緑のにおい


春の初めになると、数年に一度ほどですがポツリと小さな点が肌にできて

そこからどんどん痒みが膨らんで、最初は小さな赤い点だったはずが、痒みと

比例してどんどん拡がっていって・・・という湿疹ができるのですが、

今年がその年だったようで、もう痒くて辛くて肌の惨状とともにこの2~3週間を

過ごしていました。ここにきてようやく峠を越えたようで、痒みも肌もかなり穏や

かになってきたところです。ホッ。

体の中に溜まっていたものの排出現象としての湿疹、というわけなので、西洋医学中心の

皮膚科には行かずに、ただひたすら刺激物や油脂分の多いものを控えて、朝ごはんは

抜く( プチ断食 )か、軽めに して、そのかわり繊維質の多いもの、つまり野菜類とか

豆類、海藻類を摂って、玄米も食べて、良く噛んで・・・・を遂行していました。

水分補給も充分にしたほうが排出を促進するってことで、スープやお茶をたっぷりと。

お茶は、今回は 「 よもぎ茶 」を飲んでいたのですけれど、それがなかなか美味しくて。

薩摩で手摘みされたという無農薬のヨモギを乾燥させたものです。

柔らかな葉と、細いけれどパキッとしている茎が詰め込まれた袋を開ける度に、

よもぎの得も言われぬいい匂いをふわりと吸い込み、ポットにひとつかみ入れて沸か

したお湯を注ぐと、も一度ふわり。蓋をして蒸らして数分後、緑がかった薄茶色の

よもぎ茶をお椀に注いで、湯気とともにさらに芳香がふわり。

緑の野草のにおいですが、干されて日光のひなたくささが加わっている枯れ葉の匂いです。

よもぎは昔から体のお手当によく使われてきた野草ですものね。ほろ苦みもある

よもぎを摘んで、お団子にしたり、雑炊にしたりして春先に食べるのも、冬の間に

溜め込んだ脂肪類などを排出して新しい体にするため、と聞いています。

そのせいか、今回のよもぎ茶は、穏やか~~に私の湿疹排出を手伝ってくれ気が

するのでした。

そして、かゆかゆ!身がよじれそうな痒みに、近江兄弟社のメンターム。

家には常備しているのですが、店にも一つ置いて、時折腕まくりして塗り塗り。

炎症中の肌にメントールとユーカリ油が、スーッとヒンヤリの効果で痒みを中和。

昔ながらの白に緑のメンターム。これがが一番効きましたね。



よもぎの緑 と メンタームの緑。

ふたつの緑のにおいが、私の新しい肌と体の再生を穏やかに助けてくれまして、

まだ雪がたんと残る札幌ですが、新緑の季節は少しずつ近づいている・・・と

トンネルの先の明るい光を感じているところです。




今日の最初の写真は、緑の草むらの柄のランチョンマット、そして器。

イメージは、一人暮らしを始める男の子への贈りもの、もしくはご本人におすすめ

したい基本セット、というものです。これだけあれば、まずは自炊して気分良く

一人ごはんを楽しめると思いますよ!


ランチョンマット
綿麻35x50cm/1000yen

プレート
磁器20cm/1980yen

佐藤清美作スープボウル
陶器16cm/2000yen

マグカップ
磁器320ml/1100yen

木製スプーン
サオ材/610yen













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