2014年3月12日(水)
熊野川河畔の道の駅「奥熊野古道ほんぐう」で爽やかな朝を迎えました。
前日、向かいのスーパーで仕入れていたおにぎりで朝食。
168号線を海岸線に向かって走り、42号線で新宮市から三重県紀宝町に入りました。紀伊=和歌山県のような感覚でいましたが、東紀伊は三重県でした。海岸線に沿って旧道を走り、道の駅「紀宝町ウミガメ公園」に立ち寄りました。
年間数頭から十数頭のウミガメが道路を隔てた砂浜で産卵するようです。
ウミガメふれあいパークという建物があり、オジサン二人で入ってみました。水槽に数頭のウミガメがいて、100円で買ったえさをやるとパクリと飲み込みそのたびに鼻の穴から水を噴きます。
次いで道の駅「パーク七里御浜」へ。中はスーパーか小さなショッピングモールのような感じで、本日の酒盛り用に地の焼酎を購入。
うどん亀さんとの酒盛りのルールは720ml入りのなるべく地の焼酎を手に入れ、なくなったら終了ということで、後を引くような買いだめはしません。
歩道橋で道の向こうの浜に出ました。七里御浜という砂浜(石浜)でした。
見事な丸い石の浜でした。
さらに海岸沿いに北上。桃太郎の岡山出身者には気になる名前の景勝地があったのでお立ち寄り。
隆起と侵食でできた奇岩、若者たちも楽しそうでした。
近くで見ると。
駐車場に水産物直売所があり、マグロ丼の張り紙がありました。時間もちょうどよかったので、即、購入。600円、安い。
漬け丼風で、タレもおいしくめっけものでした。
ここから紀伊長島まで約2時間、坂道とトンネルが続きました。エンジンに比較して車体の重たいキャンカーちゃんは一生懸命走りました。
ようやく、道の駅「紀伊長島マンボウ」に到着。
ここからも一般道は坂道が多く、時間を稼ぐため「伊勢道」で伊勢神宮外宮を目指します。途中で、電車に乗り遅れて道端にいた乙姫様を同乗させ、宇治山田駅まで送りました。
外宮の駐車場に到着。
予想以上に多くの人がいて驚きました。
せんぐう館を見学。入場料は300円でしたが内容は充実しており、大変よく分かりました。
ゆったりした気持ちであるきました。
外宮は豊受大御神(とようけおおみかみ)をお祀りしています。お名前の「うけ」とは食物のことで、食物・穀物を司る神です。
古いほうの社殿。
新しい社殿。
別宮も新たに建て替えられており、こちらは撮影の制限がありませんでした。屋根の線など見事です。
日没が迫ってきましたので、志摩半島のリアス式海岸が一望できる横山展望台へ。
吉村昭氏の「朱の丸御用船」という小説を読んだことがありました。ここは難破船が漂着する地域で、その荷物の隠匿に関する物悲しい小説でした。また、江戸時代、この地域を出港すると伊豆半島、三浦半島まで途中の遠州灘などは避泊できる場所がなく、そこで遭難する船が多かったとも書かれていました。
本日の温泉は、志摩スペイン村のひまわりの湯でした。正面玄関。
お風呂だけ利用の人は外側を回って横から入ります。清潔で広く、昼間であれば見晴らしもよさそうでした。
道の駅「伊勢志摩」で停泊。夕食はインスタントラーメン。地の名物続きでしたが、たまにはこれがおいしい。
本日の酒盛りは地焼酎。「熊野水軍」。天候の悪化が懸念される夜でした。
A:道の駅「奥熊野古道ほんぐう」
B:道の駅「紀宝町ウミガメ公園」
C:道の駅「パーク七里御浜」
D:鬼ヶ城
E:道の駅「紀伊長島マンボウ」
F:伊勢神宮 外宮駐車場
A:伊勢神宮 外宮駐車場
B:横山展望台
C:志摩スペイン村ひまわりの湯
D:道の駅「伊勢志摩」
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