中国の「端午節」(中国語発音→ドゥアン・ウー・ジエ)は、
春節・中秋節に並び、中国の三大伝統節と呼ばれとても重要な祝日であります。
農歴によると「端午」は十二支「午の月はじめ」、
三国志の時代に魏(ぎ)の国により旧暦五月五日に定められました、
日本「端午節」の起源は中国からきていると言えましょう。
(1)由来▼
この旧暦の5月5日、中国戦国時代の「楚」の愛国詩人・屈原が川に身を投げた記念日であります。
◆中国の戦国時代というから、今から約2300年前のお話で、
その時代に政治家であった屈原は正義感の強さと愛国心で多くの人望を集めた人で、
その反面、統治者に自分の忠告を聞き入れられなかったり、同僚の陰謀で地位を追われたりなど、
不遇の人でありました。屈原が国を憂い、その想いが届かず世を儚んでいる心情が詠われている
長編叙事詩「楚辞」の「離騒」(りそう)は、中国文学上不朽の名作と言われています。
楚の国民達は、小舟で川に行き,太鼓を打ってその音で魚をおどし,さらにちまきを投げて,
身を投げた「屈原」を魚が食べないようにしました。
その日が中国全国の年中行事になり,へさきに竜の首飾りをつけた竜船が競争する行事を行います。
(2)行事▼龙舟比赛
福州市龍舟試合▲
▲民間の試合→練習の風景その1 (写真=福州晋安河)
▲民間の試合→練習の風景その2 (写真=福州晋安河)
😘
▼本番になると▼参加者はみんな!必死ですね! (写真=福州西湖)
▼全力で試合を行いましょう!~~~(写真=福州西湖)
★これは端午节行事(記念の一つとして)のドラゴンレース(龍舟比賽)▲写真。
年・と・関・係・な・し!一・年・一・度
😎一緒に青春の汗を流そう!
(3)端午節・食べ物▼
毎年命日の農歴5月初五の屈原の供養のために祭が行なわれるようになり、
粽子を食べることが中国全体に広がっていました。
国と人民に尽くした屈原の政策は、死んだ後もいっそう人々に惜しまれ、
多くの粽(ちまき)を川に投げ入れて国の安泰を祈願する風習に変わって行きます。
粽子は米を竹などの植物の葉で包み、それをゆでたり蒸したりすることで植物から出る灰汁が防腐剤代わりとなる保存食です。
中国では古い時代からある食べ物で、各地方や民族独特の工夫が凝らされて進化し、現在も中国各地に「ご当地ちまき」があります。
オバさん達は粽子の手作り試合、▲御協力して完成の一枚!(写真=福州軍門社区皆さん)
▲上野商店街で買ってきた小豆粽子,味はちょっと違うなぁ。。。
正直、美味しくないです。。。。💦💦💦
▲まぁ、形だけ似ています、一枚どうぞ~
今年は6月20日もう過ぎてるけど、
来年に中国へ行く皆さんが、
是非現地で一度食べてみてください~~~
以上、福州市出身の徐ジョでした。
では、また今度お楽しみにしましょう!
いつもご覧いただきありがとうございます!ブログランキング、ここをクリックして応援して下さい
秋の新企画も続々登場!魅力的なツアーが満載です!こちらへ是非お立ち寄り下さい。