【現地訪問日:2017/4/7、記事作成日:2017/5/7】
このエントリではその1 (サンライズ出雲編)の続きとして、JR出雲市駅から出雲大社にお参りして戻ってくるまでの旅行記を中心に記載しています。
1. 出雲市駅から出雲大社までの移動方法について
出雲市駅から出雲大社までの直線距離(google mapの距離測定機能の画面コピー)
出雲市の中心駅であるJR出雲市駅/電鉄出雲市駅から出雲大社までは直線距離にして約8kmあります。直線距離で8kmなので、実際の移動距離は10kmを越えます。
これを横浜市民のブログ主がパッと思いつく2拠点間の距離を調べて比較してみると
・川崎駅~川崎大師間=直線距離で約3km
・横浜駅~新横浜駅間=直線距離で約4.5km
・東京駅~新宿駅間=直線距離で約6km (中央線の営業距離だと10.3km)
であることから、8kmという距離は初見の旅行者にとっては“結構思っていた以上に離れている”点に注意する必要があります。
そのため出雲市駅に降り立った旅行者が出雲大社に向かうには、
・一畑電車で電鉄出雲市駅から出雲大社前駅に向かう
・路線バスで出雲市駅前から出雲大社に向かう
の2つの移動手段がよく使われます。
01-一畑電車での電鉄出雲市→出雲大社前駅→出雲大社間の経路地図
02-自動車での出雲市駅→出雲大社間の地図の経路地図
今回のエントリでは出雲大社訪問記に加えて、旅行好きの鉄ヲタ目線で出雲市駅⇔出雲大社間の移動方法に関する点についても記載していきたいと思います。
2. 出雲市駅から出雲大社までのバス移動
今回ブログ主と嫁がサンライズ出雲号で出雲市駅に降り立ったのは、定刻より1時間15分遅れの11:13頃。一畑電車の次の便は11:19ですが、駅でトイレとかスーツケースを預けたりする時間を考えるとこれに乗るのはちょっと苦しいです。
なお一畑電車のその次の便は12:18となっていて、1時間以上空いてしまいます。(;´Д`)
そのため駅前のバス乗り場で時間を調べたところ、バス便は毎時0分と30分に出雲大社方面行きが走っているようでした。次の11:30の便が丁度よいので、行きはこのバスに乗って行くことにします。
03-出雲市駅を出たところ(電鉄出雲市駅の正反対方面)
出雲市駅にはスーツケースも入れられる大型コインロッカーがあるようですが、今回ブログ主は写真の先に1日500円で荷物を預かってくれるところ(事務所)があったので、そこで手持ちのスーツケースを預かってもらいます。
※ ここに預けた荷物は、事務所が開いている17時頃までに取りに行く必要があります。
04-バス停は長蛇の列
荷物預け所から戻ってきたのは10分前の11:20頃。最初に時間を調べたときは待っている人は皆無だったのに、このときにはすでにこの行列になっていました。
05-乗ったのはこんなバス
ごく普通の路線バスです。バスは定刻より数分遅れて到着&出発します。
06-満員のバスの車内
ブログ主と嫁はギリギリ席にありつけましたが、車内は立ち席の人も含めて満員状態でした。乗客は途中の中央病院で降りる人もそこそこいましたが、多くの人が出雲大社まで向かっていました。
07-変わったスタバの前に到着
バスの所要時間は35分ぐらいですが、今回は45~50分ぐらいかかってようやく出雲大社の最寄りのバス停に到着します(12:25頃)。今回の旅行は電車もバスも遅れてヘロヘロです。(;´Д`)
なおここのスタバ(出雲大社店)は外見が和風テイストで面白いです。残念ながら時間の都合上、お店には立ち寄りませんでしたが。
3. 出雲大社にお参りしてみる
ここからはバスを降りて出雲大社に向かって行きます。
08-勢溜の大鳥居
最寄りのバス停とスタバは、勢溜(せいだまり)の大鳥居のすぐ近くにあります。ここから進んで行きます。
09-途中までは普通の参道
