カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

春のワルツ第12話「愛してる」

2007-07-15 | 春のワルツ

きなり、フィリップに殴られるチェハ、本当に殴られたそうで、とても痛そうです。次回予告では左目が充血していました。

チェハの母チスクに言いたい放題侮辱され、愛という感情も「つまらないこと」と切り捨てられ、ウニョンは深く傷つきます。

このチスクの干渉は、単に母親としての子を思う気持ちなのでしょうか。

チスクがチェハとイナが結ばれることに執着するのは、死んだ本物のチェハが生きていたら、したであろうことを、チスクがかなえようとしているためなのではないでしょうか。

そしてウニョンの存在を全否定することによって、スホという少年の存在も無くしたいと考えているのでしょう。

スホが消えることで、今のチェハは完全なチェハになると感じているのでしょう。

チェハからすれば、スホの記憶を無くすことは、本当の自分を否定することであり、ウニョンといることで、少しでもスホという少年が存在した証明としているのでしょう。

「もう、あやまるのはいやなんです。パク・ウニョンらしくないから。」「彼女を見てるとつらくて、切なくて、恋しい。」夏の香りでもこんなセリフがありました。

立ち去ろうとするウニョンを引きとめて、チェハが「愛してる」というシーンがよいですね。 

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春のワルツ第10話・第11話「愛の深まり」

2007-07-14 | 春のワルツ

日は、春のワルツDVD-BOXVol.Ⅰの付録のメイキングを見ました。

撮影風景でモニターが映っていたのですが、16:9の画面の両側に白い線が引いてあって、その線の中が4:3のスタンダードサイズになっていました。

ということは、ただ単純に4:3の中にメインの写したいものを入れて、ワイド画面の時の両端はおまけみたいなものなんだなーと思いました。

この映像を見るまではワイド画面で映像を撮影してその後で、トリミングして4:3にしているのだと思っていました。

しかし、春のワルツの映像にはとてもこだわっているのがよくわかりました。

そして、いよいよDVD-BOXVol.Ⅱを開けて、第10話を見ました。

このブログはNHKで第10話を見て、感想を書いたのが始まりです。

もう一度、新たに感想を書きます。

チェハとウニョンがCDを買った後、二人の歩くシーンがいいです。

後ろを歩くウニョンが、チェハとの距離がひろがると、ちょこちょこ小走りになって追いつく。でもすぐまた二人の距離はひろがってウニョンが追いかけていく。

とうとう、チェハとウニョンは手をつなぎ一緒に歩いていくのです。

ウニョンは家でミジョンに、チェハへの気持ちを言い当てられます。

同じようにチェハもガム売りの少年カングに、ウニョンへの気持ちが愛だと言い当てられるのです(このシーンは日本版ではカットされています)。

それから、橋の上のシーンになります。

本当にこのシーンは春のワルツベストテンに入るシーンですね。

なぜ、川の音を録音しに来たかというと、その前にウニョンが映画『春の日は過ぎゆく』のようにチェハのCDに春の音を入れたらいいと提案してスタッフが賛成したからなのです(このシーンも日本版ではカットされています)。

橋の上のチェハとウニョンの会話はおしゃれですよね。

この会話でチェハの思いはウニョンに伝わって、二人の間はより親密になりました。

チェハが懺悔するシーンで神父が「人は苦しんで成長します。神様は私たちに手におえない苦しみはお与えになりません。」というセリフがカットされていますが、このセリフこそ、ありとあらゆる韓国ドラマのテーマであり、人生のテーマですよね。

最後にチェハがウニョンを突き放し、置いていこうとしたのに、もどってウニョンを立たせ、キスをする。

この第10話のラストシーンが一番チェハとウニョンの二人が愛を感じ、幸せの頂点にいた時なのかもしれません。

親友も、恋人も、家族もすべて忘れて、ただお互いを感じていた瞬間だったのです。

第11話から、チェハとウニョンの関係に次から次へと障害が現われていきます。

ここからウニョンの笑顔に影が差すことが増えていきます。

フィリップの「家族、母親、父親、ピアノ、そして…。お前はすべて持っている。その中のひとつでいいからおれにくれよ。」というセリフも悲しいし、チェハの「全部、他人のものだと言ったらどうする。」というセリフも悲しいですね。

もしかしたら、フィリップは、チェハにとって本当の自分(スホ)の親友ではなく、虚構のチェハの親友だと無意識に感じているのかもしれません。

チェハが自分を取り戻すためには、ただ一人、彼を認めてくれたソ・ウニョンに出会うしかないのです。

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春のワルツ第9話「スクーターの二人」

2007-07-14 | 春のワルツ

9話で物語がようやく動き出しました。

チェハとウニョンがいつでも一緒にいなければ、お互いわかりあえないし、お互いのいいところを見つけることもできません。

チェハが作曲にいきづまったとき、状況を変化させ、気分転換させたのはウニョンでした。

ウニョンの言葉がチェハを微笑ませたのです。

そのあと、ガム売りの少年に心を開いたのもウニョンと一緒にいて、気分がよかったからかもしれません。

ウニョンがピアノのキーをたたいて、チェハにしかられたシーンで、もしかしたらウニョンもピアノにあこがれがあり、環境さえよければピアニストになりたかったのかもしれないなと感じました。

