今日はガラス彫刻の新しい作品の下準備と畑の草取りで一日が終わりました。悪い癖なのですが、作業をしているとき、ラジオかテレビが点いていないと寂しいのです。午前中はRCCラジオの「ごぜん様さま」(本日は横山雄二と泉水はる佳)、午後はニュース番組を見ていましたがつまらないので録りだめしておいた「鬼平犯科帳」。丹波哲郎や萬屋錦之介などがありますが「中村吉右衛門」しか見ません。配役が一番好きなのです。特に、彦十の江戸家猫八(2001年に亡くなられるまで続けました。)、おまさの梶芽衣子、粂八の蟹江敬三、木村忠吾の尾美としのりはほかの人が考えられません。2007年ごろ、東京で勤務していたとき、漫画版を購入し、毎晩寝る前に読んでいました。確認すると35冊有り、1冊に4話ありますから140話(仕置の一四〇というようにタイトルが付けられています。)を何度も繰り返し読み、ほとんどストーリーを覚えました。
今日見たのは第7シリーズ第1作「麻生ねずみ坂」などでした。
東京タワーの近くで数年勤務し、昼休みは運動を兼ねていろいろな店に昼食を食べに行きました。その頃、週に一回は行っていた焼き魚定食の店の近くに麻生ねずみ坂がありました。
なんの変哲もない狭い道でした。登って広い道:外苑通りに出るとすぐ前が外交史料館と飯倉公館でした。右に行くとロシア大使館でその裏が会員制の「東京アメリカンクラブ」で何度か食事と飲み会に行きました。
ガラス彫刻を習いに錦糸町の近くに行っていたころ、竪川にかかる二之橋を渡ったところに「軍鶏なべ屋五鉄」の立て看板がありました。架空の店の立て看板です。
鬼平犯科帳に出てくる場所を廻るグループがあるそうですが、F老人も何度か漫画を読んで現場を確認しにいったことがあります。思いのほか、楽しく、納得できる街歩きでした。
手放される際は、高価買い取りさせて下さい。