明治の家長はわれらにとおき
(小高賢)
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ふと新刊書店の短歌の棚で手に取った『現代短歌作法』が滅法おもしろかった。
小高賢が新書館から最近出した本。とくに、短歌自分史という章が興味ふかい。もともと短歌に興味の薄かった小高氏が、馬場あき子との偶然の出会いから、どんどん短歌にのめり込んで行く様子が、くわしく書いてある。短歌の入門書というのは、何冊も出ているが、現状を知るにはとにかく新しく書かれた本が、役に立つし面白い。本の名前は堅いけど、とれとれピチピチの短歌の本。おすすめです。
(小高賢)
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ふと新刊書店の短歌の棚で手に取った『現代短歌作法』が滅法おもしろかった。
小高賢が新書館から最近出した本。とくに、短歌自分史という章が興味ふかい。もともと短歌に興味の薄かった小高氏が、馬場あき子との偶然の出会いから、どんどん短歌にのめり込んで行く様子が、くわしく書いてある。短歌の入門書というのは、何冊も出ているが、現状を知るにはとにかく新しく書かれた本が、役に立つし面白い。本の名前は堅いけど、とれとれピチピチの短歌の本。おすすめです。
その中の、「現代短歌アンソロジー」(だったと思います。)の瀾は毎月担当者が変わるんですが、はじめて読んだのが、小高賢さんでした。
題は「父」。今考えると、小高さんにとって、これ以上ないくらい、ピツタリな題でしたね。
あのときは、現代短歌のことをなーんにも知りませんでした。
あー、懐かしい。
「父」の題は六月号でした。
ということは、「現代短歌アンソロジー」は三ヶ月くらいで担当者が変わる、ということに。
あぁ、「NHK短歌」も買わなくなったからなぁ。
ちなみに「父」の題で、小高さんはこの、ご自分の有名な歌は選ばれていませんでした。
粋だな。
これは去年のことですか。半年ほどで猛烈に現代短歌のことを勉強なさったんですね。NHK短歌は、朝が早いのでまず見られません。従ってテキストも買っていません。なんだかあれもこれもと思うと収拾がつかなくなります。
のんびり、やっとりますけぇ。
僕は都合がいいときに見てます。
まぁ、ビデオにとって見る程に、見たい番組じゃないってワケですが。
あすの新年歌会のために、けふから東京へ行きます。
なんだかドキドキします。京の田舎者?