Caroの住人たち~Caroどうぶつ病院のスタッフブログ~

Caroどうぶつ病院の看板犬・猫などのスタッフ紹介や院長のひとり言、院内の様子や新情報、病気のお話などを紹介します。

動物を飼うということ

2010年09月01日 23時41分50秒 | その他のお話
口蹄疫の話のつながりか、最近新聞などで、「ペットの殺処分」に関する記述が多くみられます。

「処分」という言葉が非情に聞こえますが、実際に人間が行っているその行為は、それに値する非常に残忍な行為である事は言うまでもありません。

全国では一年間に約27万匹もの動物が殺処分されているそうです。
ホントに多いですよね。

ここ埼玉県でも毎年減少傾向にはありますが、2009年度には5764匹の動物の命が絶たれたそうです。


その中で、近年、殺処分を減らす動きがあるそうです。

熊本市の「殺処分ゼロ」への取り組みは、2002年から行われているそうです。
開始当初は犬・猫合わせて1000匹の動物が年間に殺処分されていたそうですが、2009年はわずか7匹のみになったそうです。
飼い主さんの引き取り依頼に簡単に応じない方針を徹底したから…だそうです。


一方、埼玉県では、熊谷市に引き取りの動物舎を来年3月に新設し、新しい飼い主が見つかるまでの殺処分までの猶予期間を延長させることで殺処分の数を減らす試みをしているそうです。
保健所に連れて行けば、次の飼い主が見つかると安易に考える人たちが出てこなければ良いですが…。


動物を「見捨てる」理由は色々あるようです。

最近多いのが高齢者が手放すケースだそうです。
飼い主さんが突然入院して飼えなくなったケース、亡くなられて飼えなくなったケースなどが多いそうです。

また、無駄吠えの近所迷惑で飼えなくなった。引っ越し先が犬がダメな場所だ…なども飼えなくなった理由になるようです。

いずれにしても、すべて人間サイドの一方的な理由であるのは間違いありません。


動物を飼うことが「ペットブーム」というブームに置き換えられている昨今、
一時の流行りやその時の感情だけで動物を飼う事はやめてほしいと切に願います。



動物を飼うのであれば、最期にその子が息を引き取るまで看取る義務があります。
どうしても飼えなくなった場合は、自分の責任でしっかり次の飼い主さんを探してあげることも大事です。
動物には飼い主さんしか頼る人はいません。
彼らは、「最後まで」飼い主さんを信じています。





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