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国道152号線を浜松から北上してみる・その2(遠山郷→地蔵峠→分杭峠→高遠)

2013年09月28日 | バイク
【現地訪問日:2013/9/22、最終改版日:2015/11/1】

 このエントリでは国道152号線を浜松から北上して長野県旧高遠町に至る区間を実際に走ってみた感想等の後半(遠山郷→高遠までの区間)について述べたいと思います。前半の浜松→遠山郷までについては、その1のエントリを参照ください


今回の全体地図(浜松から高遠まで)

地図中のマークは次の通りです
 ・A: 浜松浜北IC (新東名)
 ・B: 浜松市内のガソリンスタンド(24h)
 ・C: 国道152号/473号分岐点 (旧佐久間町:大井橋交差点)
 ・D: 旧水窪町 はくりや (休憩した商店)
 ・E: 兵越峠(ヒョー越峠) … 静岡・長野県境
 ・F: 兵越林道と国道152号(青崩峠方面)との分岐点
 ・G: 道の駅遠山郷 かぐらの湯 ←ここから
 ・H: 国道152号/474号(三遠南信自動車道)分岐点
 ・I: 迂回路となる蛇洞(じゃぼら)林道入口
 ・J: しらびそ高原と地蔵峠方面の分岐点
 ・K: 地蔵峠
 ・L: 大鹿村・鹿塩鉱泉方面の分岐点
 ・M: 分杭峠
 ・N: 国道152号/361号分岐点 (旧高遠町:高遠公園下交差点)

図中で使用している地図データを参照されたい方は、
こちらのリンクを別ウインドウで参照ください。
(PCのFirefoxとIE8では表示されることを確認しましたが、
スマホでは表示できないかもしれません)


3. 遠山郷→蛇洞林道入口付近まで

 かぐらの湯でひとっ風呂浴びた私は、11時前に再出発します。
 遠山郷からは国道152号を北上して上村方面に向かい、さらにその先の国道474号線との分かれ道付近より蛇洞(じゃぼら)林道に入り、しらびそ高原・地蔵峠方面に向かいます。


遠山郷(G)→R474分岐点(H)→蛇洞林道入口付近(I)までの地図


遠山郷の市街地から上村方面に向かいますが、いきなり道が狭いです


バスとの離合

 上村~遠山郷の区間は、特に遠山郷側の道幅が狭いのですが、交通量はそれなりにあるので離合に注意が必要となります。

【2015/11/1 追記】
 この遠山郷から上村に向かうルートについては、2015年10月に小道木バイパスが開通したことで、道路環境は大幅に改善されたようです。
 参考: 遠山温泉郷 かぐらの湯だよりの該当記事へのリンク



上村でも広い道はこんな感じになります(快走路)


上村の小中学校の信号機(信号下の英語標識に注目)

 なんで目につくところの表記が日本語ではなく、「SCHOOL」なんて英語表記してるんだよ! …と、ツッコミたくなります。


上村以北の道路

 遠山郷近くの狭い区間を過ぎると、後は広めの片側1車線の快走路となり、黙々と走り続けて国道474号線と国道152号線の分岐点に到達します。


国道474号線と国道152号線の分岐点の手前に到着


4. 蛇洞林道→地蔵峠→大鹿村まで

 この国道分岐点から次の目的地である大鹿村までは、国道152号線では兵越峠と並ぶ酷道区間である地蔵峠を越えていくことになります。広域地図は次の通りになります。


国道分岐点(H)→地蔵峠(K)→大鹿村(L)までの広域地図

 地図中、国道152号線のオレンジ色の道路は大島河原河川公園の先より地蔵峠の手前まで途切れていることに注目してください。また国道分岐点(H)から地蔵峠(K)までの拡大地図は次の通りです。


国道分岐点(H)→蛇洞林道入口(I)→しらびそ高原分岐点(J)→地蔵峠(K)

 まず上村方面からは、国道分岐点(H)より国道152号線方面に進みます。しかし国道152号線はその先の地蔵峠の南側が不通になっているため、ループ状の道路(I)より蛇洞林道に入って北上します。
 この蛇洞林道は観光地である「しらびそ高原」への経路でもあります。そのため林道途中の分岐点(J)で地蔵峠方面に向かうことになります。

