きつつきの夜

映画や舞台、最近読んだ本などについてきままに綴っています。

読書中 “Fire” “Shiver”

2009-10-28 22:44:18 | 図書室 洋書 
“Fire”192/461
あともう少しで第二部に入ります。

“Graceling”の時代より昔、
Dellsの国は統治力の無い王の下に不安定な時を送っていた。
有力な諸侯は氾濫を企てスパイを放ち、
国にはモンスターと呼ばれる艶やかな色をした怪物がいた。
そしてFireは最後の人間の‘モンスター’であった。
彼らは他人の心を支配する者。

Fireは父をよく知っていたため、
自分は決して子孫を残すまいと考えていた。
彼女の子どもは必ず‘モンスター’になるはずだから。

最初は嫌なヤツかと思ったBrigan王子が意外といい人らしくなってきて、
却ってArcherの方がダメな男なのかも。
Nash王は問題外でしょう。

“Shiver”128/434
数年前に裏庭で狼達に囲まれたGraceは一匹の狼に助けられる。
彼女はその黄色い目の狼が忘れられない。
同じ学校の生徒が狼に襲われ死亡するなどの事件がおき、
ハンター達の山狩りが行わた晩、
彼女は傷ついたSamを介護する。
彼こそGraceの‘狼’だったのだ。

やっと人間同士として出会った二人は今のところ
平和にラブラブ状態です。
でも、Graceを放ったらかしの両親って…!?
そもそも二人がそんな風だからGraceも狼に襲われてしまったみたいです。

著者のHPによると、
ソフトバンククリエイティブから翻訳が出るみたいです。
いつになるのかしらん。

狂言 「佐渡狐」「棒縛り」

2009-10-28 22:29:03 | 観劇日記
野村万作、萬斎の狂言を観る機会に恵まれました。
初めて観る人のための解説が前置きにありましたので、
じっくり楽しむことができました。

狂言に出てくる人たちは、
見栄っ張りだったり、怠け者や、
主人の目を盗んで酒を飲んでしまう使用人たち。

普遍的でどこにも居そうな‘小者’たち。
自分の中にもあるずるさをこそばゆく笑い飛ばしているのですね。

舞や謡いも堪能して
日本の古典芸能に触れるのもいいなぁ、
としみじみ感じた秋の一夜でした。

AXNミステリー

2009-10-27 08:30:51 | 海外ドラマ
“The Tudors”シーズン1のDVDを手に入れたと思ったら、
AXNミステリーチャンネルで11月から放送されるそうです。

“The Tudors -背徳の王冠-”
それで第一話が番組のHPで無料配信されています。

まあ、細かいところがよく理解できてよかったです。
(だけど、無料配信の一話目を見てから買っても良かったと思う今日この頃)

ささやかなしあわせ・・・小まんじゅう

2009-10-23 17:33:00 | 日記
ちょっと遠回りして、
そのお菓子屋さんに寄ったのに、定休日でした。

がっかりしたのもつかの間、
お土産にその小まんじゅうを持ってきてくださった方があった!

なんという偶然!

こんなささやかなしあわせをかみしめてみる。
そんなひと時でした。

えっ、単に食い意地がはってるだけでしょうか。

一回お休み

2009-10-22 23:50:12 | 日記
治療の副作用で浮腫みがきつくて、
治療を一週間先延ばしにしました。

利尿剤も替えてみて、一週間様子を見ます。
ちょっと改善されるといいなぁ。

寒くなってきたせいか、血管もご機嫌ナナメで、
三回目に確保できたのにCTの造影剤のためだけになりました。

でも、ちょっと辛くなってきたので、
ちょっぴり嬉しい‘一回お休み’なのでした。

‘負けないぞー!’
この一週間でインフルエンザの予防接種して、
歯医者に行って、他の病院に行って…、
でもあっという間の一週間ですよね。
有効に使えるといいと思います。

