Mi Aire

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夕暮れの街を歩く

2009-06-13 09:21:34 | エッセイ
今宵はスペイン語の仲間達とペルー料理を食べに五反田へ。
約束の時間まではなんと2時間もある!
オフィスを出てから、まだ明るいので歩くことにした。
といってもちょっとだけメトロに乗って門前仲町から出発。

どうせなら観たい景色がある。
それは永代橋から眺める隅田川と晴海運河の分岐するところ。
この橋は門前仲町と茅場町の間にある。
ここの景色は開放感があって好きだ。
橋の上に差し掛かると風が強い。
海も近いのでかすかに潮の香りもする。

普段メトロでたったの数分で通り過ぎるところ。
地上に出て歩いてみると面白い。
この川の下で本を読んだり考え事をしたりしているのか~と思うとなんだか不思議。

永代橋を渡り終わってもまだまだ日本橋は遠い。
だんだん会社帰りのサラリーマンが増えてくると、証券会社が多い兜町に。
駅は茅場町。
さらに歩いていくとコレドの巨大な建物が見えてきて、日本橋。
ここまでくればいつもの見慣れた風景だ。

そのまままっすぐいくと八重洲1丁目。
そしてガードをくぐると丸の内、大手町へ。
丸ビルの方へ歩いていくと、遠く皇居の森の中へ沈んでいく夕日がみえた。
携帯で撮った写真はちょっと手振れしてしまったけれど、
こんな燃えるような色の夕日。
ガラスのビル街はすでに夕闇で青く染まっている。

昼と夜の間のかすかな青い時間。

時計をみると丁度よい時間になってきた。
そろそろ東京駅から五反田へ行こう。
ひとりの時間を終えて、仲間達との楽しいおしゃべりの中へ。

歩くのは楽しいね。
普段とちがった風景をみることができる。
また散歩にでかけよう。




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