この日は平日のためからか、参道内のお店は開いていませんでした(準備中)。
10-下り参道
一般的には神社の入口から本殿に向かう参道は上り坂が多いのですが、出雲大社は下りの参道という珍しいものがあります。
11-橋と川と桜の風景が綺麗です
イイ感じなところです。
12-松の参道が見えてきました
せっかくですので、松の参道の真ん中を突き進んでいきます。
13-侵入禁止
ところが「松の根の保護のため参道左右をお進み下さい」とのこと。(´・ω・`)
14-手前の方の手水舎
ここでお手を清めます。
15-ポケモンGo禁止
手水舎の隣の立て看板には、ポケモンGoの禁止と歩きスマホを控えるようにとの記載があります。
16-平成の大遷宮のご挨拶
出雲大社では60年に1度大遷宮が行われるのですが(総事業費100億円)、昨年(平成28年)に第1期が完了し、現在は第2期の事業が行われています。
17-奉賛者御芳名
ぶっちゃけた話、寄付金納付者リストです。
18-奉賛者のトップランク
下衆なブログ主は、誰がたくさんお金を払っているのか気になります。(゚∀゚)
トップランキングのエリアを見てみましたが、金壱阡萬円以上のような記載があってびびりました。個人ではなく組織が大半ですが。
19-拝殿
出雲大社といえば、このでっかいしめ縄のある拝殿です。
20-御朱印受け付け
なお出雲大社では御朱印のお代(料金)は決まっていないようです。お気持ち次第とのことですが、素人には料金を明示してくれた方が嬉しいのかなと思います。
21-御守所
ぶっちゃけた話、御守りの販売所です。ここで記念の鈴を買って帰りました。
22-神せん料の立て札
天皇陛下や皇族の方々/宮家の記載がありました。奉賛者の皇族バージョンと思えばよいのでしょうか?(よく判りません)
23-奥の方の手水舎
手水舎は奥の方にもあります。
24-鳩が水浴びをしています
こちらの手水舎では複数の鳩たちが人を恐れることなく、のんびりばちゃばちゃと水遊びをしていました。至近距離で撮影します。
25-この雰囲気たまらないです
奥の方に神殿(本殿)がありますが、残念ながらパンピー立入禁止なので、遠目に眺めながら引き返していきます。
26-鳩のえさ(20円)
境内には鳩がたくさんいるのですが、その鳩向けのエサがリーズナブルな値段で販売されていました。もちろん購入します。
27-鳩のえさの中身
よく判りませんが、なにかの種っぽいものが入っていました。
28-鳩が入れ食い状態です
花咲か爺さんのように種を撒くと、鳩がわらわらと集まってきます。
最初にエサを手にしたときは「ちょっとしか入ってないな~」と思ったのですが、1回に撒く量はちょっとでも充分なので、嫁と自分でエサ1袋を分け合っても楽しめるぐらいでした。
29-大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)さん
大国主大神は古事記や日本書紀にも出てくる日本神話の神様で、出雲大社の祭神となっています。
「因幡の白兎」のお話しだと、やんちゃしてワニ(サメ)に毛皮をはぎ取られた白うさぎに「海水に浸かって風に当たってるとええで (^^)」と畜生ガセネタを教えたのが八十神、それに対して「真水で体を洗って、蒲の穂にくるまってるとええで」と教えてあげたのがこの大国主大神さんです。
そんなこともあって、出雲大社の境内にはうさぎのオブジェなどがいろいろとあります。
30-満開の桜が本当に綺麗です
この日は4月7日。例年この時期だと桜は散りかけになっているはずですが、今年は全国的に桜の開花が遅かったこともあり、この日がどんぴしゃの満開に当たっていてラッキーでした。
31-帰りは上り坂になります
ここに来る前にスーツケースを預けてきて正解でした…。
32-勢溜まで戻ってきました
