ハロウィーン ☆ 2012



去年、生まれて初めてカボチャ大王のランタンをこしらえてみたのです。

今でも覚えています。ナイフを持つ手に 「 ザクリ、ザクリッ 」 という飾り南瓜のやわ

らかな実を差し貫いて進んでいく時の感触を。

もっと固くて切り込みにくいという想像をしていましたが、全然問題ナシ、とっても

スムースに進みました。

ペンで描いておいた大王のお顔をザクザクと彫っていき、カットした頭頂から手を入れて

カボチャの中身をえぐり出します。ちょっと冷たくてヌルヌルしていて、

ヒョホーッ!!

おもしろーーーい!! もう、どんどん行ってしまいます。

三角のおめめをくり抜いて、うわーー、出来ちゃったっ! カボチャ大王誕生じゃーっ!

以上は、息子を保育園に連れて行ったそのあとにやっておき。

さて夕方、息子を保育園に迎にゆき、家に着いて、待っていたカボチャ大王を見て

ふたりしてワクワク。


「 まーちゃん、ホントに光るの? 」

「 どうやってロウソクつけるの? 」

「 カボチャ大王ってほんとに来るの? ホントにいるの? 」

「 これ、終わったら食べるの? 」

「 オバケ来るの? 今日来るの? お菓子くれるの? 」

「 まーちゃんが作ったの? 」

「 ボク火をつけたい 」

e.t.c. e.t.c. e.t.c.・・・・・・・


質問&しゃべくり攻めを収めつつかわしつつ、とーしゃんの帰るのを待つ。

夜もとっぷりと暮れ、空は真っ暗、ハロウィーンだぞー!

夫が帰り、いよいよランタンにロウソクを立て、いざ点火( ← 夫が。危ないからね)!

一同、「 ウッワアアーーーーーッ!! スッッゴーーーイッ!!! 」

「 うわっはっはっはっはーー 」 と、闇の彼方から響いているかのような不気味な不敵

な笑い声が聞こえてきそうな、カボチャ大王の最高の現れ方!!

果肉の黄色が炎に輝き、ぽかりと空いたうつろだった目に魔力が宿った瞬間!

なんという素晴らしい闇と光のショーなのでしょう!

「 とーしゃんっ!! 写真っ! 写真っ!! 」

大急ぎで撮ってもらいました。

始まりは、通りがかりに出会ったカボチャ。 まあ、試しに今年は買ってみるか、という

気軽なキッカケでした。ペンでお顔を描いて、間近にナイフで彫ってみて。

そうして、キャンドルを灯してみた。

なんだか、大変な準備・・・と勝手に想像していたハロウィーンのカボチャ大王ランタン

だったのですが、気抜けするほど簡単に出来上がり、そして、想像し得なかったくらい

美しく、感動的な光景を見せてくれたのでした。

まだやったことのない方、もう今年は是非に!!

私は作りますよ、今年も、絶対!

クリスマス同様、外国の神聖な宗教行事ですが、季節の楽しみとして、こだわりを横に

置いておいて楽しんでみる価値、十分です。

なんたって、この私が、そう実感! ですもの。




この暗い中で手ブレ無しの写真の仕上がり、さすが・・・。






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