 これらの現地状況を写真で示すと、次のような感じになります。


国道152号線(左)と国道474号線(右)との分岐点

 方角的には国道474号線が左になりますが、道路の作りの関係上、国道152号線は左側になります(大鹿村・しらびそ高原方面へ)。なお、直進すると国道474号線になりますが、ここから先は自動車専用道になっていて、125cc以下のバイクは通行不可となっています。


高架橋をくぐる

 分岐点を左に曲がって国道152号線側に進むと、すぐに右にカーブし、国道474号線と蛇洞林道の高架橋×2本の下をくぐります。


蛇洞林道と国道152号線との分岐点の看板

「152号通行不能」とわくわくする内容が書かれてあります。

 上村側から大鹿村・しらびそ高原方面へは、道なりに進めばそのまま蛇洞林道に入っていくようになっています。

 なお、この辺りでバイクを止めて写真を撮っていたら、近くにいたおっさんライダー2名から「写真撮ってあげるよ!」と言われて、私のカメラで、私とバイクの方を撮影されてしまいまいました。

 そのついでに軽く談笑していたのですが、反対側から来たというおっさんに話によると「峠の先は浮き砂が酷いから気をつけて」とのこと。これは貴重な情報です。

 お礼を言って早速、蛇洞林道の中に入っていきます。


蛇洞林道・案内板

 大鹿村まで27km。
 深い山の中を東京⇔横浜間に匹敵する距離だけ移動します。


中央構造線の説明看板


蛇洞林道上り

 最初の方は2車線だった道路も、山道に変わります。


しらびそ高原との分岐点(地図記号:J)

 右に行くとしらびそ高原、左に行くと大鹿村(地蔵峠)方面です。
 この辺りまでは特に苦もなく走って来れましたが、本当の酷道区間はここから始まります。


落石注意

 しらびそ高原との分岐点より地蔵峠方面は、おっさんの助言通りに全般的に路面に砂が浮いている状態で、バイク海苔としては運転にかなり気を使う状況となります。


斜面工事中(縦)

 どうみても崖崩れ現場です。本当にありがとうございました。


砂利道

 蛇洞林道は全線舗装されていますが、ごく一部だけ砂利道になっている区間があります。ただし砂利道区間は長くなく、砂利道に入る前の警告看板も出されているので、さほど気にはなりません。

 蛇洞林道を走っている間、バイクにつけているナビでは蛇洞林道に関する地図データが無いせいか、走行路不明のような表示を出していました。


地蔵峠

 そうしているうちに地蔵峠に到着します。


地蔵峠看板

 地蔵峠にはその名の通りお地蔵様がいるのですが、バイクを降りてお地蔵様を見つけて写真を撮るのが面倒くさくなって、ほぼ素通りしてしまいました。今思えばもったいないことをしました。

 地蔵峠まで出ると、ここから先は国道152号線に戻るので、ナビも正常に機能するようになります。


好きな酷道風景

 地蔵峠より大鹿村側も酷道が続きます。
 やっぱり酷道の風景といえば、狭い1車線の道路に傷んだ路面、そしてへたったガードレールと苔や枯葉で覆われた路肩でしょう!(力説)


急な下り坂エアピンカーブ・浮き砂付き

 バイク海苔にとっては恐ろしいことこの上ない道路環境です。(>_<)
 徐行運転で恐る恐る下っていきました。


地蔵峠下り(狭い道路)

 地蔵峠より大鹿村方面は、バイクと乗用車の離合も不可能な狭い1車線区間が存在します。


対向車

 その上、対向車はそこそこあるので、油断も隙もありません。


おにぎり

 こんな酷道でも、おにぎり(国道を示す逆三角形の看板)を見かけると「あー、俺の走っている道は間違いないんだ!」と安心できます。


源流の風景


法面崩落の恐れを知らせる標識

 わくわくするような看板を見つけました。


橋を渡る

 こういう風景は好きだったりします。
 左カーブの標識(本来は黄色)が、赤くなっちゃってます。


法面危険

「この先、法面危険につき斜面注意 徐行!」という
ワクワクするような警告看板が出ています。


大鹿村1

 その後、大鹿村の中まで来ると、道路は快走路となります。


藁干しの風景


大鹿村の道路風景

 花と川と山に囲まれた美しい光景です。


県道22号線との分岐点

 その後私は、地図記号Lの大鹿村・鹿塩鉱泉方面の分岐点より右側に入ってすぐの「塩の里」というお店で昼食を取ることにします。

 11時前に遠山郷を出て、ここに着いたのが13時前頃。快速道なら1時間で走り抜けられる約50kmの道のりを、2時間かけてようやく辿り着いた感じです。


塩の里のメニュー

 なにやら「鹿焼肉定食 900円」なるものがあります。
 鹿の肉なんて食べた記憶がないので、せっかくだから注文してみます。


鹿焼肉定食

 出てきた食事はこんな感じです。お肉は美味しかったのですが、私的にはちょっとボリュームが足りない感じがありました。(´・ω・`)