最初に降りたバス停や和風スタバは写真の右側方面になります。直進するとお土産品等のお店が並んだいわゆる“門前町”になっていて、一畑電車の出雲大社前駅もこの通りにあります。
4. 出雲大社を出てから出雲市駅・江津駅までの電車移動
この日の宿泊地は島根県江津市。江津にはその日中に辿り着けばよいので、電車の時間は行き当たりバッタリで考えていたのですが、とりあえずJR出雲市駅を15:27に出発するスーパーおき5号で向かうと丁度よさそうです。それに接続する一畑電車は出雲大社前(14:52発)→川跡駅乗り換え→(15:15着)電鉄出雲市駅の便がぴったりとなります。
勢溜まで戻ってきたとの時刻は13:20頃。予定の電車まで1時間半もあるので、ここで遅めの昼飯を取って、のんびりお土産屋さんを見回ってみることにします。
33-近くのそば屋で昼食
ブログ主は名物の三色割子の出雲そば(1050円)をいただきます。美味しかったのですが、ブログ主にはちょっと分量が足りませんでした。(´・ω・`)
34-縁結びの箸屋さん
名前を彫ってくれるお箸屋さんがあったので、そこで夫婦箸をGETし名前を彫ってもらいます。名前を彫るのに10分程度時間があるので、その間に近くのお土産屋さんなども見て回ります。
35-出雲大社前駅の入口
出雲大社前駅には発車15分前の14:37頃に着きました。
36-出雲大社前駅の中
レトロな駅舎です(結構すき)。
ここはSuicaなんぞ使えないので、事前に券売機で電鉄出雲市駅までの切符(490円)を購入します。
37-出雲大社前駅のホーム
駅の改札は発車10分前から始まるようでしたが、そんなのを無視して各々が勝手にホームに向かっていきます。乗客は外国人(白人)の人が多かったのが印象的でした。
38-川跡(かわと)駅で乗り換え
今回出雲大社前駅から乗った電車は4駅先の川跡駅が終点となっていて、ここで乗り換えます。
電鉄出雲市駅⇔出雲大社前駅間は途中の川跡駅で折り返す線形になっているため、直通列車の設定本数は少なく、大半の場合は川跡駅での乗り換えが必要となっています。ただし乗り継ぎ便が考慮されているため、すぐに目的地へ向かうことができます。
39-列車が3本並んでいます(川跡駅にて)
左が出雲大社前駅からやって来た電車(これに乗ってきた)、中央が松江しんじ湖温泉駅に向かっている電車、右がこれから乗り換える電鉄出雲市行きの電車です。
40-一方向を向いた車内
川跡駅で乗り換えた電鉄出雲市行きの電車は2両編成で、前方車両は普通の通勤列車、後方の車両は全席が進行方向右側を向いた変わった車両でした。テーブルやドリンクホルダーもあって、いかにも観光列車って感じがします。地元の女子高生もそこそこ乗っていましたが。
41-電鉄出雲市駅に到着
電車は2階のホームに到着。前方の階段で下の改札口に向かって行きます。
42-JR出雲市駅に向かいます
JR出雲市駅と電鉄出雲市駅は同じ駅ビルのようなところなので、乗り換えは余裕です。
その後ブログ主は預けていたスーツケースを引き取りに行き、嫁は駅ビルの喫茶店で持ち帰り用のコーヒーを頼んでいたのですが、コーヒー屋がやけに手際が悪くて準備に手間取っており、新山口行きのスーパーおき5号に乗り込んだのは結構ぎりぎりの時間でした。
43-山陰本線から眺める日本海
出雲市駅からスーパーおき5号に乗る乗客は結構多かった上に、列車は2両編成(指定席1両+自由席1両)と短かったこともあり、自由席の車内はほぼ満席の状態でした。ブログ主は「自由席でも窓側+通路側の2席を取ることなんて余裕」などと思っていたのですが、嫁とは通路を挟んだ隣同士の通路席と相成りました。考えが甘かったです。(´・ω・`)
そして内心「日本海沿いの車窓の風景を窓側席で見たかったよ、ちくしょー ヽ(`Д´)ノ」と思いつつも、買い込んだコーヒーと持ち込んだ甘いものを口にしながら優雅な午後のひとときを過ごすのでありました。
