気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

クリスマス・イヴ

2010-12-24 11:39:56 | きょうの一首
待つ人はつねに来る人より多くこの街にまた聖夜ちかづく
(小島ゆかり ごく自然なる愛)

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クリスマスイヴ。そして今日はわたしの○7回目の誕生日。
深夜、日付が変わると子どもたちから携帯電話におめでとうのメールが来た。
今年、はじめて携帯を持ったのだが「ああ、こういうことがあるのだ」と嬉しかった。携帯に慣れている人には、当たり前のことかもしれない。

小島ゆかりの歌。上句は箴言のようでもあり、現代のクリスマスの真実を言いあてている。