宮脇俊三の「ローカルバスの終点へ」という本をたびたび読んでいます。
この本に出てくるローカルバスの終点は、だいたい何にもないところが多いのですが、山形の肘折温泉という温泉街に行っているエピソードが載っていて、行ってみたいとぼんやり思っていました。
夏休みが取れたので、どこかに行こうと思ったら、とりあえず肘折温泉くらいしか行きたいところが思い浮かびません。
ネットで、宮脇さんの泊った肘折ホテルに3泊予約しました。
もう一冊、たかぎなおこの「愛しのローカルごはん旅」も愛読書なんですが、ここにも山形編として山形市周辺や肘折温泉が出てきます。
そこに出てくるお店やら観光地に行ってみようと思いました。
さらに「ゴリパラ見聞録」#11に出てくる喜多方ラーメンを食べて「温故希林」第1回に出てくる鶴岡に行ってみようと決めました。
8月10日(月)インサイトのカーナビに喜多方のラーメン屋さんの電話番号を入力して出発しました。
いまさらながら、車で旅する時は事前に目的地の電話番号さえメモしておけばいいと気がつきました。
開店時間を気にしながら「ゴリパラ」のラーメン屋さんについてみると朝ラーということで朝7時から開店していたらしく、さっそく店に入り、ゴリさんの頼んだチャーシューメンを食べました。
おいしく食べました。
次は肘折ホテルの電話番号をカーナビに入力しました。
温泉街に入ると本にあったとおり、道がせまいのでした。
ようやくホテルについて、温泉に入りました。
本にあったように、本館と別館(ホテル)に温泉があって、本館の方は入口が男女別で入ってみると混浴でした。
誰もいない温泉に足を入れるとピリピリするのに体を浸けるといいお湯(本の表現のまま)です。
部屋で一休みして散歩しました。
たかぎさんの本にあったダムの滝を見ました。
宮脇さんの本にあった神社の階段を上りました。
赤いビルが肘折ホテルです。
旧郵便局の建物がよいです。
肘折ホテルの本館はこんな感じ。
それから、共同浴場の上の湯に入りました。ホテルで上の湯の無料入浴券をもらいました。
宮脇さんの頃は男湯、女湯がわからなかったようですが、今はちゃんと表示されていました。
お風呂はふつうでした。
ビールを飲んで、夕食を食べて、今度は別館の温泉に入りました。
こちらは男女別で寝湯ができるようになっていました。
本館より新しいのでピリピリは弱いようでした。
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