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国道157号線で福井・岐阜県境(温見峠)を越えてみる・その1(前編)

2014年08月01日 | バイク
【現地訪問日:2014/7/19】

 ブログ主は、一般人が敬遠する良くない環境の道路でもお構いなしに突っ込んでいくような、いわゆる「酷道マニア」の端くれであります(マニアと呼べるレベルにあるのかどうかはさておきですが…)。

 そんな酷道マニアなどやっておりますと、酷道関連の著書やヨソ様のWebサイト・掲示板等で「どの道が最も酷い道か?」という討論や比較検討の記事を見かけることがあるのですが、そうした話題の場では国道157号線の温見峠が一般車両が通行可能な国道の中では最凶クラスの酷道として、必ずと言っていいほど取り上げられます。
 無論ブログ主も温見峠のことは知識としては知っていたのですが、実際に走ったことはなかったので、(怖いモノ見たさの感覚で)いつかこの目で見てみたいと思っていました。

 それで今回は温見峠を走ってみるついでに白川郷とかを回ったりすべく(←一般人と目的が逆)、海の日の3連休を利用して岐阜への一泊ツーリングに出かけてきました。今回のエントリでは、そのときの走行記録をブログに残したいと思います。

 ・その1: 温見峠の解説と横浜⇒福井県大野市まで (このページ)
 ・その2: 大野市⇒温見峠まで
 ・その3: 温見峠⇒岐阜県本巣市樽見まで
 ・その4: 樽見⇒横浜までの帰路


1. はじめに (国道157号線 温見峠について)


国道157号線 温見峠越えルートの地図(越前大野⇔本巣市・樽見)

今回のマップデータ(google mapへ)

 国道157号線は岐阜市から根尾川・樽見鉄道に沿って北上し、本巣市(旧根尾村)から温見峠を越えて福井県に入り、大野市・白山市・野々市市を経由して金沢に至るルートの国道です。地図上では岐阜から福井への最短ルートとなっています。
 ところが実際は福井・岐阜県境の温見峠越えの区間は狭隘で大型車の通行が禁止されているためにメインの交通路としては使われておらず、それどころか「危険 落ちたら死ぬ!!」の警告看板が出されている程のヤバイ道として、前述の通り酷道マニアにはよく知られて(恐れられて)います。

 また、温見峠越えの区間は2007年に発生した災害(崖崩れ)で長らく通行止めになっていたのですが、2012年にようやく復旧したところでもあります。今回は訪問の1週間前に台風が通ったことで、また災害で通れなくなるのではないかと危惧していたのですが、自宅を出る前段階では特に通行規制は出ていない状況でした。ただし大雨が降ると通行規制がかかる区間でもあるので、
 「雨が降らないでくれよ~ (-人-)」
と祈りながら、3連休を向かえていた状況でした。

※ 温見峠の状況を手っ取り早く知りたい方は、その2から参照下さい。


2. 横浜から越前大野まで行ってみる(余談)


行きの経路(クリックで大サイズの地図へ)

google mapの地図データはこちら

 横浜市在住のブログ主は、とりあえず今回の宿泊先として温見峠の岐阜県側の入口に当たる樽見駅近くの旅館 住吉屋(公式サイトはこちら)を予約しました。当初の予定では一日かけて樽見に行って一泊し、翌朝ベースキャンプ地(住吉屋)から温見峠へ登頂するつもりでした。

 しかし出発前の7月19~20日の天気予報は、長野・岐阜県は雨マークを含んだ予想となっており、もし大雨が降ろうものなら、せっかくここまで来ておきながら温見峠が通行止めになってしまう可能性がありました。とはいえ横浜からいろいろ走り回って最後の〆に温見峠を越えるというのも、体力的に持つかどうか不安がありました。

 そのためとりあえず白川郷経由で白鳥の近くまで行き、天気や体力が持つようであれば九頭竜湖→越前大野経由でその日のうちに温見峠を越えることにし、もし無理そうであればそのまま南下して樽見に直行し、翌朝の登頂に賭けることにしました。そしてもし両日とも天候に恵まれるようであれば、往復で温見峠を越えてみたいと思っていました。

