CAPITAL DIATY ~『資本論』ダイアリー

マルクス『資本論』日記

いま経済学部の学生で『資本論』を読む人はどのくらいいるだろうか。

2020年11月26日 | Kapital

大学では第二外国語にドイツ語を選んだ。一般教養課程で2年間学んだあと、少し読めるようになったこともあって、自由選択科目として3年次にもドイツ語を選択した。

専門課程になって敢えて語学を選択する学生は少なく、初めて教室に行くと自分以外に4人しかいなかった。菊池教授を含め、何を読むかみんなで話し始めると、マルクスに興味があったと思われる人が『資本論』がいいと発言した。教授を含め異議は出ず、皆で順番を決めて読んでいくことになった。

原書『Das Kapital』は先生のぶんも含め5冊を彼がまとめて買ってきてくれた。いま経済学部の学生で『資本論』を読む人はどのくらいいるだろうか。