“The Silver Kiss”読了

2009-10-21 16:13:45 | 図書室 洋書 
Annette Curtis Klause
Delacorte Books for Young Readers
発売日:2009-07-28
「銀のキス」の原書。“The Summer of Love”(前日談)と“The Christmas Cat”(後日談)の短編を含んだ新刊。

大好きだったはずなのに、ほとんど忘れていることが多くてびっくり。
その時の心理状態によっても左右されることを実感しました。
でも後半になってサイモンが自分の過去を語り始めたら、
いろいろ思い出され、とくに母親を失っていくゾーイに
サイモンが語るところが好きでした。

最後に「クリスマスの猫」があって、
ゾーイに希望が与えられたような気がします。

“The Tudors”シーズン1

2009-10-20 09:43:15 | 海外ドラマ
ジョナサン・リーズ・マイヤーズがヘンリー8世を演じている、
“The Tudors”シーズン1を見てみました。
(ヘンリー・カヴィルが出ているということなので)

ヘンリー8世といえば、でっぷりとした肖像画の印象が強いですが、
「ブーリン家の姉妹」のエリック・バナといい、最近は若いですね。

アン・ブーリンがなにやら妖婦めいていて強烈です。

ヘンリー・カヴィルは・・・ちょっと老けましたか。
でもキレイな顔立ちです。
全エピソードに出ているので、これはシリーズ2も購入せねばなりません。

しかしそれよりも、「ブーリン家」のキャサリン・オブ・アラゴンが
アナ・トレントであることを知り、
これは「ブーリン家」も見ねばなりません。

やはりDVDも深みに嵌っていく模様です。

ぞくぞくとやってきました

2009-10-17 12:08:35 | 図書室 洋書 
Kristin Cashore
Dial
発売日:2009-10-05

Maggie Stiefvater
Scholastic
発売日:2009-10-05

“Silver Kiss”は相変わらずぼちぼち(238/86)ですが、
“Fire”と“Shiver”がやってきました。

“Shiver”は章立てが主人公のグレースとサムの交互の一人称で、
ちょっと「シルバー・キス」っぽい。
(そういえば、“Silver Kiss”の新訂版の表紙も似ている)

“Fire”は、“Graceling”より時代を遡るらしく、
プロローグにLech王のことが出てきました。

“Shiver”の作者のMaggie Stiefvaterの前作も気になるし、
読みたい本は増えるばかり。
でもまずは、この2冊の冒険の旅に出なくては。

「バーナビー警部」“Blood Wedding”

2009-10-14 22:54:07 | 海外ドラマ
やっときました!「バーナビー警部」
シリーズ11(2008)1話目“Blood Wedding”までの10枚セット。

まずはその最終話“Blood Wedding”
結婚披露宴でのブライズメイドの殺人事件を担当する、
バーナビー警部。
折りしも一人娘のカリーの結婚式の準備で忙しくしていた。

巡査部長も三代目ジョーンズ。
貴族風をふかす鼻持ちならないフィッツロイ家に果敢に挑みます。
なんだかカリーにはいい相談相手みたい。

トロイが登場するとのことで楽しみにしていたら、
本当にカリーの結婚式の直前にバーナビー警部の乗った
パトカーに突っ込みそうに登場しました。
相変わらずの運転です。
少しぽっちゃりしたかな。

さてさてカリーも無事に結婚して、
安心して残りの9話を楽しめます。

そういえば、BSで「第一容疑者」の最終話も放送されていました。
テニスン警視はいよいよ退職です。
2006年の作品でエミー賞を受賞しているとのこと。

思えば1991年の第1話は見ていたのに、
(何年にNHKで放送したのかは記憶にありません)
レイフ・ファインズがどこに出ていたのかまったく覚えが無く。
(その直前のTVM「ロレンス1918」と監督つながりで出たのかもね)
動画配信される前だったので、DVD獲得に燃えました。

ロンドンで買ってきたDVDは今は手元になく、
もう一度画像の悪い吹き替え版を購入したのでした。

最終話なので感慨深いものがありました。