気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

ゆでたまご

2004-11-14 17:35:17 | おいしい歌
ひとり居て卵うでつつたぎる湯にうごく卵を見つつうれしも
(斎藤茂吉「赤光」)

一口を食ぶればなかの黄味がみえ二口たべてゆでたまご好き
(吉岡生夫「草食獣 第四集」)