44-江津駅に到着(16:20頃)
そしてスーパーおき号(キハ187系)は、出雲市からの約70kmをわずか50分で駆け抜けて、本日の宿泊地である江津に到着します。
キハ187系は外見は通勤電車に毛の生えたような2両編成のディーゼルカーなのですが、むっちゃ早いです。2009年に初めてキハ187系(スーパーいなば号)に乗ったときもその加速っぷりに驚いたのですが(このときの乗車記はこちら)、そのスピード度は相変わらず健在でした。
最後に. 出雲市駅⇔出雲大社間の移動に関する補足
45-出雲大社前駅~出雲大社間の地図
(※ 上の地図は左ルートを通っていますが、実際には勢溜から出雲大社までは直進する感じになります)
出雲市駅から出雲大社までは事実上電車かバスの2択になりますが、出雲大社前駅から出雲大社まではそこそこ距離があるので、
・歩く距離を極力短くしたいのであればバス
・多少歩いても問題ないのであれば電車
・本数が多いのはバス
・乗ってて楽なのは電車
・100%乗り換えが発生しないのはバス
・時間の正確性は電車
・料金は似たようなもの(片道料金はバス=500円、電車=490円)
という感じで、どちらも一長一短となっています。
個人的には出雲大社前駅~勢溜間のお店を見て回るのが楽しいので、行きか帰りのどちらかは電車を使うことをお勧めしたいところであります。
<参考URL(2017年5月時点)>
・一畑電車の運行時刻のご案内ページ (各駅時刻表PDFへのリンクあり)
・日御碕線・大社線(一畑バス)のページ と時刻表PDFへの直リンク
~その3へ続く~
このエントリではその1 (サンライズ出雲編)の続きとして、JR出雲市駅から出雲大社にお参りして戻ってくるまでの旅行記を中心に記載しています。
1. 出雲市駅から出雲大社までの移動方法について
出雲市駅から出雲大社までの直線距離(google mapの距離測定機能の画面コピー)
出雲市の中心駅であるJR出雲市駅/電鉄出雲市駅から出雲大社までは直線距離にして約8kmあります。直線距離で8kmなので、実際の移動距離は10kmを越えます。
これを横浜市民のブログ主がパッと思いつく2拠点間の距離を調べて比較してみると
・川崎駅~川崎大師間=直線距離で約3km
・横浜駅~新横浜駅間=直線距離で約4.5km
・東京駅~新宿駅間=直線距離で約6km (中央線の営業距離だと10.3km)
であることから、8kmという距離は初見の旅行者にとっては“結構思っていた以上に離れている”点に注意する必要があります。
そのため出雲市駅に降り立った旅行者が出雲大社に向かうには、
・一畑電車で電鉄出雲市駅から出雲大社前駅に向かう
・路線バスで出雲市駅前から出雲大社に向かう
の2つの移動手段がよく使われます。
01-一畑電車での電鉄出雲市→出雲大社前駅→出雲大社間の経路地図
02-自動車での出雲市駅→出雲大社間の地図の経路地図
今回のエントリでは出雲大社訪問記に加えて、旅行好きの鉄ヲタ目線で出雲市駅⇔出雲大社間の移動方法に関する点についても記載していきたいと思います。
2. 出雲市駅から出雲大社までのバス移動
今回ブログ主と嫁がサンライズ出雲号で出雲市駅に降り立ったのは、定刻より1時間15分遅れの11:13頃。一畑電車の次の便は11:19ですが、駅でトイレとかスーツケースを預けたりする時間を考えるとこれに乗るのはちょっと苦しいです。
なお一畑電車のその次の便は12:18となっていて、1時間以上空いてしまいます。(;´Д`)
そのため駅前のバス乗り場で時間を調べたところ、バス便は毎時0分と30分に出雲大社方面行きが走っているようでした。次の11:30の便が丁度よいので、行きはこのバスに乗って行くことにします。
03-出雲市駅を出たところ(電鉄出雲市駅の正反対方面)
