広島のエースの在り方とは?リーグトップ大瀬良大地は黒田型かマエケン型!?
広島のエースの在り方とは?リーグトップ大瀬良大地は黒田型かマエケン型!?
いつも動画をみてくださり、ありがとうございます。感謝です。
7/7(土) 8:01配信 Number Webより引用:
広島のエースは黒田型かマエケン型。大瀬良大地はどっちに行き着く?
“駆け抜けろ 大地~ 赤い声援 力に変えて 今 不屈の闘志胸に~♪”
マツダスタジアムに響き渡る登場曲を背に、マウンドに上がる大瀬良大地の姿はどこか自信を得たように映る。
ただ、そこから今季の進化のすべては見えてこない。
ただ、12球団最速10勝をマークした快進撃は、偶然でも幸運でもない。
自らの力と意思でつかみ取った数字だ。
技術的には大きな変化があった。
今季からルール変更によって可能となった二段モーションで、左手を高く上げる投球フォームに大改造。それが奏功した。
大瀬良の野球人生で、二段モーションで投げていた時期はない。
意識づけから生まれた偶然の産物のようなものだった。
ここ数年、上体が突っ込む悪癖が調子を落とす原因となっていた。
それを正すため右足一本でステップしながら遠投をしていたところ、今の投球フォームにたどり着いた。
●「マウンドであたふたしなくなった」
フォーム改造も重なり、悪癖を改善できただけでなく、直球の威力が増した。
他球団の選手、スコアラーが口をそろえる。
「今年の大瀬良は違う」「新人のときの球威が戻った」と。
変化は技術面ばかりではない。本人は「マウンドであたふたしなくなった」と自己分析する。
昨季から捕手だけに頼らず、配球を考え、ノートに書き記してきた成果もある。
ただ、それ以上に精神的な成長が、今季の躍進を支えている。
シーズン序盤はまだ、精神面の弱さが垣間見えた。
登板3試合目まで11四球を記録した。そのうち4つが下位打線に与えたものだった。
「抑えて当たり前」という状況が力みとなり、ストライクゾーンを二分割してもストライクを取ることができなくなっていた。
●心配性が、満足しない向上心に。
責任感、使命感の強さがときにマイナスに働くことがある。
6月1日ロッテ戦もそうだった。3点リード4回、1死一塁から遊撃正面のゴロを田中がトンネル。
併殺でチェンジのはずが、1アウトのまま一、二塁と局面は変わった。
味方を思うあまり「抑えなければ」という気持ちが強くなり、気持ちが先走り投球が単調になった。
6番から9番まで4連続適時打を浴び、あっという間に試合をひっくり返された。
精神面はまだ成長途中にある。
先発の一角から大黒柱となり、今後は「エース」まで上り詰めることが期待される。
まだまだ27歳には伸びしろがある。
順調に勝ち星を積み重ねているように見える今季も、心技体ともに課題を見つけ、自分と向き合いながら一歩一歩、成長の階段を上がっている。
心配性という性格が、現状に満足しない向上心に変わっている。
下位打線への対応は試行錯誤しながら「ストライクを取れるフォームを見つけた」ことで改善され、無駄な四球が減った。
●技術のマエケン、気持ちの黒田。
スポーツ界でよく使われる「心技体」。
何か1つでも欠けていてはいけないが、何を最重要視するかは個々で異なる。
近年広島のエースと呼ばれた投手たちも考え方はさまざま。
現在ドジャースでプレーする元広島の前田健太は「もちろんメンタルも必要」と前置きしつつも「圧倒的な技術があれば、メンタルが弱くても勝っていける。
技術が強い精神力を生む」と技を重要視していた。
天才肌の前田らしい発想と言える。
一方、一昨年に現役を引退した黒田博樹氏は「気持ちだけで勝てる世界ではないが、気持ちがなければ勝てない世界」と語っていた。
登板に向け、コンディションとともに気持ちを高ぶらせていくことも大事にしていた投手らしい考え方だ。
2人は対照的だが、天才肌と努力家というタイプが見えてくる。
では、大瀬良は……。
考え込んだ末に出した答えは「やっぱり心ですね」だった。
登場曲にも現れる、ちょっとした変化。
「今年はマウンドでの落ち着きがあることが大きな違いだと思う」
