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“世界一美しい散歩道”のハイライト

2010年09月08日 19時40分12秒 | 添乗報告
こんばんは。内藤です。

台風の通過に伴う雨で、久々の雨が関東で降りました。これから少しは涼しくなってくれると助かりますが。


さて、今回紹介させていただくのは“世界一美しい散歩道”と讃えられるニュージーランド(以下NZ)のミルフォードトラック。南半球のNZは今まさに春を迎えるところで旅行シーズンとなる訳ですが、その中でもタスマン海が深く食い込んだ入江・ミルフォードサウンドや、NZ最高峰のアオラキ(マウントクック)はNZでも特に人気の高いところです。

ご紹介するミルフォードトラックもその一つ。1888年にクインティン・マッキンノンが開拓し、フジテレビの「世界の絶景百選」の一つにも挙げられたミルフォードトラックは、テアナウ湖からミルフォードサウンドまでの全長53.5キロの遊歩道。これを4日に分けて歩きます。

ミルフォードトラック最大の魅力は、太古の氷河期に形成された深く雄大なU字谷です。

これを見ずしてミルフォードを見たとは残念ながら言えず、最近はミルフォード一日ウォークなるものもありますが最大のポイントであるU字谷は見ることができないので、現地の人曰く、サンドフライ(刺されると非常にかゆい)の餌食になりに行くようなものだ。要するに大変もったいないということです。

“散歩道”だからイコール誰でも歩ける、と思ってしまいそうですが、これも残念ながら違います。ハイレベルなトレッキングでは全然ありませんが、だからといって誰でも歩けると言いきってしまうと無責任と言われるでしょう。

強いて条件を挙げるなら「必要な荷物を背負って、53.5キロを歩き通すことができる」となりましょうか。海抜がありませんので高度障害の心配はゼロです。


この雄大なU字谷が最もよく楽しめるのがマッキンノン峠越えです。ミルフォードトラックのハイライトと言えます。昨年私が行ったときは幸いにしてお天気に恵まれました。その写真がこれ。


下はマッキンノン峠に至る道。つづら折りのなだらかな登りが続き、その後突然視界が開けます。


峠の記念碑が見えてくると幸いにして雲が切れ、青空が出てきました。


峠のハイエストポイント(最高地点)。標高は1154m。お天気は良いですが風が強く、寒いさむい。


折角ですので、U字谷の絶壁にまで近づいてみました。白く大きなマウンテンデイジーの向こうに、これまで歩いてきたクリントン谷がよく見えました。


写真で雄大さをお伝えできないのが歯がゆいばかりです。

どうぞ皆様、ぜひこの“世界一美しい散歩道”にチャレンジしてみてください。私が責任を持ってご案内させていただきます。



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