だから、ピアニストのチェハに惹かれていったのかもしれません。

スクーターに乗って、チェハがウニョンの髪をイナにもらったハンカチで結ぶシーンは、夏の香りのミヌがへウォンの髪をハンカチで結ぶシーンを連想させます。

チェハとウニョンがソウルにもどれなくなって、一緒に一夜を明かさなければならないシーンは、二人の主人公が急接近するために必要なのでしょうね。

冬のソナタの雪山のホテルとか、夏の香りのヒャン島とか。

おじいさんの家でサンゲタンをごちそうになるとき、チェハが差し出した鶏の足を「いいですよー、なーんてうそー」とウニョンが言って食べるところ、本当にかわいいですね。

実にうまい吹き替えだなと感心します。

あと、一緒の部屋で横になって、二人が言い合いになってチェハが部屋を出て行ったあと「なんですって、なによ、いやなやつ」というセリフもいいです。

第7話ですでにウニョンはフィリップと一緒に一夜を過ごしているので、イナにとっては、ウニョンの人間性を疑ってしまうのはしょうがないでしょう。

ウニョンとフィリップが別の部屋に泊まったと知らないイナには、フィリップとチェハの二人を誘惑する女だと思ったでしょうね。

そう思うとイナの怒りも納得できるかな。
 

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春のワルツ第7話・第8話「チェハの笑顔」

2007-07-13 | 春のワルツ

7話は第6話で完全に壊れてしまったチェハとウニョンの関係がほんの少しずつ修復されていく過程が描かれています。

チェハがフィリップの携帯電話に語った「わるかった。だけど、彼女を見るとなぜかつらくなって、いらいらするんだ。」という言葉がさらにウニョンを傷つけてしまいます。

チェハから見ると別にウニョンを否定しているわけでも、嫌っているわけでもなく、本当の気持ちを言っているのですが、ウニョンがその言葉を聞くと意味が変容して、ウニョンを全否定している言葉になるのです。

ウニョンが島に戻り、お母さんに語りかけるシーンは悲しくて、心に響きます。

ウニョンが見る悪夢は、ウニョンの中でいまだ解決していない、消化されていない、浄化されていない心の傷なのです。

ウニョンの中でその心の傷が癒えた時、その悪夢から解き放たれるのです。

チェハの両親が登場してきて、物語はいよいよ動き始めます。

第8話はウニョンの義父が問題を起こし、お金が必要になります。

のり巻き屋でウニョンを助けようとしたチェハにウニョンは「私たち相性、最悪!」と言います。

ウニョンが他人に見られたくない状況のとき、トラブルにまきこまれたときに限ってチェハに出会うからです。

酔ったウニョンがやっとチェハに本音を言えて、二人の関係がだんだんよくなっていって、チェハが笑顔になります。

ところが、チェハの母チスクはいままで見たことがなかった、そんなチェハの笑顔を見て驚くのです。

そしてそんな笑顔にさせたウニョンに怒りと嫉妬を感じるのです。

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春のワルツ第5話・第6話「ソウルでの再会」

2007-07-13 | 春のワルツ

5話に出てくる回想シーンの南大門市場で、スホがウニョンを探すところは、冬のソナタ完全版第18話に出てくる、海辺の市場でチュンサンがユジンを探すシーンを連想させます。

冬のソナタのときはチュンサンがたい焼きを買いに行って、もどってきたら、ユジンがいなくなってしまって、チュンサンがユジンを必死で探しまわるのです。

このときもユジンを見つけたチュンサンが怒りを爆発させて、なぜそんなに怒るのかわからないユジンを悲しませていました。

のり巻き屋から出て行ったチェハの横顔を見て「あれ、あのいやなやつ?」と言いながら、もしかしたらと感じるウニョンでした。

反対にチェハはウニョンが自分の探しているウニョンではなかったのだと失望しているのでした。

第6話はチェハとイナ、ウニョンとフィリップがそれぞれいい関係になりそうだったのに、最後のシーンで2組のカップルが交差することで、それぞれの関係が築けなくなってしまいます。

「みんなはまだ魔法にかかっているのに、私だけ魔法がとけたみたい。」ウニョンのせりふは悲しいです。

韓国に戻ったら、はっきりした身分の差みたいなものがあって、チェハの態度で、二人の間の格差を思い知らされてしまったのです。

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春のワルツ第4話「過去への旅立ち」

2007-07-11 | 春のワルツ

4話はチェハとウニョンのすれ違いのはじまりを暗示しています。

15年ぶりにあったとしても、お互いおもかげぐらい残っているから、相手がだれか気づかないのはおかしい。

という意見もありますが、まさか、15年前の不良少年がオーストリアでピアニストしていることはありえないし、死んだと聞かされていた少女がオーストリアに来ているとは考えられないではありませんか。

