CAPITAL DIATY ~『資本論』ダイアリー

マルクス『資本論』日記

国民文庫、残っているのは『資本論』だけで、他はすべて絶版

2021年05月12日 | Kapital

『資本論』はいま第一巻は大月書店の文庫本を読んでいる。この文庫には「国民文庫」という名がついていて、第3分冊は国民文庫25と記されている。この国民文庫、残っているのは『資本論』だけで、他はすべて絶版になって古書店かフリマでしか買えない。

僕の大学時代には生協の書店にたくさんの国民文庫が並んでいて、当時はレーニンの『帝国主義論』や『貧農に訴える』などを買って読んだ。国民文庫はマルクス主義文献の宝庫でもあった。今は昔。