気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

題詠マラソン2004(97)

2004-11-25 22:03:43 | 題詠マラソン2004
097:曖昧

曖昧をゆるしてくれるか 君は杉 われは出町の枝垂れの柳

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杉のようにまっすぐに生きるより、柳のほうが楽かもしれない。
柳も根っこがあればこそ、風に身を任せられるのだが。