プロ入りから積み重ねてきたものの上に、技術の向上、好結果による自信が加わり、今の大瀬良がある。
「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」(哲学者ウィリアム・ジェイムズ)
大瀬良も、まずは「心」が変わらなければ、何も変わらないのかもしれない。
同じマウンドに上がる姿も、昨年までと今年とではまったく違う。
“駆け抜けろ 大地~ 赤い声援 力に変えて 今 不屈の闘志胸に~♪”
実はこの登場曲も、変化していた。
屋外球場では音が抜けるため、マウンド上ではあまり聞こえていなかった。
シーズン前に音の高低や強弱を変え、リミックスバージョンが流れるようになった。
今ではマウンド上でもメロディーが聞こえてくる。
モチベーションビデオを使用して。
今季から現役時代の黒田氏が取り入れていたモチベーションビデオを大瀬良も使用している。
試合前に地元テレビ局に編集してもらった2014年のプロ初完封を決めた瞬間や、クライマックス・シリーズ阪神戦で三振を奪った投球など、躍動した背番号14の姿が映し出される。
そして、自身の投球で沸くスタンドも。
気持ちを高ぶらせるBGMは「大地~炎のナンバー~」。中継ぎの経験から気持ちのメリハリをはっきりさせる中で、戦うスイッチを入れる合図となる。
ここまで順風満帆にシーズンを送ってきたわけじゃない。
このまま終わるのか、目の前の壁を破るのか。
「今年やらないといけない。勝負のシーズンになる」
プロ野球人生をかけたシーズンと位置付けた今年、まだ、何かを得たわけではない。
“新たな伝説を 栄光目指し 投げ抜け~♪”
今季はきっと、最後まで駆け抜ける――。
(「炎の一筆入魂」前原淳 = 文)
………
両方の偉大な大先輩からの学びや吸収が今の成績を支えているのでしょうね。
貴重なお時間を使って、最後まで動画をみてくださりありがとうございます。感謝です。
【チャンネル登録よろしくお願いします】
BY カープBOY
文章&画像引用元:
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180707-00831284-number-base
広島のエースの在り方とは?リーグトップ大瀬良大地は黒田型かマエケン型!?
いつも動画をみてくださり、ありがとうございます。感謝です。
7/7(土) 8:01配信 Number Webより引用:
広島のエースは黒田型かマエケン型。大瀬良大地はどっちに行き着く?
“駆け抜けろ 大地~ 赤い声援 力に変えて 今 不屈の闘志胸に~♪”
マツダスタジアムに響き渡る登場曲を背に、マウンドに上がる大瀬良大地の姿はどこか自信を得たように映る。
ただ、そこから今季の進化のすべては見えてこない。
ただ、12球団最速10勝をマークした快進撃は、偶然でも幸運でもない。
自らの力と意思でつかみ取った数字だ。
技術的には大きな変化があった。
今季からルール変更によって可能となった二段モーションで、左手を高く上げる投球フォームに大改造。それが奏功した。
大瀬良の野球人生で、二段モーションで投げていた時期はない。
意識づけから生まれた偶然の産物のようなものだった。
ここ数年、上体が突っ込む悪癖が調子を落とす原因となっていた。
それを正すため右足一本でステップしながら遠投をしていたところ、今の投球フォームにたどり着いた。
●「マウンドであたふたしなくなった」
フォーム改造も重なり、悪癖を改善できただけでなく、直球の威力が増した。
他球団の選手、スコアラーが口をそろえる。
「今年の大瀬良は違う」「新人のときの球威が戻った」と。
変化は技術面ばかりではない。本人は「マウンドであたふたしなくなった」と自己分析する。
昨季から捕手だけに頼らず、配球を考え、ノートに書き記してきた成果もある。
ただ、それ以上に精神的な成長が、今季の躍進を支えている。
シーズン序盤はまだ、精神面の弱さが垣間見えた。
登板3試合目まで11四球を記録した。そのうち4つが下位打線に与えたものだった。
