ぷらぷらholy

2000年にやってきた、黒ラブ犬holyとお絵描きが仕事のぷらぷら日記

今週の龍馬さん

2010-08-23 13:26:53 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

来週のタイトル
「薩長同盟ぜよ」

え?土佐弁ですか?
何故?今になって?
ノリですか?

最後の驚きが、インパクトありましたわ。


さて、今回は、長次郎、悲運の最期。

亀山社中の台所を預かる身としては、
少しでも身入りの方法をと
した事が、仲間達にボロボロに
罵倒されます。

その気持ち、主婦なら分る
いろんな支出を削っても

・だって~部活で要るんだもん。
・だって~勉強で要るんだもん。
・だって~・・・・・

電気はつけっぱ、クーラーかけっぱ、
「メーターはどんどん上がってくのよ!きぃ~

・・・というようなもんですか~?



しかも一番痛いところ、
「ニセ侍!!」とぐさり。

志も、仲間に理解されない
孤独でゆらいでしまいます。


「私利私欲があっては志ではないきに!」

そう言う、龍馬さんにも私利私欲はあります。
高杉と語る
「世界中を回りたい」という夢。

夢を叶えるために、努力するのは
素晴らしいことです。
でも、公の夢と個人の夢とが
あり、前者を「志」というのでしょうか。

長次郎はもっと「夢」を
仲間と語り、仲間もそれを受け入れ
「志」をともにする事ができたら
よかったのでしょうか?

「志」が上で個人の「夢」が下なんて事ありませんもん。

目的を持った集団が、その目的の為に
個人を不自由にしてしまう。
いつの時代でも。


(あたしの夢は目の前のパン!)


そして、長次郎の密航事件。


悪魔のささやきをした当のグラバーでさえ、
衝撃を隠せませんでした。

西洋的思考では個人の「夢」は
追いかけて当然なのに
最悪の結果で、グラバーは
日本人を考え直さざるを得なかったでしょう。

また、小曽根乾堂も
軽卒だった長次郎にか
縛るだけ縛ってかすめ取る幕府にか
怒りとも無念ともいえぬ
涙を流します。

名もなき一人だった
長次郎の死は、静かな波紋を
周囲の人に与えたようです。

ラスト、影膳をしながら
弔うシーンはなぜか
じんっときました。

さて、次回は
「薩長同盟ぜよ」

歴史に残る名場面ですね

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