F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

山下清展に行ってきました

2012年06月13日 23時06分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

ふくやま美術館に、放浪の画家、山下清の展覧会に行ってきました。山下清は大正11年生まれ、昭和46年に49歳で亡くなっています。生誕90年を記念した展覧会でした。想像していたよりはるかに多くの作品が展示されていました。一点、一点見ると想像を絶するような全体の美しさと制作の緻密さ、大局と局所の調和が圧倒的でした。計算ではなく本能で。

残念なことは、使われている色紙が退色し、清の見た原色がなくなってきていることです。有名な「長岡の花火」もです。本物なのですが本物ではない、制作当時の色はどうだったのかと思いながら見ました。

亡父は大正2年生まれ、同じ時代に個人の努力ではどうにもならない激動の時代を苦労しながら生きてきたのだなあと絵とは関係のない思いも感じながら、32歳のとき、アメリカの「Life」で脚光を浴び、その後、華やかな人生を送ったことは幸運だったと思いました。ご本人が言っているようにゴッホが評価されたのは死後のことですから、生きているうちに評価されたのはまさに幸運だったのでしょう。

貼絵、マジックによる点描に共通しているのは、全体の美しさと細部の緻密な工作、理想的な人生も懸命な一日一日の積み重ねの結果と思いました。

いろいろな凡人の考えを圧倒する作品でした。いいものを見ました。

P1040814


世羅町でイベントに参加しました

2012年06月11日 09時44分33秒 | ガラス彫刻

 広島県世羅町は、標高400~600mの世羅台地、世羅高原と呼ばれるところにあります。アメダスの観測値を見ますと三原より2℃から5℃ぐらい涼しく、世羅町に通勤している娘婿によりますと冬季は道が凍結するそうです。台地は花と果物が名物で、ワイナリーもあります。

三原市街から一気に約400mの高低差を駆け上がる県道25号線で久井町経由で行きます。(青線)尾道市御調、世羅町甲山経由(緑線)は峠を3つ越しますが坂道が緩やかで走りやすい道です。今回は行きは緑、帰りは青にしました。yahoo mapでルート探索しますと、緑ルートが49.8キロ、青ルートが51キロでした。

Photo_2

会場は「花工房ばく」(主催)さんとお隣の社会福祉施設の駐車場でした。

P1040805

P1040801_3

初めて出品したキャンドルホルダーも1個売れました。自分でキャンドルを作る人用には、もう少し小さいほうがいいとご教示いただきました。お隣は近所の若奥様グループで楽しそうでした。

P1040799

P1040798_2

人出は多くありませんでしたが、楽しい雰囲気で、それなりの成果がありました。


"H"町 天満神社

2012年06月09日 06時14分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

梅雨入りとともに、しとしとと雨が降っています。

島の中腹、見晴らしと日当たりのいいところに「天満神社」があります。数日前、写真を撮りに行ってきました。

P1040732

P1040733_2

何と書いてあるのか、読めるつもりでしたが分かりません。

P1040734_2

少し石段が傷んでいます。

P1040736_2

狛犬です。

P1040744

P1040743_3

石段を登ると、こじんまりした社殿。宮司は女性だそうです。秋祭りは10月初旬にあるようで、今年は見に行きたいと思います。

P1040737_2

P1040738_2

P1040739_2

P1040741

境内からの眺めです。

P1040742

菅原道真が亡くなった後、平安京で雷などの天変が続き、落雷で大納言の藤原清貫がなくなったことから道真は雷の神である天神と同一視されるようになりました。「天満」の名は道真が死後に贈られた神号「天満(そらみつ)大自在天神」から来たと言われています。(Wiki)

雷、すなわち自然災害の象徴を敬うことにより、村の安全を祈り、災害が来なければ五穀豊穣が望めるということなのでしょうか。

隣の"S"町にも天満神社があり、同じ日に祭りがあるようです。


キャンドルホルダー試作

2012年06月06日 22時00分48秒 | ガラス彫刻

模様を彫って、地がスリガラス状態になっているグラスにキャンドルを灯して入れてみたら感じがよかったので最初からキャンドルホルダーにするグラスを試作しました。

透明なグラスに模様を彫ってさらにスリガラス状態にしてみました。

P1040780

模様が浮き出て見えますが、実際は深さ1mmぐらいに彫っているのです。深く彫るといい感じになります。次に、模様のところをクリアな状態に残し、全体をスリガラス状態にしてみました。

P1040781

食卓ではこれがいいようです。天井からの強い光に慣れていますが、たまにはキャンドルの淡い灯りの下で食事をしてみてはいかがでしょうか。

ワイングラスをキャンドルホルダーにしてみました。

P1040787_2

P1040791

キャンドルの明かりだけでしばらく飲んでみましたがなかなかいいものです。次回出店の時は持っていきましょう。


懐かしくてお気に入りの歌-No.8 「この世の果てまで(The end of the world)」

2012年06月05日 23時42分18秒 | 日記・エッセイ・コラム

誰の歌でいつ頃知ったのか覚えていません。カラオケがはやり始めたころ歌謡曲をあまり知らなかったので困って本をめくっていたら出くわして歌ってみたらそこそこ歌えたので驚いた歌です。

多分、ナンシーシナトラのアルバムで知ったのでしょう。調べると1962年ごろの歌のようです。失恋した大人の歌と思っていましたが誰かをなくした喪失感を歌ったものだということも知りました。

絶叫タイプより、しっとり歌う感じが好きです。

ジュリー・ロンドン。大人を感じます。

カーペンターズ。

スーザン・ボイル。素晴らしい。

Why does the sun go on shining?
Why does the sea rush to shore?
Don't they know it's the end of the world,
'Cause you don't love me any more?

Why do the birds go on singing?
Why do the stars glow above?
Don't they know it's the end of the world.
It ended when I lost your love.

I wake up in the morning and I wonder,
Why everything's the same as it was.
I can't understand. No, I can't understand,
How life goes on the way it does.

Why does my heart go on beating?
Why do these eyes of mine cry?
Don't they know it's the end of the world.
It ended when you said goodbye.

Why does my heart go on beating?
Why do these eyes of mine cry?
Don't they know it's the end of the world.
It ended when you said goodbye.

なぜ太陽はまだ輝いているの
なぜ波は浜辺に打ち寄せるの
知らないのね これが世界の終わりだってことを
あなたがもう愛してくれないから 世界の終わりだってことを

なぜ鳥たちはまだ歌っているの
なぜ星は空で輝いているの
知らないのね これが世界の終わりだってことを
あなたの愛を失ったとき 世界は終わったということを

朝, 目が覚めて思う
なぜすべては前と同じなの
わからない わからない
どうやっていつものように暮らしが続いていくのか

なぜ私の胸はまだだどきどきしたままなの
なぜ私のこの目は泣いているの
知らないのね これが世界の終わりだってことを
あなたが別れを告げたとき これで世界は終わったことを

なぜ私の胸はまだだどきどきしたままなの
なぜ私のこの目は泣いているの
知らないのね これが世界の終わりだってことを
あなたが別れを告げたとき これで世界は終わったことを