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ジャンル未定、何でもありのカオスブログです。

日本には○○○があるじゃないか!

2014年05月31日 05時35分06秒 | 日記

「日本には○○○があるじゃないか!」

二十数年前に友人が言った言葉を思い出す出来事があった。




金曜日の深夜27時。

テレビの、とある音楽番組をBGM代わりにPCでカタカタ仕事中。

「音楽番組」ということだけで選んだチャンネル。

少し前に行われた「フェス」の番組らしい。

好みのアーティストは出演していないし、

そもそも「フェス」など行ったこともなければ興味もない。

ザッピングしてみたが、どうやら今夜はこの番組を選ぶしかないらしい。

他に選択肢はない。

まあ、作業用BGMだと思えばいいか。

そんな適当な気持ちで作業していた。

だが・・・・、僕の心を鷲掴みにしたアーティストがいた。


「boom boom satellites」



(※実際に聴いたのは別の曲だった気がしますが、参考までに動画を貼っておきます)



手を止めて、思わず見入ってしまった。

そして、次の瞬間。

昨年読んだネット記事を思い出した。

ボーカルの方が、病気だったことをカミングアウトした内容の記事。

確か、脳の腫瘍。

ファンの皆さんには公表しなかったけど、実はそういう手術をしていて、

今は無事に復帰しました。

・・・みたいな内容だった気がする。

(もしも、間違っていたらごめんなさい)



で、この記事を読んで「boom boom satellites」という存在を初めて知り、

YouTubeで検索してみた僕は、雷を受けた様な衝撃を受けた。




「!!!!!!!!!」




こんなにカッコいい音楽を作れる日本人がいたのか!?

めちゃくちゃカッコいい!!

ググってみると「日本は勿論、海外で評価されているアーティスト」という表記が。

なるほど。

音楽は素人だが、言いたいことは分かる。

日本という枠に収まらない感じというか、世界の匂いがするというか・・・。

でも残念ながら、その時期は仕事が忙しく、

CDを購入するとかダウンロードするなどの行動には至らなかった・・・。




そして、今日。

再び遭遇。

やっぱりカッコいい!!!




そして、なぜか二十数年前の友人の言葉を思い出すことになった・・・。

当時、スキューバダイビングのインストラクターの資格を取ろうと勉強していた友人。

(そんな若者がたくさんいたんですよ、その時代は・・・懐かしいなぁ)

その過程で、友人は外国人のダイバーと接することがあって、こんな会話をしたらしい。



友人「僕の夢は、日本なんかじゃなく、いつかモルディブやグレートバリアリーフみたいな、

   世界一奇麗な海に潜ることなんですよ!」

笑顔で話した友人を見て、外国人の彼は怪訝な表情ってこう言ったそうです。

外国人「君は何を言っているんだ。日本には『ケラマ』があるじゃないか」

友人「えっ!?」

友人はビックリしたと僕に話してくれた。

ケラマとは沖縄の「慶良間諸島」のこと。

当時、世界でも指折りのダイビングスポットだったらしく、

しかも、世界3大ダイビングスポットと呼ばれ、世界中のダイバーが憧れる海だったのです。

東京育ちで、汚れた東京湾と、透明度が低い関東近海しか知らない友人は、

「日本の海が奇麗なわけがない」と勝手に思い込んでいて、

慶良間諸島という「存在」は知っていたのですが、その「価値」を知らなかったのです。

「勝手な思い込み」というか、「灯台下暗し」というか、

「カルチャーショック」というか・・・・。

日本人として、ものすごく恥ずかしい思いをしたと僕に話してくれました。


そして今日、「boom boom satellites」と再会した僕の心の中にこんな言葉が浮かんだ。

「君は何を言っているんだ?日本には『boom boom satellites』がいるじゃないか!?」

あの日『慶良間諸島の価値』を知らなかった日本人にビックリした外国人のように、

どこかの誰かが僕にそう語りかけている気がした・・・。

そんなことを思い出した深夜の僕でした。




おしまい。。。。











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