いけいけ!!ボランティアナース

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8月26日の詳細のご報告

2010-09-07 14:09:04 | いけいけ!ボランティアナース
先日の要望書提出の際のレポートを
同行したライターの三村路子さんが書いてくださっています。
ご紹介します。

2010年8月26日(木)
1時30分
衆議院第一別館の待合室に集合。国会議事堂の隣の建物です。
菅原由美開業看護師を育てる会理事長をはじめ、梅沢雅男理事、鈴木洋治理事、日本経済新聞社編集委員・浅川澄一氏、国際福祉医療大学大学院教授・大熊ゆき子氏、抑制廃止研究所代表・田中とも江氏、デイサービス「ひぐらしのいえ」代表・安西順子氏、キャンナス埼玉代表・上田浩美氏、キャンナス湘南・江頭勇氏、そして開業看護師を育てる会から中尾元信次長、亀井恵美子、三村路子、ほかにマスコミ数社らが参加。

民主党参議院議員小川勝也氏の秘書梶原氏に案内いただき、国会議事堂内に移動。途中の通路からは、夏休みを利用して見学に来ている子どもたちの姿が見えました。
赤い絨毯が敷かれた階段を上り、広くて天井が高い廊下に。歴史を感じる建物に緊張しながら、国会衆議院第15控室に入室。

糸川正晃民主党副幹事長と要望書提出参加者の皆さんが名刺交換したのち、要望書を手渡している場面の撮影。
着席し、まず菅原代表が要望書の内容を朗読し、補足説明を行った。

一 少子高齢化が進んでおります。これからも要介護者や障害者等が、安心して在宅で過ごせるよう、訪問看護事業の普及に関する充分な施策を講じていただくこと。
一 訪問看護事業数が充足するための施策として、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)第60条等に規定されている訪問看護事業人員基準である「2.5人」を見直し、1人でも事業所開設が可能な制度改正を施していただくこと。
一 看護師需要が逼迫する中、資格を持ちながら看護現場で業務を行えない、いわゆる「潜在ナース」を有効な在宅医療・介護の担い手として認識し、その活用と再教育について、充分な施策を講じていただくこと。
菅原:問題なのは、訪問看護ステーションがない自治体が5割近くもあるということなのです。そこに住む人たちには訪問看護の手が届いていない。厚生労働省では大規模化しようという話ばかりが出ていますが、訪問看護の手を届けるためには、2.5人いなければ訪問看護ステーションを開けないというのではなく、1人でも開業できるようにして欲しい。最初から2.5人のハードルであると、財政的にも成り立たない。1人から始めて、必要があれば、2人、3人と増やすようにしていただきたいのです。

糸川:そうですね。最初は1人でないとむずかしいというのはその通りだと思います。との返事。

菅原:自宅で開業するというのでもいいのです。介護保険制度が10年たって、まだ訪問看護ステーション設置の目標値である9900の半分しか達成していない。また、厚労省は、もう訪問看護ステーションが増えないということが分かっているのなら方針を変えればいいのに、変えようともしない。実際、2.5人の基準を満たせなくて、つぶれているところもあるのです。
もうみんな基準である2.5人を集めて運営していくことに本当に苦労している。そういう話がいっぱい入ってくる。今日ここに来ている人たちもそう。
一方で、病院からの早期退院、今は報酬上からも病院はすぐに退院させます。厚生労働省も在宅でという方針ですから、「病院から自宅へ帰ってください。」といわれて、ああ、どうしよう、不安だという人がたくさんいるのです。

糸川:「そうですね、本当に何とかしなくてはならない。」との言葉。

菅原:実際に2.5人での開業や運営ができなくても、それでも頼ってくる利用者はいる、困っている人はいるわけです。でも、そのまま続けていたら「基準を満たしていない、不正請求です。」といわれて、報酬返還を迫られて、借金を抱えてやっている訪問看護ステーションもあるのです。
ここにいる埼玉の訪問看護ステーションも本当に大変で、彼女は「ひぐらしのいえ」で鳩山さんも来てくださった……(糸川氏 知っていますといった反応)……彼女のような施設があれば、一人でできるなら、周囲の人たちを見に廻れるんです。でも彼女はいまではボランティア。何もかもをボランティアでというのは、ちょっと違うと思うのです。基準が緩和されれば看取りまでできるのです。彼女のところは9人しか泊まれませんが。
でもこうして地域の素晴らしい人を活用してください。お金、そんなにかからないです。

糸川:笑って、「そうですね。枝野さん、鳩山さんも見学に行かれたと(いう点で考える価値があるといった様子)。たしかに。民主党は政策提言があったらスピーディーに動けるところが民主党ですから動きたい。」という返事。

菅原:厚生労働省よりも、経済産業省や内閣府のほうが関心をもってくれている。千葉でも経産省のプロジェクト、「地域振興ということでの地域人材の活性化」が動くことになっています。

衆議院議員山崎麻耶氏入室。

菅原:経営安定というけれど、大規模化だけではなくて、一人でも、一人からできるようにして欲しいのです。一人ならやりたいという声も、わたしのところには沢山届いている。

糸川:たしかに大規模でいいところもあるでしょうけれど、それではカバーできないところもあることは分かります。山崎先生のお力をいただきながら、進めたい。

山崎:2.5人の件、大臣通知を出すという件、もう一度確認をしましょう。大規模もあるけれど、小さくてもという方向もやることが必要。わたしも実は先日久しぶりにフランスへ行ってきたけれど、HADという地域の医療センターが地方のナース一人一人と契約をして、ネットワークで行動している。

菅原:本当に困っている人たちがいっぱいいるということなのです。看護師の問題というよりも、病院から早く出されてどうしようという方の声を直接聞いている身としては、本当にどうにか出来るようにお願いしたい。

糸川:わかりました。山崎先生はご専門でいらっしゃいますので、よく相談して進めたい。

菅原:あの、わたしせっかちなので一人でも多くの方が一日でも早く!ドクターたちも、訪問看護師が地域にいないと自分たちも動けない、十分な活動が出来なくてどうしようもないと言っています。在宅支援診療所が機能していけないと…

糸川、山崎:わかりました。政策で実行できないといけないことですから。

30分程で要望書の提出と説明、各自からの要請は終了した。

その後、国会内の議員食堂で山崎麻耶衆議院議員を中心に懇談が行われた。


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