内倉真裕美の晴耕雨読

恵み野は「花の街」と言われています。HP「内倉真裕美のガーデニングダイアリー」もご覧下さい。

陸前高田「奇跡の丘」に花が咲きました。

2012年06月06日 06時47分41秒 | 3.11ガーデンチャリティー
6月3日(日)陸前高田に行ってきました。
昨年の3月11日、東日本大震災で津波にあって失われた11件の家屋、
ガレキに埋もれた総面積2000坪のこの場所にメドウガーデンを作ろうと、
壮大なプロジェクトが繰り広げられました。

このように、花が咲こうとは、本当に奇跡としかいえません。
ガレキの丘に素晴らしいお花の風景が生まれたのです。

丘に咲いた花花を見て、八木さんが言いました。
「ここは奇跡の丘だわ!」

「奇跡の丘」プロジェクトの中心メンバー(左から)
二宮孝嗣、八木波奈子、吉田正子、辻本智子、吉川三枝子、内倉真裕美


今回参加したメンバー


空に向かって咲くメドウたち


カスミソウが良く咲いていました。まるでカスミソウの大きな花束です。


矢車草のブルーが空の青と良くあっていました。


呼びかけ人3人で。
よくぞ咲いてくれたね・・・と胸に


3.11ガーデンチャリティポスターは2枚目。雨風にさらされてポスターもダメージを受けていました。


花の中で夢中になって、写真を撮る八木さん




8月に辻本さんと見に行ったとき、一面がガレキで砂交じり。
2000坪のガレキの丘に、花の種を蒔いて花が咲くとは思えませんでした。

「無理でしょう。ココに花を咲かせるなんて・・・」
現場を見て絶句しました。
この面積を整地するだけでも、どれだけの資金が必要なのか・・・

絶対に無理と八木さんに報告しました。

そうして、「花を咲かせたい」と願う吉田さんと、吉川さんにどのように伝えようか、どのような支援方法が出来るのか、辻本さんと悩みました。

でも出来たのです。
吉田さんから「ガレキが撤去されましたよ」と八木さんのところへ連絡が入ったのです。
これが、奇跡の始まりでした。


その奇跡を生んだ数々の出来事がこちら

1、被災された家の持ち主、吉田さんの熱意でした。
 2011年9月、彼女の呼びかけで多くのボランティアが参加して瓦礫の撤去がなされました。

2、2011年10月12日二宮さんが隊長を引き受けて下さり、土壌改良の30tの堆肥が運ばれ2000坪の場所に堆肥がすき込まれました。

3、2011年10月13日、米崎小学校の子供たちも参加し種まきが行われました。

4、2012年3月18日、20キロの芝生の種まきと花苗の移植作業


■毎回、多くの人たちが参加し、このガレキの丘にメドウの花を咲かせました。

これぞ、奇跡と呼べる快挙です。

念じれば出来るのですね。
大きな出来事に拍手!

■2011年3月11日の津波で、沢山の命が失なわれました。

亡くなられた方々へ鎮魂の祈りと・・・
今生きてる命と、これからの命へ、再生を願って・・・
咲いたね、奇跡の花たちよ


私は、今回のプロジェクト再生で何が変わるのかは、ハッキリとわかりません。

でも、出来たのです。ガレキに花を咲かせることが。


お花の力で、この地が少しでも癒やされ、明日への希望につながりますように・・・

今回の様子は、ビズの9月号で全国のビズ読者に紹介されます。
八木さんの編集に期待しましょう。

そして、奇跡の丘に咲いたメドウを沢山の方々に見ていただき、
地域の方々も元気になって、次ぎへのステップへと繋げてもらいたいと思います。



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