出雲市駅にはスーツケースも入れられる大型コインロッカーがあるようですが、今回ブログ主は写真の先に1日500円で荷物を預かってくれるところ(事務所)があったので、そこで手持ちのスーツケースを預かってもらいます。
※ ここに預けた荷物は、事務所が開いている17時頃までに取りに行く必要があります。
04-バス停は長蛇の列
荷物預け所から戻ってきたのは10分前の11:20頃。最初に時間を調べたときは待っている人は皆無だったのに、このときにはすでにこの行列になっていました。
05-乗ったのはこんなバス
ごく普通の路線バスです。バスは定刻より数分遅れて到着&出発します。
06-満員のバスの車内
ブログ主と嫁はギリギリ席にありつけましたが、車内は立ち席の人も含めて満員状態でした。乗客は途中の中央病院で降りる人もそこそこいましたが、多くの人が出雲大社まで向かっていました。
07-変わったスタバの前に到着
バスの所要時間は35分ぐらいですが、今回は45~50分ぐらいかかってようやく出雲大社の最寄りのバス停に到着します(12:25頃)。今回の旅行は電車もバスも遅れてヘロヘロです。(;´Д`)
なおここのスタバ(出雲大社店)は外見が和風テイストで面白いです。残念ながら時間の都合上、お店には立ち寄りませんでしたが。
3. 出雲大社にお参りしてみる
ここからはバスを降りて出雲大社に向かって行きます。
08-勢溜の大鳥居
最寄りのバス停とスタバは、勢溜(せいだまり)の大鳥居のすぐ近くにあります。ここから進んで行きます。
09-途中までは普通の参道
この日は平日のためからか、参道内のお店は開いていませんでした(準備中)。
10-下り参道
一般的には神社の入口から本殿に向かう参道は上り坂が多いのですが、出雲大社は下りの参道という珍しいものがあります。
11-橋と川と桜の風景が綺麗です
イイ感じなところです。
12-松の参道が見えてきました
せっかくですので、松の参道の真ん中を突き進んでいきます。
13-侵入禁止
ところが「松の根の保護のため参道左右をお進み下さい」とのこと。(´・ω・`)
14-手前の方の手水舎
ここでお手を清めます。
15-ポケモンGo禁止
手水舎の隣の立て看板には、ポケモンGoの禁止と歩きスマホを控えるようにとの記載があります。
16-平成の大遷宮のご挨拶
出雲大社では60年に1度大遷宮が行われるのですが(総事業費100億円)、昨年(平成28年)に第1期が完了し、現在は第2期の事業が行われています。
17-奉賛者御芳名
ぶっちゃけた話、寄付金納付者リストです。
18-奉賛者のトップランク
下衆なブログ主は、誰がたくさんお金を払っているのか気になります。(゚∀゚)
トップランキングのエリアを見てみましたが、金壱阡萬円以上のような記載があってびびりました。個人ではなく組織が大半ですが。
19-拝殿
出雲大社といえば、このでっかいしめ縄のある拝殿です。
20-御朱印受け付け
なお出雲大社では御朱印のお代(料金)は決まっていないようです。お気持ち次第とのことですが、素人には料金を明示してくれた方が嬉しいのかなと思います。
21-御守所
ぶっちゃけた話、御守りの販売所です。ここで記念の鈴を買って帰りました。
22-神せん料の立て札
天皇陛下や皇族の方々/宮家の記載がありました。奉賛者の皇族バージョンと思えばよいのでしょうか?(よく判りません)
23-奥の方の手水舎
手水舎は奥の方にもあります。
24-鳩が水浴びをしています
こちらの手水舎では複数の鳩たちが人を恐れることなく、のんびりばちゃばちゃと水遊びをしていました。至近距離で撮影します。
25-この雰囲気たまらないです
奥の方に神殿(本殿)がありますが、残念ながらパンピー立入禁止なので、遠目に眺めながら引き返していきます。
26-鳩のえさ(20円)
