気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

茅渟海の光

2004-11-08 17:05:54 | つれづれ
あの時にすすめてもらってよかったと喜ぶ日待たん銀行員と
(森本智江歌集『茅渟海の光』ながらみ書房)

昨日(11月7日)は短歌人関西歌会でした。
23人の詠草(無記名)について、3時間の熱い意見交換のあと恒例の勉強会。
今回のテーマは「現在の男歌、女歌」。谷口龍人さんの資料をもとに、それぞれが限られた時間に思うところを話しました。久しぶりの大谷雅彦さん鹿児島より久保寛容さん三重県の水田まりさん新人の堀口澄子さんの参加もあり、活発な会となりました。
森本さんは欠席で残念でした。

短歌人の先輩、森本智江さんは、私の亡くなった母と同年代。今年、歌集を出されました。
きのうの会に森本さんがおられたらどんな意見を言われただろう、ほかの人の言葉をどういう風に聞かれただろうと思いました。