5. 大鹿村→分杭峠→高遠まで

 大鹿村から伊那市(旧高遠町)までは、分杭峠を越えていきます。
 地図で表すと下記のようになります。


大鹿村(L)→分杭峠(M)までの地図


分杭峠(M)→旧高遠町 国道152号/361号分岐点(N)までの地図


分杭峠行きシャトルバスの案内

 分杭峠(ぶんくい峠)は、最近磁場ゼロのパワースポットとやらで人気らしく、シャトルバスも出ているようです。


分杭峠までの道

 分杭峠越えの道路は1車線でちょっと路面が傷み気味です。こうした1車線の山道も世間一般では酷道になるのかもしれませんが、もう100km以上こんな道を走っていると感覚が麻痺してきたのか、ごく普通の生活道路のように、てくてくと進んでいきます。

 少なくとも先の地蔵峠よりは、はるかに走りやすい状況です。


そして分杭峠に到着~


分杭峠付近(ここから先は伊那市)


違法駐車禁止の看板

 分杭峠は人気スポットになってしまったせいか駐車禁止となっていて、峠の前後には強い文言の駐車禁止の看板が出ていました。(1車線の道路を塞がれちゃ困るので、これは理解できます)

 なお、私がバイクを路肩に寄せて、エンジンも止めずに跨ったまま峠の風景数枚の写真を撮ろうとしたところ(所要時間30秒)、それだけで近くにいた警備員から「駐車禁止です」と注意されて追い払われてしまいました。(´・ω・`)

 なお、車で分杭峠に来た人は、もう少し高遠よりにあるシャトルバスの発着場に駐車して、そこからバスで向かうことになります。


県道49号線との分岐点


下り10%の急勾配

 分杭峠から高遠方面へは、曲がりくねった山道を降りていきますが、この山道区間が終わると後は走りやすい道路が続きます。


県道212号線との分岐点


高遠手前の川沿いの風景

 高遠に近づくと、左手に美和湖と美和ダムが見えてきます。
 そして休憩ポイントとなる「南アルプスむら長谷」が右手にあります。(今回、南アルプスむら長谷は素通りしてしまいましたが)


そして伊那市街地方面と茅野方面の分岐点に到着

 国道152号線はこの後も続き、右に進むと杖突街道を通って、国道20号の中央道 諏訪IC近くに出ます。この杖突街道は、春先は菜の花に囲まれた風景がきれいな、とても気持ちの良い快走路です。

 また、杖突峠はぐにゃぐにゃカーブの続く難所ですが、峠の上から見る諏訪盆地の風景は絶景です。

 ただし今回は、野麦峠を走ってみたいという目的があったので、この後は国道361号を西進していきました。

 私はその後、伊那市街地→権兵衛街道→国道19号→道の駅 日義木曽駒高原→開田高原→高根乗鞍湖→野麦峠→松本→塩尻市広丘(給油)→諏訪→茅野の金鶏の湯で2回目のお風呂(20時頃)→甲府で夕食(22時頃)、そして横浜の自宅に帰り着いたのは夜中の2時でした。

 家を出たのが前夜の3時前だったので、ほぼ24時間寝ずに行動していました。そのおかげで帰りはふらふらでした。(←アホです)


最後に. これから国道152号線を走破されようとする方へ

 浜松から高遠までは、大型車が通行不能な区間はあるものの、乗用車であれば普通に行き来している道路です。そのためバイクであれば、気をつけていれば普通に走れると思います。
 ただし、ひたすら距離が長く(約200km)、酷道区間も長いので、覚悟を決めて走った方がよいでしょう。

 また、途中の山村のガソリンスタンドは、夜間や日曜・祝日は開いていないことを覚悟すべきです。実際に私が走行した9/22は3連休の中日(日曜日)でしたが、途中のスタンドはきっちり閉まっていました。