それでも、おたがいひかれ合っているのは、お互いに、もしかしたら…と感じているからなのでしょう。

湖畔の宿で、チェハとウニョンが同じ子ども時代の夢を見るのは、二人の魂が共鳴しているからに、ほかなりません。

病院に駆け込む、ウニョンを背負ったスホと、担架で運ばれているチェハの母がすれちがうところは、夏の香りのへウォンとウネ、ミヌとチョンジェを連想させます。

ウニョンを救うため、飛行機の中で、スホがチェハに変わっていくとき、ウニョンの描いたスマイルマークは、スホの腕からにじんで消えていくのです。

オーストリアの冬に、ウニョンと再会したことで、2ヶ月後、チェハは再び韓国にもどることを決意します。

そこは、春の韓国です。

そして、一番輝いていた春のつづきが始まるのです。

止まっていたスホの時間が動き始めるのです。

冬から春へ、外国から韓国へ、チェハからスホヘ変わっていくのです。

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春のワルツ第3話「スホとウニョンの悲しみのはじまり」

2007-07-10 | 春のワルツ

3話は、スホがウニョンに自分の正体を話したことでひびわれた、スホとウニョンの関係が、さらにスホの父がウニョンの母のお金を盗んで逃げたことで、完全に壊れてしまいます。

雨の中、ウニョンがスホと以前あまやどりしたときのことを思い出します。

スホが島でずっと暮らすと言った理由を次から次へ言って、ウニョンが「ほかには?」「ほかには?」とたずねます。

スホが最後に「ああ、それからね、ごはんが大好きなかわいい女の子もいる」ウニョンとスホの心が通じて、スホが素直にほんとうの気持ちを話せた告白シーンでした。

このシーンを韓国語で聞くと「ほかには?」が「ト?」の一言なので、ウニョンが「ト?」「ト?」…と聞いていくのがとてもかわいいです。

イラストのシーンはここです。

スホが自分の目の前から消えてしまうと気づいたウニョンは海の中へスホを追いかけていきます。

流れ着いた島で、ウニョンはスホの腕にスマイルマークを描いてスホを認めてあげます。

スホとウニョンがソウルをさまよい、公園でウニョンが倒れた時、少年少女時代のスホとウニョンの一番輝いていた春は終りを告げたのです。

ウニョンのお母さんは、スホの父に裏切られ、自分自身に失望してしまったため、交通事故にあったのでしょう。

ウニョンの母が死んでしまったことで、第2話のウニョンが海に入って死にそうになったときのように、お母さんがスホに許してあげることができなかったことが、スホに過酷な運命を選択させることになったのでしょうね。

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春のワルツ第2話「一番まぶしかった春」

2007-07-09 | 春のワルツ

のワルツ第2話はスホの少年時代の一番まぶしかった春をスホの視点で描いています。

「あの日…ウニョンと出会えなかったら、そしたら、ぼくの人生はどんなに暗くてさびしいものだったろう」このセリフだけでもう泣けてきます。

母親は無く、父親にも捨てられた少年が、一人の少女によって救われる過程が描かれています。

子どもってとても残酷で、自分がしたことがどうなるかわからなくて、まわりが見えなくて、失敗ばかりしてしまう。

そんなとき、たった一人でも許してくれる人がいてくれれば、なんとか生きていけるんじゃないかと思います。

この第2話は最初見た時はかわいくない子役が延々と出てきてつまらんと感じたのですが、話のつづきを知った今では、なるほどなあと納得しています。

イラストは、父に置き去りにされたスホを呼びに来てくれたウニョンを、追い返したスホが、しばらくして、ひとりぼっちだと思って振り返るとウニョンが待っていたシーンです。

このシーンはドラマ全体を暗示していますね。

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春のワルツ第1話「出会いと再会、再会と出会い」

2007-07-08 | 春のワルツ

のワルツのDVDを買いました。第1話を見たので感想を書きます。

さて、DVDを見てTVと違うところは16:9のワイド画面であることです。

だから風景の拡がりがあるところ、菜の花畑とか、パノラマとかはより美しいです。

第1話で一番好きなのは、ウィーンからザルツブルクへ向かう列車の中でウニョンが窓ガラスにスマイルマークを描くところです。

その瞬間チェハは封印していた子ども時代の記憶がよみがえるのです。

それからウニョンが気になってつい顔を見てしまい、ウニョンは「何?」とチェハに問いかけるのです。

そのときのウニョンが車窓からチェハに視線を移すところでちょっとにっこりするところがいいなあと思うのです。

そこで、ワイド画面だと列車の窓にもウニョンの顔が写っていて、これはちょっと得した気分と思いました。

イラストを追加したので、日付を新しくしました。

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春のワルツ名場面をイラストにしてみます

2007-07-08 | 春のワルツ

のワルツ各話の名場面シーンをイラストにしてみようと思います。タイトルも勝手につけてみます。

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