CAPITAL DIATY ~『資本論』ダイアリー

マルクス『資本論』日記

ただ、たまにヨダレを垂らすことがあるのがね。

2021年02月28日 | Kapital

今日は移動が長く、トータルで3時間近く電車に乗っていたろうか。でも車内は本が読めるいい環境でもあり、長時間でも苦痛は感じない。『資本論』(6)の「費用価値と利潤」のところは昨年読んでから間がないことから割と引っかからずに進んだ。

もちろん、居眠りするのは仕方がない。そんなときは文庫を閉じて眠気に任せて心地よく休む。これが気持ちいいんだね。ただ、たまにヨダレを垂らすことがあるのがね。


あまり頭を使わずに読めるところ。

2021年02月27日 | Kapital

週末は精神的にお休み気分が多くなることもあり、『資本論』も平日のようには読めないのが常。今日は第二巻第二編の資本の回転から。第8章の固定資本と流動資本のところは、理論というよりは用語の分類と意義を説明しているところで、あまり頭を使わずに読めるところ。

まあ、このあたりのところはいいんだよね。やはり第二巻のメインは再生産表式のところ。


いまどこを読んでいるのか迷いそうになるときがある

2021年02月26日 | Kapital

『資本論』をあちこち開いていると、いまどこを読んでいるのか迷いそうになるときがある。とくに最初から順に読み進めるのではなく、第1巻から第3巻を同時に進めていると、余計に混乱しやすいのだ。

そこで、拡大コピーしておいた巻末についている総目次をいつも脇に置いてときどき確認する、ということをしている。全巻の全体構造を常に意識しながら読む、というのは他の勉強にも役立つ。

 


傍線を引っ張ることができないのは難点のど飴

2021年02月25日 | Kapital

主に移動中の電車内で読んでいたローザ・ルクセンブルグの『経済学入門』(岩波文庫)を昨晩自宅でも開いて読み終えたので、今朝は岩波文庫の『資本論』(6)を持って出た。しばらくは電車に揺られながら第三巻を読むことになるな。

通勤時間帯の電車は緊急事態中でも結構混んでいるけど、本が読めるスペースは取れるのは幸い。ただ、立って読んでいると鉛筆で傍線を引っ張ることができないのは難点のど飴だけどね。


ここは何度よんでもしっくりこないところなんだよね。

2021年02月24日 | Kapital

今日は岡崎訳・国民文庫で「商品の呪物性的性格」のところを読み直してみた。表題は「物神性」と訳しているものが多いけど、それはさておき、ここは何度よんでもしっくりこないところなんだよね。

佐々木隆治「マルクス 資本論」にはこんなことが書かれている。

『資本論』全体を季節に理解するには、この二つの問い、すなわちそのような神秘的な性格をもつ商品が「どこから」発生したのか、「なぜ」発生したのかという点を理解することがきわめて重要になります」p.113