 バイクで突入する場合は、北は茅野か諏訪で、南は浜松できっちり満タンにしてから走ることをお勧めします。



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15 コメント

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面白い! (あっくんまーくんママ)
2013-09-29 12:54:25
自分は絶対行くことはない所が見れたので楽しかったです~
でも、お疲れ様☆
24時間ドライブ・・・
無事で何よりでした。
写真も沢山で面白かったです~
また楽しみにしてます♪
あっくんまーくんママさんへ (ブログ主)
2013-09-29 14:23:13
このツーリングから戻ってきた後は、翌日(1日)休んだだけでは
全然疲れが疲れが取れませんでした。
若くないから、無理しちゃいかんですな… (ううむ)
Unknown (グンマー県民)
2014-04-15 18:36:05
4月13日、原付カブで上田市から浜松市まで152号を走破してきました。
分杭峠ですが、まだシーズン前であったため、シャトルバスがないから警備員もいなくて、峠そばの路肩に複数の車やバイクが駐まっていて写真も取り放題、散策し放題でした。
私も目の前の路肩に止めて写真撮ってました。
11日15時に最後の冬季閉鎖区間が解除になったため、その直後ということで道そのものがすいていて快適でした。
GSは茅野市以降、二カ所でも営業がありましたが、茅野市での給油の指示はありがたかったです。
田舎や深夜対策で5リットルの携行缶を持参していますが、結果として茅野市から無給油で浜松市まで走れました。
色々と参考にさせて頂いたため、無事に走って戻ることが出来ました。
車にとっては酷道かと思いますが、バイクでは楽しい道でした。
分断国道で林道迂回だから、どんなに酷いかと思いましたが、林道を国道に編入していいだろと思うほど迷うこともなく快適でした。
むしろ、原付にとっては、152号よりも国道1号の方が地獄でした。
警察署で走行の可否を質問したら「原付で走っていいけれど、ひき逃げされるよ」といわれたほど、1号は危険きわまりなかったですw
グンマー県民さんへ (ブログ主)
2014-04-16 06:46:21
コメントありがとうございました。
それにしても上田から浜松ということは、国道152号線を全線走破ですか。
しかも原付で。(@_@)
でも逆に山間部はカブでのんびり走った方が面白い道かもしれませんね。
国道1号線のバイパスも走ったことはありますが、
あそこを原付で走るのは考えるのも恐ろしいです。(^^;)
よくぞご無事で!
バイク海苔 (黒ジャージ)
2015-04-30 18:29:59
しらびそ高原との分岐点より地蔵峠方面は、おっさんの助言通りに全般的に路面に砂が浮いている状態で、バイク海苔としては運転にかなり気を使う状況となります。―バイク乗り、ですよね
Unknown (遠州マン)
2015-06-06 11:28:42
バイク海苔でも別にいいのでは

私も浜松方面から152をひたすら北上してみることを
考えていたので大変参考になりました。
道の駅遠山号までは兵越峠経由で数度行きましたが
その先もやはりタフそうですね。
遠州マンさんへ (ブログ主)
2015-06-06 11:54:22
コメントありがとうございました。
このコメントを入れている2015年6月初頭現在、
国道157号線はその遠山郷で土砂崩れによる通行止めが出ているようです。
もし遠山郷以北へ行かれる場合は、事前に迂回路情報のご確認を!
ありがとうございます (遠州マン)
2015-06-06 20:53:34
早速調べてみました。
夜間は完全にダメなんですね。
もう少し下調べして決行します!
情報ありがとうございます!
遠州マンさんへ (ブログ主)
2015-06-06 21:51:58
お気を付けて、行ってらっしゃいませ。
走り終わったら、またコメントお待ちしてます。(^^)/~
2015年8月19日に走破は (ジェット)
2015-08-19 18:23:26
お疲れ様です。2015年8月19日に諏訪市から浜松市までの日本中央構造線に沿い152号線を走りました。地蔵峠付近は小石や浮き砂が沢山ありました。諏訪市を7時半に出て遠山郷に10時30分に到着、11時に出て12時30分くらいに天竜相津花桃の里道の駅に到着でした。17日が悪天候でしたので山中道は小枝が落ちていました。踏まない様に低速走行しました。里山のドライバーはスピードアップしています!大変危険ですので道を譲りながら走行しました。浜松市側からすれ違ったトライ中のライダーは5人!諏訪市側からは1人でした。全体的には静かで良い道でした!blogは良い参考になりました。有難うございました。

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