組長ブログ

法人理事長による日々の適当なひとりごとや、利用されている皆さまのインタビュー記事です。

人とのつながり

2011年04月26日 | 日記

4月17日に開催された「さくらフェスタ2011」は、無事盛況に終わりました。

以前ブログでも御礼を申し上げましたが、ジョイフルのブースでボランティア参加して下さったスタッフ&利用者の皆様、材料をご提供くださった方々、そして募金下さった来場者の皆様にも心より感謝を申し上げます

昨日、実行委員会の反省会が開催され、今回最後の会議がありました。各団体より様々な意見が出され、やはり多かった意見としては「一緒に活動できたことの喜び」でした。

ジョイフルとして、1団体で桜の下でトン汁を売っていても大した売上にはならないでしょう。それに疲れも2倍以上だと思います。でも、一緒にやれる人達がいると売上もそうですが、疲れも減りますね。その分喜びが増加します。

人とのつながりって、本当に素晴らしいなって思います。

会議へ参加していても様々な意見が飛び交って、いろんな意見を言う人がいるなぁと感じることも出来るし、桜が咲いた喜びや売り上げが去年より多かったことへの喜びを共有したり、来場者が若干少なかった残念さも共有することが出来るのは、つながりがあるからだなぁと感謝しました。

今年は、実行委員会の会議に全部参加することが参加要件でした。そういうルールの中で実行してきたのに、会議にほとんど顔を出さなかった団体もあったという報告がありました。市民の有志で一緒に作り上げよう、行政に頼らずに自分たちで出来ることは自立して頑張ろう・活動しようとしていることなのに残念だという意見が出され、確かにそうだなと思います。誰かに頼りきりになり、会議があるから来るようにって誰かからお尻をたたかれないと顔を出さないっていう考え方は残念な事です。

一緒に何かをすることは、正直、面倒です。めんどくさい。会議もめんどくさい。できれば「いいとこどり」したい。というのが人の本音だと思います。私はそうです。

だけど、頑張って参加してみました。だって、文句も言いたいから。来年はもっとこうした方がいい、うちのテントは大きい方がいい、場所はここがいいって言いたい。でも、権利を主張するならそれなりに自分がやらないといけない。

でも、今回再認識できたのは、面倒だけと、やっぱり終えた後の充実感があったなぁって事です。そして、誰かよくわからなかった人の活動内容がちょっと分かったこと。自分の知らなかった世界がちょっと広がった、それはとってもいい事だと思います。

「人とのつながり」には、いろんな「めんどう」がつきものですが、それ以上に得るものがありそうだって事ですね。再認識出来ました。

by 組長