毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
緑のにおい
2020-03-11 / 季節
春の初めになると、数年に一度ほどですがポツリと小さな点が肌にできて
そこからどんどん痒みが膨らんで、最初は小さな赤い点だったはずが、痒みと
比例してどんどん拡がっていって・・・という湿疹ができるのですが、
今年がその年だったようで、もう痒くて辛くて肌の惨状とともにこの2~3週間を
過ごしていました。ここにきてようやく峠を越えたようで、痒みも肌もかなり穏や
かになってきたところです。ホッ。
体の中に溜まっていたものの排出現象としての湿疹、というわけなので、西洋医学中心の
皮膚科には行かずに、ただひたすら刺激物や油脂分の多いものを控えて、朝ごはんは
抜く( プチ断食 )か、軽めに して、そのかわり繊維質の多いもの、つまり野菜類とか
豆類、海藻類を摂って、玄米も食べて、良く噛んで・・・・を遂行していました。
水分補給も充分にしたほうが排出を促進するってことで、スープやお茶をたっぷりと。
お茶は、今回は 「 よもぎ茶 」を飲んでいたのですけれど、それがなかなか美味しくて。
薩摩で手摘みされたという無農薬のヨモギを乾燥させたものです。
柔らかな葉と、細いけれどパキッとしている茎が詰め込まれた袋を開ける度に、
よもぎの得も言われぬいい匂いをふわりと吸い込み、ポットにひとつかみ入れて沸か
したお湯を注ぐと、も一度ふわり。蓋をして蒸らして数分後、緑がかった薄茶色の
よもぎ茶をお椀に注いで、湯気とともにさらに芳香がふわり。
緑の野草のにおいですが、干されて日光のひなたくささが加わっている枯れ葉の匂いです。
よもぎは昔から体のお手当によく使われてきた野草ですものね。ほろ苦みもある
よもぎを摘んで、お団子にしたり、雑炊にしたりして春先に食べるのも、冬の間に
溜め込んだ脂肪類などを排出して新しい体にするため、と聞いています。
そのせいか、今回のよもぎ茶は、穏やか~~に私の湿疹排出を手伝ってくれ気が
するのでした。
そして、かゆかゆ!身がよじれそうな痒みに、近江兄弟社のメンターム。
家には常備しているのですが、店にも一つ置いて、時折腕まくりして塗り塗り。
炎症中の肌にメントールとユーカリ油が、スーッとヒンヤリの効果で痒みを中和。
昔ながらの白に緑のメンターム。これがが一番効きましたね。
よもぎの緑 と メンタームの緑。
ふたつの緑のにおいが、私の新しい肌と体の再生を穏やかに助けてくれまして、
まだ雪がたんと残る札幌ですが、新緑の季節は少しずつ近づいている・・・と
トンネルの先の明るい光を感じているところです。
今日の最初の写真は、緑の草むらの柄のランチョンマット、そして器。
イメージは、一人暮らしを始める男の子への贈りもの、もしくはご本人におすすめ
したい基本セット、というものです。これだけあれば、まずは自炊して気分良く
一人ごはんを楽しめると思いますよ!
ランチョンマット
綿麻35x50cm/1000yen
プレート
磁器20cm/1980yen
佐藤清美作スープボウル
陶器16cm/2000yen
マグカップ
磁器320ml/1100yen
木製スプーン
サオ材/610yen
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