境内には鳩がたくさんいるのですが、その鳩向けのエサがリーズナブルな値段で販売されていました。もちろん購入します。
27-鳩のえさの中身
よく判りませんが、なにかの種っぽいものが入っていました。
28-鳩が入れ食い状態です
花咲か爺さんのように種を撒くと、鳩がわらわらと集まってきます。
花咲か爺さん | |
クリエーター情報なし | |
丸惣 |
最初にエサを手にしたときは「ちょっとしか入ってないな~」と思ったのですが、1回に撒く量はちょっとでも充分なので、嫁と自分でエサ1袋を分け合っても楽しめるぐらいでした。
29-大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)さん
大国主大神は古事記や日本書紀にも出てくる日本神話の神様で、出雲大社の祭神となっています。
「因幡の白兎」のお話しだと、やんちゃしてワニ(サメ)に毛皮をはぎ取られた白うさぎに「海水に浸かって風に当たってるとええで (^^)」と畜生ガセネタを教えたのが八十神、それに対して「真水で体を洗って、蒲の穂にくるまってるとええで」と教えてあげたのがこの大国主大神さんです。
いなばの白うさぎ (日本昔ばなしアニメ絵本 (17)) | |
クリエーター情報なし | |
永岡書店 |
そんなこともあって、出雲大社の境内にはうさぎのオブジェなどがいろいろとあります。
30-満開の桜が本当に綺麗です
この日は4月7日。例年この時期だと桜は散りかけになっているはずですが、今年は全国的に桜の開花が遅かったこともあり、この日がどんぴしゃの満開に当たっていてラッキーでした。
31-帰りは上り坂になります
ここに来る前にスーツケースを預けてきて正解でした…。
32-勢溜まで戻ってきました
最初に降りたバス停や和風スタバは写真の右側方面になります。直進するとお土産品等のお店が並んだいわゆる“門前町”になっていて、一畑電車の出雲大社前駅もこの通りにあります。
4. 出雲大社を出てから出雲市駅・江津駅までの電車移動
この日の宿泊地は島根県江津市。江津にはその日中に辿り着けばよいので、電車の時間は行き当たりバッタリで考えていたのですが、とりあえずJR出雲市駅を15:27に出発するスーパーおき5号で向かうと丁度よさそうです。それに接続する一畑電車は出雲大社前(14:52発)→川跡駅乗り換え→(15:15着)電鉄出雲市駅の便がぴったりとなります。
勢溜まで戻ってきたとの時刻は13:20頃。予定の電車まで1時間半もあるので、ここで遅めの昼飯を取って、のんびりお土産屋さんを見回ってみることにします。
33-近くのそば屋で昼食
ブログ主は名物の三色割子の出雲そば(1050円)をいただきます。美味しかったのですが、ブログ主にはちょっと分量が足りませんでした。(´・ω・`)
34-縁結びの箸屋さん
名前を彫ってくれるお箸屋さんがあったので、そこで夫婦箸をGETし名前を彫ってもらいます。名前を彫るのに10分程度時間があるので、その間に近くのお土産屋さんなども見て回ります。
35-出雲大社前駅の入口
出雲大社前駅には発車15分前の14:37頃に着きました。
36-出雲大社前駅の中
レトロな駅舎です(結構すき)。
ここはSuicaなんぞ使えないので、事前に券売機で電鉄出雲市駅までの切符(490円)を購入します。
37-出雲大社前駅のホーム
駅の改札は発車10分前から始まるようでしたが、そんなのを無視して各々が勝手にホームに向かっていきます。乗客は外国人(白人)の人が多かったのが印象的でした。
38-川跡(かわと)駅で乗り換え
今回出雲大社前駅から乗った電車は4駅先の川跡駅が終点となっていて、ここで乗り換えます。
電鉄出雲市駅⇔出雲大社前駅間は途中の川跡駅で折り返す線形になっているため、直通列車の設定本数は少なく、大半の場合は川跡駅での乗り換えが必要となっています。ただし乗り継ぎ便が考慮されているため、すぐに目的地へ向かうことができます。
