先生を挑発する生徒

2013年に、K市教育委員会で
アンガーマネジメント講演を、させていただいたときには、もうすでに、
生徒が先生を挑発する行為がある、と
お聞きしていました。

アンガーマネジメントには、
イラッとしたら、感情のピークをやり過ごして、
理性的な言動を選択するために、
怒るのを遅らせる、ディレイテクニックの
6秒ルールがあります。


中学生前後、は、思春期で、ホルモンバランスが不安定になり、
イライラする時期。
そういう時期の生徒と、付き合う先生たちは、大変だと思います。

感情的に煽られて、感情的に行動してしまうと、先生としての
職業人生「キャリア」が、危うくなります。

アンガーマネジメントで、感情を整理して対応できる
技術やスキルを、知ってほしいと思います。


さて、そのK市の、生徒の挑発行為を教えてくださった
教育委員会の方は、
「そんな時は、ニヤっと笑ってやるくらい、
一枚うわ手でいればいいんですけどね」と
おっしゃいました。
さすがです！
ベテランの先生は、経験値で身につけていらっしゃるスキルでした。
そうなんです。
6秒スマイルして、やり過ごすのも、
アンガーマネジメントテクニックの一つなんです。

相手の思うツボにハマらない。

アンガーマネジメントは、怒らないことではありません。
怒りに関することで、後悔しないためのスキルです。