家出した猫を1ヶ月ぶりに見つけた事、及び不思議な力

2012-09-23 09:36:03 | 猫日記犬日記

家出した猫を1ヶ月ぶりにみつけた事




猫のハナが8月26日日曜日未明家出した。
夏はいつも玄関のドアは開け放しで、衝立を前に立てているが下から身をかがめて出られるスペースはあった。
猫は2匹いるがオスは時々衝立の外に出ているが、3メートルも先には行かない。
メスのハナはたまに暑い時、衝立の前にごろんとしている時はあったが、臆病な猫なので玄関から外には一歩も出たことがなく安心していた。
その26日午前2時エアコンを消して、窓を開け玄関も開け衝立を立てて寝た。
朝食事の時いつもは先に待っている猫2匹なのだが、ハナがいない。
名前を呼んでも出て来ないので、「あれ」と思ったが、暑いので食欲もないのだろうと放っておいた。
昼前なんとなくいないような気がして探したがやっぱりいない。
すぐに家の周囲を探したが見つからず、夜、明け方も探したが駄目だった。
翌日警察や保護センターに連絡し、隣の木工所のおじさんにも声をかけておいた。
(川崎の保護センターの方、男性だったがとても丁寧な対応をしてくれてありがとうございました。)
深夜から明け方探した方がいいと言うので、5日ほど探したが見つからず、諦めた。
周囲は交通量の多い道路もあるので、あるいはと思ったが猫が轢かれた話は聞かなかったので、だれかに拾われたのではと前向きに考えようとはしたが・・・
8年近く何事もなかったのに突然家出るとはハナにも事情があったのだろう。

昨日9月21日午後5次頃、犬の散歩から帰る途中木工所の前を通ると、2階から以前「白い猫を見なかった?」と声をかけておいたおじさんが、白い猫見たよ、と大きな声で。
猫の様子や、どこどこで見たと話していると、ほら、あそにいるよ。
なんと木工所の裏側の、駐車場との境にある長い排水溝の中からハナが顔を出しているのだ。
(私の声が聞こえたんだね)
ええ!! よく生き延びていたねぇ。
ハナ、ハナと呼んでも返事をせず、排水溝のどこかに隠れてしまった。
とりあえず、犬を連れ帰って、猫缶を用意して戻ってみた。
すると、木工所の裏側に以前ここの従業員にあげた蘭の一部10鉢ほどが放置され、しかも他に枯れた鉢が7,8個もある。
愕然とした。
枯れていないのを持ち帰るために集めていると、ハナがニャーニャーせつなく三度鳴いた。
ここへおいでと排水溝の蓋のないところで待っているとハナが出てきて、無事キャッチ。
抱き上げるとやたら軽く、白い毛は黒ずんでおり、右目には目くそがこびりついている。
これは数日前見た夢の中で、クモの巣にかかったアゲハを救っていると、斜め上に汚れたハナがいて抱き上げると、右目に目くそがこびりついていた、それと全く同じ顔だった。
家に連れ帰って手足を洗い、食事をやると空腹だったのだろう、まず食べることだった。
また木工所に戻って蘭を持ち帰った。 9鉢だった。
30鉢強あげたのだが、一部は家に持ち帰ってくれたようだ。
枯らすんならあげるんじゃなかったよ。 悲しい。
もしかすると蘭がハナを家出させたのは自分たちを救ってと放ったSOSだったかも知れない。
考えると不思議な出来事である。







真っ白が黒ずんだ白に。
手足も黒ずんでいる。



一夜明けてやっとリラックスした様子。
だが下痢気味だ。
ほぼ1ヶ月一体何を食べて生き延びていたのだろう?
セミ?



救出した蘭の一部。
不思議な力は植物にもあるのかも知れない。

 



 


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