「ママ、元気なさすぎない?」 息子に言われ、
温泉による温活、映画で涙活・・・
思いつくまま、できることはなんでも実行中。
気を抜くと、抜け殻になってしまうので とにかく体を動かす。
卒業式の振替休日。
乱れた心をあらわすかのような部屋を片付ける。
普段 気にもとめないところを掃除していると、
あ!
息子へ買ったバレンタインデーのチョコレートを発見。
息子に見つからぬよう随分前に隠したことを思い出す。
バレンタインデーの夜は、息子とふたり
パパが帰ってくる前にと
大急ぎでガト―ショコラ(ケーキ)を作ることに夢中で・・・
とはいえ、あるまじき失態。
「ごめん。これ、ママから。渡し忘れてたバレンタインデーのチョコレート」
ホワイトデーも過ぎた今頃・・・許して。(ある意味、サプライズ)
それでも 精巧な動物の形をしたチョコレートは、
息子好みだったようで「これ、2,000円?」と嬉しそう。
「気持ちだから 金額は聞かないで」
「1,700円?」 いや、それでもお値段以上。(の大成功)
「俺、最後に何食べると思う?」
「ライオン!」
息子への気持ちをあらわそうと、高額なチョコレートを購入するも
あまり喜んでもらえなかったが(笑)
(違いがわかる男に至っていない息子は) 味より形か。
遅ればせながらあの時の選択が正解だったと思えて 嬉しい。