★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

 ☆ ベートーベン第九 ☆

2005年12月23日 | 音楽

年末になると、
各地で 「ベートーベン第九」 が演奏されるのが恒例である。

私も毎年この演奏会に行っているが、何度聴いても感動する。

今年一年のことをふり返り、
新しい年はもっと良い年に・・・と考えるよい機会になっているかもしれない。

第四楽章のテノールのソロがはじまると、
とても厳粛な気持ちになり感動でいっぱいになる。

そして、いつもベートーベンのエピソードを思い出す。
耳が不自由であったにもかかわらず作り上げた「交響曲第九番」
いわゆる第九の真実かどうかわからないエピソードを・・・。

ベートーベンは、晩年の、この作曲の発表会のとき、
病におかされた耳を必死で傾けていた。
オーケストラの演奏が終わると同時に、
会場は聴衆の感激と興奮で拍手はわれるようだった。
でも耳の不自由なベートーベンは、
舞台の隅のうしろで音楽に心をうばわれ、
そのすさまじい拍手にも気づかなかった。

彼は、至福の時間の中にいたのだろうか・・・     
              
   それは内面からの充足感であり・・・
            
       人間性を生き生きさせるものであり・・・
                  
            強い自由の意識だと思える・・・


美しいものに見惚れ、
心をうばわれて我を忘れてしまう
恍惚の境地に似たものかもしれない・・・ 

 



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