組長ブログ

法人理事長による日々の適当なひとりごとや、利用されている皆さまのインタビュー記事です。

人からの影響

2010年03月25日 | 日記
人との出会いや繋がりって、様々な影響があるんだと、テレビで再認識する機会がありました。
 しかし、現代の社会では人との繋がりを極力避けるような方向に向いている人が多いと言われているようです。飲み会に誘われてもなんとなく行かなかったり、仲のいい友人と会うこともなんとなくおっくうになってしまったり・・・・
 これは、現代社会の大きな課題の一つのようです。
 
 心理学では、現代のように情報が多すぎて処理しきれないような事を「過剰負荷環境」と呼びます。この、過剰負荷環境になっていると、人は多すぎる情報を処理して環境に適応しようとするため、時間を短縮しようとしたり、重要と思われない情報は無視したり、人との接触を避けたりと、現実の世界との距離を置いて身を守る行動をとると言われています。
 都会の人が冷たいとか、人数の多い会社では人との繋がりが薄くなりがちだとか、そういのはすべて過剰負荷環境であるからだと言われています。

 ともあれ、人との接触の機会が減ってしまうというのは、個人にとっては大きな痛手になってしまうのではないかと危惧されます。
 私自身、人との繋がりによって知識を得たり新しい情報を得たり、そして何かのチャンスを得たり、何かの気力が沸いたり・・・といい事がたくさんありました。
 自分の知らなかった世界を知ることや、考え方の違う人との出会いは、しんどい事もあるかもしれませんが、個人を成長させたり、満たされたりする大切な機会です。
 
 見ていたテレビの主人公も、20代後半になって海外へ留学して新しい自分を発見してみると言い出した友人を見て、自分も30歳になる前にやりたい事をやろう!と決心していました。
 自分が何か行動を起こす時、自分の周りにある何かによって触発されることって多いのかもしれません。

by 組長