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妨害するアメリカ

2005-12-11 00:54:05 | 国際交渉

 今回の会議では、アメリカの参加をどう考えるかが大きな争点になっています。「2013年以降の次期枠組みの交渉と米国の参加」 に掲載したように、アメリカの参加のために気候変動対策全体を緩めるのか、アメリカにも席を用意しながらも、京都議定書のプロセスを進めるべきかが、2013年以降の制度設計の議論とも関連して問題になっていました。条約の交渉も、京都議定書の交渉も、前に進めたくないブッシュ政権は、この会議でも陰に陽に交渉を妨害しています。

 「閣僚級会合始まる」に掲載した、アメリカを暗に非難したカナダのマーティン首相の演説にブッシュ大統領が怒ってしまい、カナダのディオン議長とアメリカの代表団とが会った際に、アメリカの代表団はこの会議ではいかなる決定にもアメリカは参加しないと断言したとの噂が流れています。

 また、12月8日から9日にかけて行われたインフォーマルな交渉で、アメリカは席をたってしまったということです。
最終日(12月9日)の今日の化石賞は1位、2位、3位ともアメリカでした。

 1位の受賞理由は、この2週間の会議の間、アメリカはモントリオールでの交渉を妨害し続けたこと。

 2位の受賞理由は、昨日の閣僚級レベルの会合において、他の国が良い雰囲気の中で2013年以降の話をしようとしている時に、前日にカナダのマーティン首相がスピーチの中で隣国アメリカに対して批判したとして、席を立って出て行ったこと。

 3位の授賞理由は、夕方の閣僚級レベルの会合で、アメリカも締約国である「条約」のもとでの2013年以降の対話も始めたくないと発言したこと。

 会議場では、京都議定書から離脱し、交渉の進展を妨げているアメリカへの非難が高まっています。


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