毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
1月20日 月曜日、大寒。
1月20日 月曜日、まさに 「 大寒 」 の夜でしたね。
きりきりと引き締まる夜の冷気の中、
パスキューアイランド 新年ジャズライブは、ご参加いただいたお客様と、サックス、ウ
ッドベースの活きの良い音とフレーズとで、程よい熱気と音楽ならではのバイブレーショ
ンが相まった素晴らしいひと時となりました。
昨夜の演奏曲は、
□ BUT NOT FOR ME
□ WHEN YOU SMILING
□ STARDUST
□ EQUINOX
□ ST.JAMES INFIARMARY
□ WHERE OR WHEN ( ENCORE )
以上、6曲でした。
上から3曲はジャズのスタンダードで人気のある曲なので、もしかしたらご存知の方も
多かったかもしれません。
4曲目の 『 EQUINOX 』( エクイノックス ) は、J.COLTRANE の曲で、コルトレーン
も 『 COLTRANE'S SOUND 』 というアルバムでの録音以外には残していないかもしれな
い、まあ知られざる地味な1曲。
4曲目の 『 ST.JAMES INFIARMARY 』 。
なんともいえない哀愁と懐かしさに満ちたメロディの曲は、1929年に JOE PRIMROSE
の作詞・作曲。印象に残った方もいらっしゃるかもしれませんね、歌詞を記します。
I went down to saint james infirmary
Heard my baby groan
I felt so broken hearted, she used be my own.
I tried to keep from cryin' my heart felt just like lead,
She was all I had to live for,
I wished that it was me instead.
セントジェイムズ病院へ行ったんだ
俺の女が 唸ってるって聞いたからさ
俺はもうボロボロだ 彼女は俺の女だったんだぜ
なんとか泣かないようにしたけれど 俺の気持ちは鉛みたいだった
彼女はかつて俺の全てだったのさ
できるんだったら 俺が代わってやりたいよ
「 セントジジェームズ病院 」 というのは、麻薬や酒の中毒患者の更生病院なのだそう
です。どうりで、辛い、暗い、憂いの濃い旋律、そして歌詞の内容・・・納得ですね。
でも、なぜか心かきむしるような不思議な魅力にも満ちていて。
こんな寒い夜、お忙しい中ご参加くださった皆さま、本当ににありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
毎日、いろいろな事が起こり、いろいろな状況に絡め取られてしまいそうになりますが、
ちょっと抜け出て、ひととき日常とは全く違う空間と時間に身を置いてみることで、
何かが軽くなったり、リフレッシュできたり、ほっと一息つけたりするものです。
ジャズ演奏というちょっとした ” 非・日常 ” を、これからもご用意してみたいと
思っています。ちょっと肩がこってきたなあ、なんていう時は、ぜひお気軽にパスキュー
アイランドのジャズライブへどうぞお越し下さい。
お待ちしております。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )