カロカンノート

へぼチェス日記

チェス上達法

2016年09月20日 | 長崎居留地チェス
長崎居留地チェス選手権のあと、マウンテンさんとユニコーンさんと三人で出島のお店で会食しました。
ユニコーンさんより、チェスが強くなるにはどうすれば良いのかとの質問があり。
とにかく自分より強い人と指しなさいといってしまった。


チェス上達法(本書より引用)




二代目の世界チャンピオン、エマヌエル・ラスカーは二十七年間不敗を誇った闘将で、また一流の数学者でもありました。ラスカーはその名著、“チェスのマニュアル”の中で次のように述べています。「チェスは記憶のゲームではありませんから、(定跡の)名前や(意味の判らない)手順や、個々の偶発的なハプニングや、その結果を覚えることに心をとらわれてはいけません。プレーヤーの学ぶべきことは、ただ一つ“方法論”だけです。」 ラスカーは初心者が、平均的プレーヤーになるための上達法として次のスケジュールを示しました。



ラスカーのカリキュラム

①ルールの学習と(チェック・メイトの)演習に5時間

②基礎的終盤戦術の学習に5時間

③数種類の線型を選んで布局学習に10時間

④手筋の学習に20時間

⑤全局的な構想の立て方の学習に40時間

⑥古今の名手の実戦譜の学習とその研究、検討に120時間。

計200時間




日本では古来から「古歌千首を学習すれば一流の歌詠みになれる」の言い伝え

がありますが、とに角、名人の実戦譜を何度も並べ返して名局の呼吸にふれるこ

とです。実戦譜を手に入れたい人のために世界チェス連盟では、機関紙「チェス

新報(年2回刊)を発行し、各巻に世界中から収集した名局約700局ずつを国際

記号で解説していますので、チェス上達を目指す人にご購読をおすすめします

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