獅子の街 Singapore ver.2

むか~し地理の時間に習った熱帯モンスーン気候。その中での日々の暮らしをお届け。

みのむし

2012年02月01日 | 子育て 次男
次男を出産したこっちの病院では赤ちゃんを布でぐるぐる巻にして寝せてました。

それもけっこうきつめのぐるぐる巻で、そんな姿の赤ちゃん達が新生児室でコロン、コロンと並んでもぞもぞしている姿はまるで孵化を待つみのむしのようで、なかなか微笑ましい光景でした(みのむしだけど)。

でも、日本人感覚からすると窮屈そうって思いがあり(長男の日本の産院ではやっていなかったし)、昼間わたしの部屋に来たときは解いてあげてました。

預けると結局またみのむし状態になっているんだけどね。


で、話は変わって、最近、さすがにこの次男の「抱っこしている時は寝ているが、下ろすと泣く」パターンに嫌気がしてきて、ネットでその対処法をチェックしていたところ、このぐるぐる巻きがその一つとして出てきたのです。

病院でも意味があってやっていたのね!
わたしはただ赤ちゃんにバタバタされないためにしているのだと思っていました。

英語ではswaddling(スワドリング)=「新生児を布でくるむ」というらしいです。
こっちでは赤ちゃん用品店でこのスワドリング用に成形された布もいくつか見かけました。

要は赤ちゃんを布でくるむのですが、ポイントは「両腕を体に沿うようまっすぐ下に下ろして動かないようにきっちり固定する」こと!
一見窮屈そうですが、これが子宮にいた時を思い起こさせ赤ちゃんが安心する姿勢だそうです。

確かに(後半だけど)赤ちゃんってお腹の中ではほとんど身動きできない状態だったし、そんな中に10か月間もいたのにいきなり外に出されてスカスカ、スースーで寝ろっていうのも無理な話かも。

でも天の邪鬼なわたしは半信半疑。
果して試してみたところ、これが結構効果あったのですよ!
置いても起きずに寝てくれること何回か!
起きちゃうことも勿論あるけど、以前よりはすんなり寝てくれると思うのです。

ただ難点はあらかじめ巻いておかないと下ろしてから巻くのではまた一からになってしまうってとこ。
でも、困っているお母さんがいたら試す価値はあると思います。

「おくるみ 方法」等でググるとやり方などが出てきますよ。