気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

フランスキャラメル

2008-04-24 19:56:55 | おいしい歌
金髪の少女稚けなしいつまでもフランスキャラメル紙箱のうへ
(角川短歌5月号 公募短歌館 秀逸)

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今月は、河野裕子さんと米川千嘉子さんに秀逸にしてもらった。
この歌は、とうげ歌会でお題が「箱」のときに作ったもの。
約一年半続いたとうげ歌会も、今回が最終回となってしまった。一応、すべて参加して36首の歌が出来た。管理人の久保寛容さんのおかげである。ありがとうございました。また参加したみなさまにたくさんの意見をいただき、自作について考えることが出来ました。
ネット上の歌会は、読めないほど長文の意見を書き込む人がいたり、忙しくて選歌だけの人が居たり、バラバラなところが、長所でもあり短所でもある。
とうげ歌会は、月二回というテンポのよさで、次々進んだことも良かったと思う。
久保さん、みなさん、ありがとうございました。