2014年7月19日(土)
 この日は2時半に起床して3時半に横浜の自宅を出発。保土ヶ谷バイパスから東名に入り、海老名JCTから最近繋がったばかりの圏央道を通って中央道に入ります。そして松本ICで下車してすぐ近くのガソリンスタンドで1回目の給油を行い(7:30頃)、続けてR158から安房峠を越えて平湯温泉からR471で宙(スカイ)ドーム・神岡に行って朝食を取ります(9:30頃)。


宙ドーム・神岡


なめこそばと飛騨牛串焼き

 本当はここからR360(天生峠)経由で白川郷に行きたかったのですが、数日前の大雨で天生峠は落石通行不可となっており、仕方なく県道90号(道の駅 飛騨古川いぶし)経由で飛騨清見ICから東海北陸道で白川郷へ行くことにしました。



白川郷にて(11時過ぎ)

 途中、ざーざー降りの雨に遭いながら白川郷に辿り着くと、そこはかんかん照りのクソ暑い状況になっていました。そしてすっかり観光地と化した白川郷をチラ見してお土産品をGET。その後、本当は白山スーパー林道を通って白山市経由で越前大野に抜けたかったのですが、白山スーパー林道はバイクの通行が禁止されているため、R156を南下して荘川桜のあるダム沿いを通って高鷲町へ。
 ここが樽見に直行するか越前大野に向かうかの判断ポイントだったのですが、残り時間と体力と天候を考えるとこれから温見峠を越えても大丈夫そうだったので、意を決して越前大野へ向かいます。

 高鷲町から九頭竜湖までは県道314号→県道127号経由のルートを通ったのですが、途中またもやざーざー降りの雨に遭った上に、川沿いの道路が想像外の酷道でかなりげんなり。そして九頭竜湖からはR158でまっすぐ進んで越前大野駅へ到着します(14:30頃)。



越前大野駅 (なぜかすぐ近くにゆるキャラさんがいました)

 大野市から先の温見峠越えの区間は飯屋もガソリンスタンドもないことが判っているので、大野市内で休憩+自分とバイクのお腹をいっぱいにすべく、お店やGSを探して近くとてきとーに走ります。



越前大野市内のガソリンスタンド(島田石油)

 そうしたところ小さなガソリンスタンドを発見し、ここで本日2回目の給油を行います(この時点で横浜の自宅を出て520km)。そして給油後に一旦取り外していたタンクバッグを再装着して出発しようとした矢先、元々雨雲で薄暗かった空が更に厚い雷雲で暗くなり、体に当たるとバチバチ音を立てるほどのざーざー降りの雨が降り出し、雷もピカピカ・ゴロゴロ言い出してしまいました(泣)。

 ガソリンスタンドの店員さんに、バイクを止めて一休みできるようなところが近くにないか聞いてみたところ、すぐ先の信号を左に行った先にショッピングセンターがあるとのこと。とりあえず、そこに向かいます。



ハニー新鮮館おおの

 辿り着いた先は、大きめの駐車場のあるスーパーでした。幸いにして入口に近いところに雨がしのげるスペースがあり、ここに滑り込みます。



侘びしい昼飯

 旅先では現地の料理屋(主に定食屋)でその土地の郷土料理を頂くのが大好きな私ですが、今回は仕方なくスーパーで買ったお弁当・総菜を店の前のベンチで独りで食べるという寂しい状況となりました(哀)。
 とはいえこのスーパーのお弁当は美味しくて、特にソースがたっぷりかかったソースカツは、塩分を欲していた体に染み込むようでした。スポーツドリンクも1本飲み干し、バイクも体も満タン状態になりました。



岐阜方面の山を見る(15:30頃)

 ベンチでお弁当をつついているうちに雨は止んだのですが、これからの目的地である岐阜県は遙か山の先。しかもこれから進もうとしている方面の山には“どんよりどよどよした”黒い雲がかかっていました。

 灼熱と雨のよく判らん天気の中、未明から500km以上走り続けた体で、どうみても良くなさそうな天気の中を、これから最凶クラスの酷道に向かって突入するのかと思うと、“俺って判断間違ったのかなぁ…”と弱気になりそうな状況でした。でも宿泊地は山の向こうなので、進まない訳にはいきません。

「お父さん、お母さん、ブログ主はこれからあの山に飛び込んでいきます!」

こんな状態で、温見峠の登頂(アタック)を開始するのでありました。

その2(越前大野⇒温見峠)へ続く
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