39-列車が3本並んでいます(川跡駅にて)
左が出雲大社前駅からやって来た電車(これに乗ってきた)、中央が松江しんじ湖温泉駅に向かっている電車、右がこれから乗り換える電鉄出雲市行きの電車です。
40-一方向を向いた車内
川跡駅で乗り換えた電鉄出雲市行きの電車は2両編成で、前方車両は普通の通勤列車、後方の車両は全席が進行方向右側を向いた変わった車両でした。テーブルやドリンクホルダーもあって、いかにも観光列車って感じがします。地元の女子高生もそこそこ乗っていましたが。
41-電鉄出雲市駅に到着
電車は2階のホームに到着。前方の階段で下の改札口に向かって行きます。
42-JR出雲市駅に向かいます
JR出雲市駅と電鉄出雲市駅は同じ駅ビルのようなところなので、乗り換えは余裕です。
その後ブログ主は預けていたスーツケースを引き取りに行き、嫁は駅ビルの喫茶店で持ち帰り用のコーヒーを頼んでいたのですが、コーヒー屋がやけに手際が悪くて準備に手間取っており、新山口行きのスーパーおき5号に乗り込んだのは結構ぎりぎりの時間でした。
43-山陰本線から眺める日本海
出雲市駅からスーパーおき5号に乗る乗客は結構多かった上に、列車は2両編成(指定席1両+自由席1両)と短かったこともあり、自由席の車内はほぼ満席の状態でした。ブログ主は「自由席でも窓側+通路側の2席を取ることなんて余裕」などと思っていたのですが、嫁とは通路を挟んだ隣同士の通路席と相成りました。考えが甘かったです。(´・ω・`)
そして内心「日本海沿いの車窓の風景を窓側席で見たかったよ、ちくしょー ヽ(`Д´)ノ」と思いつつも、買い込んだコーヒーと持ち込んだ甘いものを口にしながら優雅な午後のひとときを過ごすのでありました。
44-江津駅に到着(16:20頃)
そしてスーパーおき号(キハ187系)は、出雲市からの約70kmをわずか50分で駆け抜けて、本日の宿泊地である江津に到着します。
キハ187系は外見は通勤電車に毛の生えたような2両編成のディーゼルカーなのですが、むっちゃ早いです。2009年に初めてキハ187系(スーパーいなば号)に乗ったときもその加速っぷりに驚いたのですが(このときの乗車記はこちら)、そのスピード度は相変わらず健在でした。
最後に. 出雲市駅⇔出雲大社間の移動に関する補足
45-出雲大社前駅~出雲大社間の地図
(※ 上の地図は左ルートを通っていますが、実際には勢溜から出雲大社までは直進する感じになります)
出雲市駅から出雲大社までは事実上電車かバスの2択になりますが、出雲大社前駅から出雲大社まではそこそこ距離があるので、
・歩く距離を極力短くしたいのであればバス
・多少歩いても問題ないのであれば電車
・本数が多いのはバス
・乗ってて楽なのは電車
・100%乗り換えが発生しないのはバス
・時間の正確性は電車
・料金は似たようなもの(片道料金はバス=500円、電車=490円)
という感じで、どちらも一長一短となっています。
個人的には出雲大社前駅~勢溜間のお店を見て回るのが楽しいので、行きか帰りのどちらかは電車を使うことをお勧めしたいところであります。
<参考URL(2017年5月時点)>
・一畑電車の運行時刻のご案内ページ (各駅時刻表PDFへのリンクあり)
・日御碕線・大社線(一畑バス)のページ と時刻表PDFへの直リンク
~その3へ続く~
出雲大社 (楽学ブックス) | |
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ジェイティビィパブリッシング |
NHKスペシャル 遷宮 第2回 出雲大社 ~オオクニヌシの謎~ | |
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メーカー情報なし |