「抑えて当たり前」という状況が力みとなり、ストライクゾーンを二分割してもストライクを取ることができなくなっていた。
●心配性が、満足しない向上心に。
責任感、使命感の強さがときにマイナスに働くことがある。
6月1日ロッテ戦もそうだった。3点リード4回、1死一塁から遊撃正面のゴロを田中がトンネル。
併殺でチェンジのはずが、1アウトのまま一、二塁と局面は変わった。
味方を思うあまり「抑えなければ」という気持ちが強くなり、気持ちが先走り投球が単調になった。
6番から9番まで4連続適時打を浴び、あっという間に試合をひっくり返された。
精神面はまだ成長途中にある。
先発の一角から大黒柱となり、今後は「エース」まで上り詰めることが期待される。
まだまだ27歳には伸びしろがある。
順調に勝ち星を積み重ねているように見える今季も、心技体ともに課題を見つけ、自分と向き合いながら一歩一歩、成長の階段を上がっている。
心配性という性格が、現状に満足しない向上心に変わっている。
下位打線への対応は試行錯誤しながら「ストライクを取れるフォームを見つけた」ことで改善され、無駄な四球が減った。
●技術のマエケン、気持ちの黒田。
スポーツ界でよく使われる「心技体」。
何か1つでも欠けていてはいけないが、何を最重要視するかは個々で異なる。
近年広島のエースと呼ばれた投手たちも考え方はさまざま。
現在ドジャースでプレーする元広島の前田健太は「もちろんメンタルも必要」と前置きしつつも「圧倒的な技術があれば、メンタルが弱くても勝っていける。
技術が強い精神力を生む」と技を重要視していた。
天才肌の前田らしい発想と言える。
一方、一昨年に現役を引退した黒田博樹氏は「気持ちだけで勝てる世界ではないが、気持ちがなければ勝てない世界」と語っていた。
登板に向け、コンディションとともに気持ちを高ぶらせていくことも大事にしていた投手らしい考え方だ。
2人は対照的だが、天才肌と努力家というタイプが見えてくる。
では、大瀬良は……。
考え込んだ末に出した答えは「やっぱり心ですね」だった。
登場曲にも現れる、ちょっとした変化。
「今年はマウンドでの落ち着きがあることが大きな違いだと思う」
プロ入りから積み重ねてきたものの上に、技術の向上、好結果による自信が加わり、今の大瀬良がある。
「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」(哲学者ウィリアム・ジェイムズ)
大瀬良も、まずは「心」が変わらなければ、何も変わらないのかもしれない。
同じマウンドに上がる姿も、昨年までと今年とではまったく違う。
“駆け抜けろ 大地~ 赤い声援 力に変えて 今 不屈の闘志胸に~♪”
実はこの登場曲も、変化していた。
屋外球場では音が抜けるため、マウンド上ではあまり聞こえていなかった。
シーズン前に音の高低や強弱を変え、リミックスバージョンが流れるようになった。
今ではマウンド上でもメロディーが聞こえてくる。
モチベーションビデオを使用して。
今季から現役時代の黒田氏が取り入れていたモチベーションビデオを大瀬良も使用している。
試合前に地元テレビ局に編集してもらった2014年のプロ初完封を決めた瞬間や、クライマックス・シリーズ阪神戦で三振を奪った投球など、躍動した背番号14の姿が映し出される。
そして、自身の投球で沸くスタンドも。
気持ちを高ぶらせるBGMは「大地~炎のナンバー~」。中継ぎの経験から気持ちのメリハリをはっきりさせる中で、戦うスイッチを入れる合図となる。
ここまで順風満帆にシーズンを送ってきたわけじゃない。
このまま終わるのか、目の前の壁を破るのか。
「今年やらないといけない。勝負のシーズンになる」
プロ野球人生をかけたシーズンと位置付けた今年、まだ、何かを得たわけではない。
“新たな伝説を 栄光目指し 投げ抜け~♪”
今季はきっと、最後まで駆け抜ける――。
(「炎の一筆入魂」前原淳 = 文)
………
両方の偉大な大先輩からの学びや吸収が今の成績を支えているのでしょうね。
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