気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

鱧と水仙46号

2016-02-26 00:44:13 | 鱧と水仙
道端にみづは輝くむきだしのペットボトルの直立のなか

川の面にうつる火影のさざめきて夜をながるる風の息みゆ

(近藤かすみ 沈黙は金 鱧と水仙46号)

***************************************

鱧と水仙 46号水仙号が出ました!

短歌連作「沈黙は金」14首と、アンケート特集「お酒は好きですか?」「短歌は文学か?」に小文を寄せています。作品30首は中野昭子、彦坂美喜子。書評は、黒瀬珂瀾『蓮喰ひ人の日記』、小谷博泰『昼のコノハズク』、香川ヒサ『ヤマト・アライバル』について。

ご希望の方は、このコメント欄にその旨お書きください。京都寺町三月書房には、本日午後納品に行く予定です。定価1000円(送料共)です。