RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

こだわりの旅で世界の国々へご案内!㈱キャラバントラベルのスタッフによるブログ。コメント、ご質問歓迎!

天空列車!青蔵鉄道に乗ってきました!

2007年06月07日 00時49分26秒 | 添乗報告
今話題の列車といえば・・・中国・チベットへ向かう世界最高海抜を走る青蔵鉄道!中国の国家事業として長年の時間を要し予定よりも早く2006年7月1日より運行開始。青蔵鉄道はもうすぐ1年を迎えようとしていますが、
人気が衰えることもなく、むしろ日本の某TV局では芸能人を迎えて壮絶な旅の様子を映し出し、よりいっそう人気に拍車をかけております。現に私が乗った列車では日本人が多く見られましたし、チベットの聖地とも言うべくラサのホテルもほぼ日本人で満室。日本人以外では韓国、台湾とアジアの観光客が5割を占める状況でした・・・
なぜこんなにまでも人気なのでしょうか?
もちろん世界一ということはありますが、最高海抜5072mもの高地を行き体への負担が大きく心配されるこの列車。誰もがこんな高い場所を行くなんて・・と躊躇されることでしょう。でもこの鉄道の性能には大きなポイントがあります。列車の構造があの飛行機と同じ構造で、列車内の気圧調整がしっかりとされており、快適な旅ができること。さらに列車内座席や廊下には酸素吸入ができるよう機械が設置。万が一のためにもお医者さんも常時乗車してケアをしてくれる万全の状態。今までは味気なく飛行機でひとっ飛び、また青海省とチベットを結ぶ青蔵公路を陸路で6日間くらいかけて走行することでしか手段がなかった。それが昨年からはこの列車で行けることに。今まで夢や憧れで終わらせていた人たちがこぞって列車へ。のんびりと車窓からの景色を眺め、稀少なチベットカモシカや氷河、6000M級の山々を目の前に、写真のシャッターを押し続けてしまう方がほとんど。それに車内では各国の人々との交流も列車ならではの楽しみ方ですね。人気なのも頷けますよ!
私は今回列車だけでなく、西寧からゴルムドという街までは青蔵公路を走りましたので、途中にある青海湖や遊牧民の生活する様子や五体投地をするチベット教の信者など、列車では直接触れることのできない部分を感じてきました。ちょっと陸路で行く分時間は余分にかかりますが、高度順応もでき体への負担も軽減、プラス要素が多いため大満足の旅でした!これからもっとシーズンも良くなり、青海湖では一面菜の花も咲きますし、各チベット教の寺院では年に1度のお祭りもあり、もっと楽しめることでしょう!
今年はぜひ列車と陸路でチベットへ行こう!世界遺産ポタラ宮も見に行こう!
チベットで大興奮の高鹿でした!

よろしければランキング参加中につきクリックして応援してください
  ↓